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DDT4月26日(金)墨田区総合体育館大会の私的見どころ

木曜日の特別記事です。
もうリクエストがないので自分で書いちゃいます。
今回は実質無料です。
私的視点での大会パンフレット的なニュアンス。
試しに投げ銭課金はやってみます。

明日(4/26)ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で大会がございます。
実はまあまあの規模の大会のはずなのですが、金曜日という事もあってそう思えないところもありそうなので、けっこう注目すべき大会ですよって意味で書いてみますね。
大会終わった後にひょっとしたら有料記事を書くかもしれません。

■アンダーマッチ
夢虹 vs イルシオン vs 須見和馬



アンダーマッチに若い選手組まれがちなのはどの時代でもあるあるなんだけれども、だからこそこの試合にどういう意味付けをするのか、ここが試されてると私は思う。
大義名分としては
「興行最初の試合だからここで景気づけに盛り上げろ!」
って感じなんだろうけど、私としては違うとらえ方をしていて。
何を用意して何を見せたいのかが重要なんじゃないかな。
だって、どの選手にとっても他の2人はライバルでしょ?
ライバルを突き放すチャンスなわけですよ。
こういう試合でこそ、より考えた奴が抜け出すんだと思う。

■第1試合 DDT UNIVERSAL選手権試合
<王者>MAO vs 中村圭吾<挑戦者>



中村さんの復帰戦。
…のはずが、DDTユニバーサルのタイトルマッチに。
復帰戦だけならば、ちょっと違う見方になったけども。
中村さんの直訴によってタイトルマッチに。ハードル上げてくねえ。
ま、それくらい中村さんは欠場期間を取り戻そうとしてるって事かな。
注目は、中村さんが何を思ってタイトルマッチを直訴したかという事。
この試合によって、中村さんのキャリアの流れが変わる。
なかなか自分の手で流れをつかみ取れるシチュエーションってないんでね。
ただの復帰戦か、それ以上か。

■第2試合
樋口和貞&高鹿佑也 vs 納谷幸男&瑠希也



高鹿さんと瑠希也さんはまあわかりやすいですよ。
若手と呼ばれる立ち位置なので。
この試合の注目はむしろ樋口さんと納谷さんですよね。
お互いDDTの「怪物枠」なんだけれども。
少し前までは樋口さんがリードしてました。
でも、最近の納谷さんは怪物度が増してきている。
樋口さんと納谷さんが、どの方向を向いて試合するのか。
これ超楽しみです。
若手を育てる立ち位置を取るのか。
それとも、自分の「怪物」を見せつけるのか。
結果のことだけなら若手がカギを握る。
けれど、大河ドラマの流れで言うと実は樋口納谷の方に注目したいかな。
どうこの試合を定めるか。

■第3試合 KO-D10人タッグ選手権試合
<王者組>クリス・ブルックス&高梨将弘&アントーニオ本多&正田壮史&メカマミー vs 大鷲透&大和ヒロシ&松永智充&高尾蒼馬&川松真一朗<挑戦者組>



正直なところ、10人タッグくらい人数が増えると勝敗の分かれ目がいっぱいありすぎてわからん。
その中で面白いシーンを多く作ったチームの方がこのベルトを持つにふさわしいチームと言えるんじゃないかな。
どっちが強いかとかは要素が多すぎて読めん。
面白シーンを作るには画力が強い方が有利なんで、そういう意味ではメカマミーがいる王者組が有利なのか、それともメカマミーをうまく使える挑戦者側が有利なのか。
やっぱりわからん。

■第4試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>ウナギ・サヤカ vs 高木三四郎<挑戦者>



なんか弊社社長は休業前にやりたいことやってんだろうなーって思う。
全然関係ない話だけど。
DDTの最高峰のベルトはKO-D無差別級っていう名前なんだけどね。
この「無差別」ってところにどれだけ私の人生が救われたか。
挑戦資格に体重も身長も関係ない。
男女ですら。
私の場合はファイトスタイルも。
何にも関係なく、いろんな価値観が含まれるのがこの「無差別」なんです。
まさにDDTを体現し、象徴するタイトル。
男子の中で女子が戦う。これもまたDDT。
この試合の行方は…知らん。
アイアンマンだしこの試合じゃないところでも動きがあるかもしれんし。

■第5試合
遠藤哲哉&飯野雄貴 vs 勝俣瞬馬&To-y



タイトルマッチではないタッグマッチ。
どうしてもTo-yに注目が集まりますかね。
若手のトーナメントに優勝して、その後。
自分は若手なのかもう若手ではないのか。
それを示す戦いがここからしばらく始まるんです。
元の一に戻るのが一番まずい。
トーナメントの意味無くなるからね。
そのために何をすべきか。
相手はチャンピオンチーム。
さあどうする?

■第6試合
HARASHIMA vs 平田一喜



ここ数年ですっかりDDTのある種での顔になった平田さん。
平田さんの何がいいって、どんな試合になるか想像したところで当たらないくらい斜め上のものを出してくるとこだよね。
この試合ではどの顔を出してくるんだろうか。
HARASHIMAさんもこないだのタイトルマッチで負けて、ここからはこういうシングルで後れを取ることが許されなくなってきた状況。私も同じだけど。
何気にDDTの顔対決ってことでいいんじゃないでしょうか。

■セミファイナル KO-D6人タッグ選手権試合
<王者組>秋山準&男色ディーノ&大石真翔 vs 佐々木大輔&KANON&MJポー<挑戦者組>



私の試合です。
HARASHIMAさんのところでもちょろっと書いたけど、我々のキャリアで必要とされ続けるためには価値を提示し続けなきゃいけないんですよ。
で、そのためにはベルトが一番手っ取り早い。
デッドオアアライブとはよく言ったもんで。
タイトルマッチごとにキャリア的な意味でのデッドとアライブがかかっている。
ベルトだけでなく。
でも、そういう思いってお客さんには直接関係無いんですよね。
そういう背景を知ってくれてる人ばかりではないので。
何の気なしに試合を見た人が楽しめなきゃいけない。
人間の深みの部分=プロレスの深み。
でもパッと見で面白くなきゃ、趣味として選んでもらえない。
やってやりますよ。両方。
私はまだここにいる。ここにいたい。
勝つしか。

■メインイベント KO-D無差別級選手権試合
<王者>上野勇希 vs 彰人<挑戦者>



私も昔、DDTの中でちょっと責任のある立場にいたことがあるんだけどね。
副社長ではないにせよ。
でも責任ある立場の人間って、自分を計算に入れないんですよ。
だから、団体最高峰のベルトには挑戦しづらい。
そこでの王者からの指名。
わかるよ。気持ちはね。
ただ、私と違って彰人さんは強いからね。
私の時よりは可能性あるんじゃないかとは思う。

それでも、今の王者は強い。
最近思うんだけど、たぶん上野は渇いてるんだと思う。
ある意味で満たされてない。
自分がベルトを持っている以上、DDTが満ち足りてないといけない。
そういう思いがあるんだと感じる。
内容ではなく。
シンプルに、お客さんでいっぱいにしたい。
たぶん、上野は満たされていない。
いつ満たされるかもわからない。
これは、令和型のハングリー精神なんだと思う。
もう腹減って死ぬとか家族を養うとか、そういう意味のダイレクトなハングリーってこの時代難しいじゃないですか。
そうではなくて。
DDTに対するハングリー。
DDTは面白い。本気でそう信じてる。
そこまではDDTの選手みんな同じなんだけどね。
上野さんの戦いはそこ以上の上積みなんですよ。
戦いに意味を吹き込む王者のスタイル。

お互いがDDTについて考えてる。

でもひとつ、私が引っかかってる彰人の言葉があって。
「俺が誰よりもDDTについて考えている」と。
ここ、実は今回の試合のキーになってると思っていて。
試合内容のキーではなく、上野vs彰人この2人がタイトルマッチを行うという意味においてのキーワード。
私の感じたこの違和感を下敷きに今回のメインを見ようと思っています。


とまあ、こんな感じです。
何気に、今大会は多くの人にとってけっこう重要な位置づけな気がします。
注目してもらえるとより楽しめるかと。
明けた土曜日あたりに大会の結果を踏まえた記事を書くかもしれません。
でも時間の問題で書かないかもしれません。
次の日札幌だし。
というわけで、4月26日の大会の私目線見どころを述べてみました。
もし気が向けばパンフ買った感覚で、投げ銭課金してもらえると幸いです。
ただ、何もなしでお金頂く勇気がまだないので、メインの試合の結果予想と違和感の一部を手短に有料で述べときます。

ホント、大したこと書いてないので投げ銭感覚で。

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