はじめてのノートをひらくとき

 どんなノートでも、1頁目ってどうしてこんなにしゃんとして、わくわくで、清潔で、上等な気持ちになるんだろう。不思議だ。

 初めまして。だる・もあと名乗っています。
 ペンネームの由来は、私の愛するボトラーズウイスキー「maltman」のdalmore。もう、見かけなくなってしまった思い出のボトル。
 この通り、ウイスキーが好きで、というか、お酒なら何でも好きで、お酒が飲める場所も好きで、子どもができる前は一人で、あるいは、夫とよく飲みに出かけていた。
 2歳8ヶ月のおしゃべり怪獣な長女と、お目目ぱっちり、よく飲みよく寝る4ヶ月の次男の育児に手一杯の日々を過ごしている。とてもお酒が楽しめる状況ではないが、いつかまた楽しめる日が来るのを心待ちにしているところである。
 仕事は、公立中学校で国語教諭をしている。長女の妊娠7ヶ月で切迫早産の診断が下り、予定よりひと月ほど早い産休に入ってからこの方、二人目妊娠も育休中だったので、延長して育休取得中だ。ブランクがありすぎて、復帰できるか非常に不安なこの頃。あと2年あるので、少しずつ仕事脳に戻していきたい。

 家族の話が出たので、私の家族について少し。
 夫と私は同い年で、彼は隣県に勤める会社員。出会いのきっかけは、バー。彼もまた、無類の酒好きなのだった。一番好きなものがウイスキーというところも同じで馬が合い、その後、いろいろとありつつも、お付き合いを始めた。お互い、年齢や大事にするものも似ていて、初めから結婚を見据えての交際だったので、1年を経て婚約、翌年3月入籍と事が運んだ。
 そして、その年の8月頃に妊娠したことがわかり、翌年4月に第一子長女を出産。1年半ほど経て二人目を考え始めて妊活(ゆるいタイミング法)、その年の年末に妊娠し、翌年8月に第二子長男を出産した。1人目は経膣分娩、2人目は、胎盤の位置が低い低置胎盤の診断により予定帝王切開分娩だった。
 ところが、二人目を産んだことで、私の人生は随分と様変わりした。まずは、その辺りの出来事から書き始めていきたい。

 私のnoteは、私自身の「そのときに」認めておきたいことを書いていくつもりだ。みせる日記である。私の文章は、親によく「小難しい」と煙たがられる。たしかに。重い。自覚はある。でも、この感じがいいのだ。自分の中身を余すことなく伝えたいとき、こういう書き方がしっくり来る。だけど、わかりにくいと、伝えたいと思って書いたものがうまくいかないかもしれない。書くことを積み重ねて、ちょうどいい伝え方を探していけたら嬉しい。
 私の経験やものの見方が、もしかしたら、誰かの支えや救いになるかもしれない。そんな、実は結構おこがましい気持ちでいたりなんかして。

 いろいろな私を文字にしていきたい。
 これからよろしく、noteさん。

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