2019/6/21 03:43

二つ下の後輩が呟く文字がとても魅力的に見えた。一心不乱な生活の中でも、未だ拭い去れない後悔と、それを一身に受けた葛藤が伝わってくる。淡々とした文字で、確かに叫んでいる。人として、形成されて行っている。

それを見て、かっこいいと思ったのかもしれない。でもこれはそんな綺麗な感情じゃないと考える。

俺は、その過程が見たかっただけなのだろう。
人の生を、物語のような、自分から遠いところに切り離して見ている。
コンテンツとして消費している。自分本位だ。

それじゃきっとダメだ。他の人たちも生きて考えているのだから、それを踏まえて生きていくべきだ。そこに大きな意識の断絶があって、それを乗り越えなければならないんだ。
もどかしいけれども、届きそうなそこを目指して、深く考える。