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「福利くん」についてのみじかいおはなし

株式会社PORME COOの里正と申します。よろしくお願いいたします。

はじめに

この度、若い世代の社員向け福利厚生サービス「福利くん」のβ版をリリースした。

「初心忘るべからず」という世阿弥の格言があるが、この初心とは初めの頃の志ではなく、自分の芸の未熟さを指していたらしい。決して奢らず、自分の未熟さを忘れずにその道を極めていかねばならない、という世阿弥からの重いメッセージだ。

そんな格言を思い出しながら、自分の未熟さを忘れないように今の自分の思いの丈を書き記したい。
サービスの具体的な内容に関しては pr timesさんのプレスリリースやランディングページを見ていただければと思う。
プレスリリースはこちら
ランディングページはこちら

高校→大学→会社...?

このβ版リリースを機に弊社のCEO小畑もnoteを書いていて、そちらはかなりしっかりと書かれていて、もちろん同意見の部分が大半なのでそちらも読んでいただきたい。

弊社CEO小畑のnoteはこちら 

本題に戻る。
このタイトルはほぼ全ての人にとって、その時々で多く時間を費やす居場所であろう。だがこの大学と会社の間には「社会」という壁がある。
高校や大学のように気のおけない友人がたくさんできるイメージは無い。
だが本当にそれで良いのだろうか。高校は3年間、大学は4~6年間程度なのに対し、会社は未知数だ。場合によってはずっとずっと長い。人生の中でも最大級のコミュニティだ。
それにも関わらず、もし社員間のコミュニケーションもほとんど無く、ただ淡々と仕事をするだけの職場があるとすればそれは僕は地獄だと思う。

もちろん社員間の仲が非常に良く交流も活発な会社もある。だがやはり全ての会社にそうなって欲しい。

社会を経験してないからそんな綺麗事が言えるんだ、と言われるかもしれない。実に正論である。だがそれこそが僕らのような若造が福利厚生のサービスを作る意味だと思っている。
社会をまだ経験していない若造の心からの本音なのだ。その理想へと自分たちの力で少しでも近づけていきたい。

何を目指すのか

「福利くん」には二つの目指すところがある。

・本当に使われる福利厚生サービスとなる

「福利厚生」と名を冠すサービスであるならば、これは前提条件だと思っているのだが、現状ではそうでもないらしく、全然使われていないというご意見をよく聞く。

・「福利くん」を通じて社員間のコミュニケーションを活性化する
前の段落で書いたことに直接関わるのはこちらである。

「福利くん」のサービス上で、社内の人に対して「仕事終わりに一緒にジムに行きませんか!」であったり「今度の休日にみんなで料理教室に行きませんか?」であったりと気軽に声をかけられるようにする。それも匿名で。
もちろん「福利くん」の提携サービスなので一人でも特別価格で利用できるが、何人かで行くともっと安くなる。
「福利くん」を話題の種として今までは関わりのなかった社内の人とコミュニケーションをとる機会が生まれる。

そんなサービスにしようと思っている。
そうすれば会社がもっと「居場所」になる。それこそが目指すところだ。

おわりに

性格が全然違い、自分には持ってないものをたくさん持っている。そんな小畑と共同で立ち上げた。それから何の実績も無い自分たちに、本当に優しくて優秀なお二方が手を貸してくれている。この3人に日々感謝をしながら、これからも色々な人を巻き込んで思い描く未来を作っていこうと思う。

以上