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相場の規則性 その1

相場の規則性について

相場には規則性がいくつもありますが、
皆さんは何らかの規則性を使ってトレードをされている方も多いと思います。

私の場合トレンド系やオシレーター系などのインジケーターをほとんど使うことが無い(皆無に近い)のですが、それは相場の様々な規則性を活用しているからです。

また個人的に、
その方が損小利大のトレードを極めるのに、
とても適したやり方だとも思っています。

規則性というからには、こうなるのであれば次はこうなりやすいパターンがあるわけです。
※必ずその通りになるわけではありません。

そこには、別の基準値(違う条件など)が必要だったりもします。

規則性として簡単なもので言うとフィボナッチ61.8%の数値での節目が相場には随所に現れます。

下の4つのチャートみ見てください。

直近のGOLD5分足チャート
先週月曜日からの5分足チャート
7月末15分足チャート
8月3〜4日15分足チャート

これらの添付チャートは最近のGOLDチャート5分、15分チャートですが、それぞれフィボの起点・終点の置く位置は違いますが、フィボナッチ61.8%の数値が何回も抵抗帯(壁)となって反発させてられている事がわかると思います。

もし、上記のチャートを見てフィボナッチを引く起点と終点が何故そこなのか?
分からない人は勉強不足だと思ってください。

基本を勉強すればわかるところです。

これはフィボ61.8活用のほんの一部分です。
他にもフィボ61.8を題材にしただけで、沢山の優位性をチャート上に見つける事が出来ます。


このフィボナッチ活用だけでも、
資金管理を含んだルールをしっかり構築出来れば、
トレードで勝つことは充分可能です。

しかし、儲けたい、
あれも獲りたい、
これも獲りたい、
という思考でいる限り、
一つのことを深掘りしない傾向が出てきますので、なかなか自分のトレードが構築されません。

フィボナッチには他の数値もありますが、
特に初心者の方は他の数値は無視して61.8と38.2を、自分がトレードをやる時間軸(監視足)で細かいルールを決めて使いこなせる様になれば、ある程度の結果は出るはずです。

『資金管理を組み込んだルール構築が鍵になります』


個人的には、こんなにも当たり前の様に出現する規則性を活用してない人が多いと感じております。


その規則性が出る前にやること。

この様になりやすい(出やすい)パターンがあるわけですから、当然その後の値動きはトレードで取りたい動きなわけです。

そのためには、出るかも知れない規則性の精度を高める必要があります。

私は  【精度を高める=再現性を高める】


ことに繋がると思っていますが、


それには
フィボ➕α  が必要です。

フィボを引く前の条件が必要なのです。

私は上位足も含めた
"規則性の重ね合わせ"
を条件としてやっています。



規則性の重ね合わせとしてよくあるものでチャートパターンがありますが、
そのパターンがどの様な場面で出てきてるか?
これ重要です。

どこでも良いわけではありません。

これも最初は一つのパターンだけをやるのが良いかも知れません。

注意点として、
初心者の方は形だけ見てトレードする人も多いですが、
これは負ける原因にもなります。


例として、
下のチャートを見てください。

カタチだけの判断

この上のチャートを見ると下落して行きそうに見えます。
ディセンディングトライアングル(下降三角形)と言われ、ネット上ではよく下落のチャートパターンとして紹介されています。



しかし、実際はどうなったか?↓

強い上昇

押し目も浅く、強い上昇となりました。

何故でしょうか?

わかる人には簡単ですが、初心者や形状だけでの判断の人だと、かなり間違える人がいます。
だから強く上昇したとも言えます。

本来このチャートパターンは中断で現れるパターンです。
つまりトレンド転換ではなくてトレンド継続のパターンなのです。

今回トレンドは下から上がってきてるので逆チャートパターン形状になったのです。
これが出るとショート勢のロスカットを巻き込んで勢い良く上昇して行きます。


余談ですが、
逆チャートパターンはチャンスになります。
勢い良く動いてきますからね!


それ以外に様々なラインの種類ごとに規則性があったりします。
例えばトレンドラインにも角度や小波を形成する数や横軸(時間)によって (どういう相場状況にあるかで) 3点目でブレイクした場合で戻ってきたらこうなりやすいとか4点目ブレイクだとこうなりやすいとかあります。


そこにはフラクタルも絡んできたりしますので、
ラインに関しては、かなりの情報量になってしまいますので機会がある時にします。

上位足ローソク足の形(1本〜数本)なども参考にするのも良いと思います。(これも条件ありですが😅)

実は、値動きを特定するために生み出されたトレード手法の数は多いのですが、それを鵜呑みにしてトレードすると痛い目に遭います。


最後に波をカウントすることも忘れないでください。
波のカウント(数、数値)にも規則性が多くあります。
(エリオット波動のことだけをいってるのではないです)

相場において大事な波の数があります。

3と5

です。


5-3-5だったり、3-3-5だったりする。

この様な組み合わせが、連続したりします。


そして波のカウントからチャート形状などのパターン化が見えてきたりします。
こういう地道な作業が、あなたのトレードスキルを向上させますからね!
やってみてくださいね。

長くなってきたので、
今回はここで終わります。


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