ザ・メインイベント問題の蓋をあけたら

改めまして、あけましておめでとうございます。
週刊男色ディーノは今回が2024年初という事になります。特別編は特別なので。←読む人には関係ないし、誰が気にしてんだっていう設定ですが、私的にはリクエストではなく自分から書ける記事なのでね。

というわけで、社会派で鳴らす私としては、今回はどうしても「ザ・メインイベント問題」のその後についてですかね。年末年始に各団体がプロレス興行を行ったわけですが、その顛末と言いますか。
言いっぱなしも良くないと思うので、結果も振り返りたいと思っております。
いわゆるメジャー団体の主要な年末年始のビッグマッチは以下です。

12/31 全日本プロレス 代々木第二
1/2 ノア 有明アリーナ
1/4 新日本プロレス 東京ドーム

私としては、試合を全部見てません。ので、記事や主にⅩでの皆さんの反応等の印象論になります。映像でも見た試合以外の試合内容については触れません。

で、ケツ論としては、ノアのギャンブルは失敗したんだなっていう印象です。

言っておきますがこれは、ノアの大会が失敗だったという事を意味しません。
メインイベントにスペシャルマッチを置いたという、いわば奇策でビッグマッチに臨んでそれが不発に終わったという意味において「ギャンブルに失敗した」という表現を使わざるを得ないなという話です。
だから、ノアのこの大会自体を「失敗だ」と言い放ってしまうのは厳密には正しくないと私は思います。いえ、そういうイメージを持って意見を述べている人がいたので。

あ、今回の記事は早めに私的な本題に入るので早々に有料部分に入ります。

とはいえ、失敗だと言ってしまう人の気持ち自体はわかります。
メインイベントとはすなわち大会の看板で、
「団体が一番見せたかったもの」なわけですから。
それが不完全燃焼であったならば、大会は失敗だと思ってしまう人もいるでしょう。
しかし、実際に大会が成功だったか失敗だったかはまた別だったりします。

もちろん、面白かったか面白くなかったかの評価は見ている人が決めるものです。
だから、思ったことそのものに間違いや正解はないです。
見た人にとって失敗であるならば、失敗で間違いはない。
逆に、成功であると思う人にとっては成功なのです。

つまり、試合の良し悪しは見た人が決めていいんだけども、大会そのものが失敗かまでは、自分の感想以上には決めつけない方がいいんじゃないかなーと思う次第です。

少なくとも、自分の意見を他人に押しつけるもんじゃない。
ポジティブな感情ならばいいんですよ。それは傷つくもんじゃないし。
でも、ネガティブな感情を他人に押しつけると、あまりいいことが起こらない。
特に、ネガティブな感情を選手にぶつけるのは自分の溜飲が下がるだけで(実は下がってるわけでもないのだけれど)何も解決しないよって話です。

今の段階で言えるのは、繰り返しになりますが「ノアがギャンブルに失敗した」この一点です。これは、ただの私の意見です。

大会が失敗だったか否かまではわかりません。が、根拠を以下で述べます。
そして、期待してたのに裏切られた人が上げた声を届けるべき場所も、有料部分で私なりに考えております。ご参考までに。

ここから先は

3,647字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?