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週報8月③


リッピングしたもの

Vinyl

  • Exuma - Snake(1972)

バハマの音楽家、Tony McKayことExumaの1972年のアルバム。トロピカル・アフリカンなアモンデュールと言っても過言ではなさそうな、カーニバル、カリプソ、ジャンカヌー(バハマの音楽とのこと)などをごった煮にした祝祭系(狂宴?)フリーク・フォーク。これ以前の2枚のほうが評価高そうだったけどこっちがたまたま手に入ったので。インパクト強すぎる初期作品群のアルバムアートは自身の手によるもの。

  • Bobby Womack - The Last Soul Man(1987)

アメリカのシンガーソングライター、ソウルシンガー、ギタリストの87年作。個人的にはDamon Albarnがプロデュースした2012年作(遺作)の印象が強い。XL Recordingsから若手にプロデュースされたアルバムを出す繋がりではGil Scott-Heronを思い出す。あちらはJamie XXのプロデュース。多分70年代ぐらいのが評価高そうですが、このアルバムは80'sなシンセが良い感じ。泣きもある。

  • Cultural Noise - Aphorisms Insane(1980)

オーストリアのシンセ・トリオ。その編成はTangerine Dreamとかを想起させて音もわりとそんな感じで、ギターやメロトロンが入るとこなんかもそれっぽさがある。Tangerine Dreamよりスペース・エイジっぽい不安感がある。

  • Allyn Ferguson - Pictures At An Exhibition Framed In Jazz(1963)

初代のTV映画『チャーリーズ・エンジェル』、1984年の映画『デューン/砂の惑星』のTOTOによるサントラに指揮、オーケストレーションとして参加したのが有名らしいコンポーザー/アレンジャーの作品。ムソルグスキー『展覧会の絵』を元にしたビッグバンド・ジャズ作品。『展覧会の絵』と言えばプログレおじさん的にはEL&Pのやつを思い出しますが、そういったクラシック名作のコンバートはジャズでも行われてきたんだなあという。

GAME

サントラが出てない。あっても高い。買えないシリーズ

  • キョロちゃんのプリクラ大作戦 - トミー(1999,PS,山崎憲司)

1999年にトミーから発売されたプレイステーション用アクションゲーム。PSのレアなプレミアゲーのひとつで、メルカリ調べで8000円ぐらい。ゲームプレイと一部のBGMがヨッシーアイランド(SFC)に似てるというのが突っ込みどころのゲームですが、そこそこ作り込んであって面白そうです。音楽もPS1時代を感じさせる良いサントラで誰なんだろ、と思って調べたら『ザ・心理ゲーム2』(SFC)でサイケなBGMを作っていた方のようです。

キョロちゃんのBGM、まあ大体尖った90年代の電子音楽っぽくて良いのですが、雪原のBGMがチルい感じで良いです(上記のプレイ動画中には出てこないですが、これの12:00~あたりとかで聴けます)。あとこれキョロちゃんの鳴き声がちょいちょいゲーム中に入るのですが、これになんかダビーなディレイがかかっていて、これがBGMと混ざっていい感じになるんですよね、おサイケに。


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