小説*④

中性的な顔立ちでよく女の子に間違えられる事のせいで過去にトラウマがあるが、

そのトラウマを受け入れて親しくしてくれている人物が橘修一と

犬飼蓮司だ。

呼ばれていたので、はーいとリビングに向かうと、

犬飼刑事と橘が睨み合っていた。

「二人ともどうされたのですか?」

と聞くと、橘が

「あーやっと、とらちゃん来たー!このおじさんうるさくてさ、

俺は気持ちよく寝ていたのに、起こされるし」と不機嫌そうに

むすっとした顔をしていた。

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