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②モモナ不思議な卵と出会

キャンプをした翌朝、草原を流れる小川で水を飲んでいると、白くて丸い物が流れて来ます。
「石?卵?」モモナが呟くと
「ちょうど良かった、ぼくをすくって」と丸いものが返事をしました。
「卵さん、あなたは何のたまごなの?」
「ぼくにも分からないけど、あたためてくれたらそのうち孵ると思うんだ」
「じゃあ私があたためてあげる、ちょうど良い場所があるよ」
「ほんとだ、あったかくてふわふわ。ぼくは孵るまでここに居ることにする」
こうしてモモナと卵は旅の道連れとなりました。


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