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【Vol.19】個人インタビュー・うるぽろ

こんにちは
DRAW A LOT Collegeです!

DRAW A LOT Collegeはクリエイティブの仕事だけで、まだ生活ができていないクリエイターさんに『クリエイティブで飯を食う』きっかけを提供すべく生まれたプロジェクトです。
(詳しくはこちら

Season2は9名のクリエイターがカレッジ生として半年間互いに切磋琢磨していきます。今回はそんなカレッジ生へ個人インタビューを決行!

今回のインタビューに回答してくれたのは うるぽろさん です!


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うるぽろ
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お絵かき歴32年、2021年2月に起業したばかりのフリーランスイラストレーター。着物系YouTuberとしても活動中。
自分がどのようにキャリアアップしていけるのか、この機会を通して学んでいきたいと思っている。


■DRAW A LOT College Season2に参加した理由は?

・DRAW A LOT College Season2に応募したきっかけなど、教えてください。

(うるぽろさん)
DRAW A LOT Collegeホームページの『クリエイティブで飯を食う』という文字を見て、「これや!」と思いました。応募したきっかけは、リミッツを勝ち抜いたカレッジ生が東京の大きい舞台へ行けると知って、その2人に選ばれたいなと思ったからです。もう学生でもないし、家族もいるし、今から専門的に学ぶのは難しいと思っていた中で、自分の体を出すだけで学べる機会がもらえることはありがたいなと思いました。

私が絵を本格的に頑張りたいなと思い始めたのは子どもを妊娠してからで、それまでは世間に流されて「こうあるべきだ」みたいな道を一生懸命にやっていました。周りから求められているから自分が本当にやりたいわけじゃないけれど一生懸命仕事をする、みたいな。やりたいことがあっても「これがしたい」と言えなかったのです。でも、妊娠したときに「自分だけの時間ってもう終わるんだ」と感じて、「じゃあ私の人生ってもう終わりなのかな」と考えたときに、「いや、終わりじゃない!」と思ったのです。好きなことを今からでも始めたってよいということを子どもに教えてもらったので、絵を一生懸命練習するようになりました。これからは自分がこうしたいと思った方向へちゃんと進もうということをモットーに今日を楽しもうと思って生きています。


■キャリアビジョンは?

・事前資料では「ファッション雑誌の挿絵、書籍の表紙、ファッションコーデブックを出す、コスメのパッケージデザイン、CDジャケットイラスト、絵師100人展に出る」などと伺っていますが、詳しく聞かせてください。

(うるぽろさん)
自分自身がどういう方向に進むのが一番よいのか、自分の絵柄や得意分野がどこのステージに合っているのかということがまだイメージしきれていないのです。今まで絵を描いてきて試行錯誤を繰り返してきた中で、(自分に向いているのは)「キャラクターイラストじゃないな」とは思っています。アート的なものよりは、商品の販促イラストなどのような情報を伝えるための商業系のイラストのほうが向いているのではないかと考えています。
その分野の一つとしての雑誌の挿絵や書籍の表紙に関しては、まず雑誌が好きで毎月買って読んでいるということもあって、イラストが活用される分野で自分が現状知っている分野がこれしかないというのがあります。まだ視野が狭くて、他にどんな仕事がイラストレーターとしてあるのかわかっていないなと思うのですが、直近ではこの分野を目指していけたらなと考えています。

絵師100人展は「神絵師」と呼ばれるような人たちに憧れて絵を練習し始めたので、大きな夢として持っています。(実際にこのイベントへ)行ったことはないけれど、大きい舞台で100人の内の1人に選ばれたら「生きていてよかったな」「絵描いていてよかったな」と思えるのかなと思って。すぐには叶えられないけれど、10年後など長いスパンで見て、イラストの仕事をやりながらこちらも目指していきたいと思っている大きな夢です。

直近はお金を稼がないと前に進めないのかなと思っています。アート的な志向の方なら「生活は全部捨てて、描いて描いて!」という方法もあるかと思いますが、私には家族がいるので。DRAW A LOT Collegeには、人にはなかなか聞けない「お金の稼ぎ方」などを学ぶ機会として力を貸していただきたいなと思っています。仕事としてお金をしっかり稼いで、かつ自分の持つ大きな夢も叶えられるように活動していきたいです。


■セールスポイントは?

・作品やうるぽろさんご自身のセールスポイントを教えてください。

(うるぽろさん)
社会人経験が長く、大学を卒業してからずっと通信販売会社のwebデザイナーをしていました。期限に合わせてページを完成させてweb上で物を売るということをひたすらしていたので、納期に間に合わせるという面では手が早いと思います。スケジュール管理の能力はそこそこついているのではないかな、と。

もう1つ。この商品、という物体があったとして、その物体を細部のデザインや色まで正確に描くことができます。細かく描くことが得意なので、「この商品の販促イラストが必要」となったときに実物と全然違うイラストになってしまう、ということはないかなと思います。

・うるぽろさんは2021年2月に起業なさって、フリーランスになられましたよね。フリーランスのイラストレーターのとしての強みはありますか?

(うるぽろさん)
私は結婚していて、家族の収入もあって、それで一家の生活は一応成り立っているのですよね。だから、今すぐ絶対に稼がなきゃいけないというわけではない。そして、家事・育児をして余った時間をイラストレーターとしての時間に充てることができるので、かなり自由度は高いと思っています。
フリーランスだからこそ、「今、これに集中する」という優先順位を自由に決められますね。

・うるぽろさんと言えば、外せないのは「着物」だと思いますが、着物のイラストとお仕事についてはどうお考えですか?

(うるぽろさん)
着物のイラストを描くのは楽しいけれど、着物というジャンルはとても狭いのですよね。その点で非常に難しさを感じています。もう着物というジャンルを外してしまうか。でも、外してしまったら私の特技がなくなってしまう……。難しいです。
実はすでに着物雑誌に営業をかけてみたこともあったのですが、全然だめでした。そもそも着物雑誌自体も数が少なくて、おそらく今売り出されているもので10冊もない。そのうちの1冊がこの対応であるのを見ると、きっと他もだめなのだろうと思いました。そのときにやり方を変えなければならないと考えました。着物業界の人脈作りなど、外堀を固めていく作業が必要だな、と。それもなかなかどう進めていったらよいかわからないのですが……。とても困っている状態です。笑

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(画像:うるぽろさんのウェブサイトより)


■リミッツの意気込みは?

・DRAW A LOT College Season2に応募したきっかけにもなったというリミッツですが、意気込みはいかがですか?

(うるぽろさん)
20分で描けと言われたらそこそこ描けるけれど、リミッツはストーリーありきなのでそこが意外と難しいなと思っています。思いのほかできなくて。笑 トータル的な意味でリミッツでは絵の表現が問われるなと思います。お題のワードをどう解釈するのか、それをどう描くのか、どう見せるのか。それが観客にわかりやすく伝わらないとリミッツは成立しない。
人が見て「面白かった」と思ってもらえるようにしなくてはならないというところがやってみてわかる難しさとしてあります。絶対最後の2人に選ばれるぞ! と思って参加したけれど、すこし不安になってきました。笑

今まで商業的な絵をたくさん描いてきたので、アートな世界であるリミッツでの戦い方はまだ確立しきれていないのですが、他のカレッジ生の皆さんがどういうように表現するのかを見てみたいなと思っています。


■一番気になっているカレッジ生は?

・まだSeason2が始まって間もないので、難しい質問かもしれませんが……

(うるぽろさん)
まだ始まったばかりで皆さんとあまりお話できていないので、難しいですね。ただ、FF00FF-inkさんは私と真逆になるのかなと思いました。
FF00FF-inkさんは作品に対する熱量がとてもある、アートな方。逆に私は作品というよりも、お金稼ぎたいという。笑 私は(自分のイラストを)「自分と仕事」というように一歩下がって見るところがあるので。自分と真逆だなという面で、かなり興味はあります。

まだ皆さんのプロフィールやSNSを見た程度の情報なので、皆さんの中身はわかっていない状態なのですが。でも、是非この機会に皆さんと仲良くなって、好きなことで集まった人たち、同じものを目指している人たちとして、横の繋がりができてよい仲間やライバルになれたらよいなと思いますね。


♢♢♢


以上、うるぽろさんへのインタビューでした!
今後もカレッジ生の個人インタビューは続いていきます。
次のインタビューには誰が登場するのか……!?

次回はコネクテッドインク コンペティション編をレポートする予定です。


次回もお楽しみに!



By. DRAW A LOT College


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