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聞いて、聞こえて、聞かないで

最後まで素直になれないわたしの姿を
つつじの花はそっと見つめる
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4月26日(金)
今日は学校で大泣きした。
しっかりできない自分と悔しさ、自分のことを他人がどう思っているのか分からない怖さ、これからどうしたらいいのかという不安。

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実を言うとわたしは就労移行支援事業所というところに通っている。
ここは精神障害者や発達障害、その他の疾患がある方を受け入れ、就労に向けて支援してくれる場所だ。
まだまだ、就労移行支援というところがあることを知らない人は多いと思う。
だからわたしはいつも『学校』と呼んでいる。

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職員の方は厳しくも少しずつ答えを導き出せるような言葉をくれる。
それでもやっぱりわたしは他人が怖い。
いや、他人が怖いというより等身大の自分を見せるのが怖いのだと思う。
過去の出来事から、等身大の自分を見せても否定される、怠けていると思われる。そう考えてしまう。
思考の癖はなかなか治すことは難しい。
それでもわたしは、
生活を続けなくてはいけない。
社会に溶け込んでいかなくてはいけない。
生きていかなくてはいけない。
わたしはたくさんの人たちに支えられている。
病院の人、就労移行支援の人、友人、本屋さん、もっともっとたくさんのわたしの大切な人たち。
いつか、いつの日か、わたしは支えてくれる人たちに恩返しがしたい。
いつか、いつの日か、わたしは胸を張って「今が一番幸せです」と言いたい。

今日、就労移行支援事業所からいなくなる職員さんがいた。
わたしはいつか、その職員さんに泣かずに、直接、わたしの言葉で、「あなたのこと信頼していました、今でも」と伝えたい。

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