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【国内旅行記】ぼっちで三重に行ったなら。


昨年10月、国家試験が終わって開放感に駆られた私。
寝ずにノリと勢いでホテルと夜行バスを予約して、忍者博物館に行くために2泊3日で三重に行ってきました。


1日目は伊賀市を観光。

ええ、ええ、数々の友人に言われましたよ。「なんで伊賀」と。

司馬遼太郎の『梟の城』をサラサラ〜と読んで、仁王をプレイして服部半蔵ああ〜〜カックイイ〜〜となった者の末路です。


もちろん忍者博物館1人で回ってる人なんてだ〜れも居ませんでした。

しかも1人で忍者ショー観て、手裏剣投げてる人も!!いない!いない!いない!

もし読んでくださってる中で伊賀派の方いらっしゃったら私と熱く語りましょうね。もちろん甲賀贔屓も歓迎ですよ…


同日松尾芭蕉に縁ある地ということで、色々見学。

紀行文の研究はまたしたいな。


おやつに"西町やかかん"さんのドーナツを食べました。
バックパック背負ってたくさん歩いたので、甘いものでエナジーチャージ。


ホテルから夕日を眺めて1日目は終了。



2泊目は伊勢市観光。

無人駅、無人駅、無人駅祭り。

ボーッと草原眺めて、本を読みながらJRを待ち、アコヤ真珠を取り出す体験をしに行きました。

素敵な真珠のネックレスができました。貝によってやはり粒の大きさもランダムだそうで…大きくて綺麗な真珠で嬉しいです。

ぼっちで来てたもんだから、お店のお母さんがとても良くしてくださり、ご近所の松阪牛がいただけるお店を紹介してもらいました。

ランチだったのでリーズナブルでお財布に優しく、しっかり肉が舌で溶けました。未だかつて無いほど、いただきますが沁みる。


しっかりちゃっかりお伊勢参りも。

内宮も外宮もひたすらに聖域感がすごくて前を歩く人の参拝マナーを齧りながらウロウロしました。

本当にどうでもいいんですけど、五十鈴川って初見で読める人いるんか?と思うんですよね。

外宮内宮を参拝後はおかげ横丁でお酒を飲んで、赤福食べてニコニコしながら電車爆睡して四日市市に帰りました。




3日目は四日市市観光。
土砂降りの雨の中ノープランでウロウロ。


朝と昼飯を兼ねて古民家カフェでボーッとしてから、じばさん三重という所で名産品を爆買いしました。

萬古焼買って帰ろうかめっっちゃくちゃ悩んだんですけど、道中で割る未来しか見えなかったので泣く泣く諦めました。

勇気を振り絞って買えばよかったですね。後悔!次は郵送を使ってでも買う!!

お土産を買った後は四日市市博物館をウロウロ。

雨だったこともあり、ホントに私一人しか博物館内に人が居らず、少し怖かったです。

時間が有り余っていたので、解説をひたすらに読みくり、四日市喘息や工場のことを学びました。

そこでだみちゃんは気づく、「あっ、工場夜景みて旅を締めくくろう!」と。

この夜景を見るための道のりがハチャメチャに大変でした。

大雨の中、無人駅で電車を待ち、3キロほど歩いて展望台に向かい、展望台で日没を待つ。

高そうなカメラを持ったおじさんたちと仲良くなって、ずっと喋っていたのであっという間だったのが幸いでした。

工場夜景も本当に綺麗で、雨だったこともあり水蒸気も光っていて、とても幻想的でした。

さあ、四日市に戻るぞ!でも街灯無し!!3キロ!大雨!無人駅!!頼みの綱はiPhoneの灯とマップのみ!

こりゃワンチャンタクシーだなと思いましたが、しっかり電車に乗って帰りました。

夕飯は四日市市でなんとなくハンバーグを食べて夜行バスに乗り込み、スヤスヤ眠って目が覚めたら新宿でした。1人は気ままでいいですね。

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