引退と引退撤回について

月曜日なので週刊男色ディーノです。プロレス界に起こったニュースを私の視点で語っていく、という記事です。
このnote記事は無料部分と有料部分で構成されています。
基本的には無料部分だけ読んでくだされば。
言いたいこと自体は無料部分だけでも言っています。
じゃあ有料部分はなんなんだ?と問われますとですね、より踏み込んだ私の意見だったり、私の超本音の部分だったりをそこでは述べています。
お金頂く分、しっかり責任もって書いてはいますので、そこは一応力を入れているつもりです。
つまりは気になる方はどうぞっていうスタンスですかね。

で、今週はレッスルマニアだったり、IWGPのベルトがジョン・モクスリーに移動したりという話題もあるんですが、それに関してはたぶんファンと同じくらいの感想しか言えないのでスルーさせてもらいます。

強いて気になるとすれば、今後IWGP世界ヘビー級のベルトに対してどのような防衛戦を組んでいくのか、ですかね。
それがすなわち新日本プロレスの経営戦略に直結すると思いますので。
その方法によっては、日本のプロレス市場に変化が生まれる気もするのですが、今の時点で判断する材料が少なすぎるので、もう少し様子を見てみましょう。
憶測で物を言っても仕方ないことですし。

…と思いきや、これを書いてる最中まさに今、ロッシー小川さんが新団体「マリーゴールド」を旗揚げする、という会見があったようです。
所属7人に加えて、アクトレスガールズの6人が参戦。
で、会見に出た6人はアクトレスガールズを退団。
…なんやこれ。
まあ、まだ情報が出そろってないのでやはり言えることはないです。
ただ、出ている情報から言えることは

〇タイミングとしては引き抜きと思われても仕方がない(実際引き抜きかどうかはわからない)
〇現時点での話だが、たぶん選手はあまり詳細を知らされてないから今はまだ憶測で選手を責めない方がいい。まあ、どちらにしても直接リプとかで選手を責めないほうがいいとは思うけど。
〇仁義の話なのか、法の話なのかで意見は変わりそう。契約書があったならばそれに沿っての措置になるだろうし、無かったならばそれは落ち度だと思う。プロなのであれば。

ですかね。
この本当の意味でのニュースは情報が出そろえばまた触れるかもしれませんし、触れないかもしれません。
女子プロレスの情報ってあんまり回ってこないんで。

ということで、思いのほか大きなニュースが届いたことでペースが乱れてしまいました。気を取り直して改めて今週は選手の引退と引退撤回について私の持論を述べさせていただきます。
選手の選択、という意味では「マリーゴールド」のニュースにも通じるかもしれないね(強引)。

というのもね、ファンの方からメッセージか来まして。
ざっくり言うと「Ⅹにおけるアンチコメント」について。
本来は基本的にはそういうメッセージには返信しないんですけれども、興味深かったので背景を調べたんですよ。
すると最近丸藤選手が引退を撤回されたそうで、それについてのアンチコメントのことなのかなぁと私が勝手に推察しまして、今回取り上げさせていただいた運びです。

これ、どこから書けばいいかなぁ。
まず、丸藤選手の引退・撤回の件について。

これがまず判断むずいよね。
私の知る限り、丸藤選手はいつ、どこでっていう話ではなく「数年後引退」というふわっとした表現しかしてないんですよ。
だから引退撤回も何も、そもそも「数年後引退っていうのではなく、できるだけ長くやろうと考えてそのための選択をした」っていう意味での「引退撤回」って表現だったと思うんです。
ただ一方で、今年の1.2のビッグマッチでメインになった際に「数年後の引退」っていう要素が加味されてそうなった流れもある。

ところで、の話です。
引退の時期って、ある程度キャリアを重ねた選手の多くが頭をよぎる問題でもあるんですよ。
いつまで続けられるかわからない。
これは、本当に選手につきまといます。
プロレスラーとしての稼ぎと、身体の状態の天秤。
慢性的な怪我を抱えているならなおのこと。
だから、今できるベストを尽くすわけで。
これは大袈裟でもなんでもなく、今日大怪我をしたら即引退の可能性だってあるんです。そういう仕事なんですよ。
別に、ファンにそれを理解しろって話ではないです。
現実、選手はそういう内面を抱えているって話です。

そしてそれは選手自身もそうだけど、カードを組む人にも言えます。
選手から数年後引退を考えてるって聞いてたら、それなら今できるベストのカードを組むっていうのは何ら間違った話じゃない。
丸藤選手も引退までに自分の選手寿命を効果的に使い切るつもりでしょうし、カードを組む人も同じでしょう。

私個人の感想で言うと、引退のタイミングは他人が決めることじゃないとは思う。
丸藤選手が決めることです。
ここまで人生かけてプロレスをやってきたんだから。
そこに関しては他人がとやかく言うことではないです。

ただ、叩きたい人にエサを与えてしまった感はあって。
冷静に局面を見ると、
「結果的に引退ビジネスに見えちゃった」
という突っ込みどころはあるのかもしれませんね。
今回のメインのカード論争の際に「引退」というワードが出てしまったのが良くなかったのかな、と私としては思います。
あと、試合中にアクシデントがあって事前に期待していた試合内容ではなかった、というのも今回の引退撤回においてはマイナスイメージなのかもしれません。

それを踏まえた上で。
それでも選手としての丸藤選手にⅩで本人が見える形で文句を言うのは違うんじゃないかと思います。
選手としては
「数年後に引退を考えていたけど長く続ける方法があったのでそれに賭けた」
だけの話なので。

そして「ビッグマッチメインのカードをタイトルマッチにしなかった」
ということは丸藤選手が決めたことではありません。
裏は知らないけど、表に出ている情報ではそうです。
だから、丸藤選手の引退撤回と今年のビッグマッチのカード決定には直接関わりはありません。

ただ、丸藤選手は副社長という立場でもあるので、その面ではいち現象としてはそういう声がある点を受け止めるべきだとは思います。
実際、ノアのカード編成に対する信頼が落ちかねない話ではありますので。
これはノアだけの話ではありません。好きな人は多少の事件があったとしても付いてきてくれるんですよ。
でも、多くの集客を求めるのであれば無党派層というか、薄くプロレスが好きな層を振り向かせなければなりません。
その際に必要なのが「団体への信頼感」なんです。

難しいですよね。
叩きたいだけの人も世の中にはたくさんいて、そこに向けて何かをする必要はないんです。
ただ無党派層も世の中にはいて、叩きたい人はだいたい無党派層のフリをして叩いてきますから。
その意見の見分けはつきにくいです。
なので、しくじったら丁寧に姿勢を見せる等の世の中への見え方はしっかり管理する必要はありますね。
良い時も、悪い時も。


あと、「しれっと引退撤回」に関しては、そもそもハッキリと引退の期間を明示したわけではないので、団体公式ではないところでしれっと引退撤回した件はそんなに責められることでもないのかな、とは思います。
引退撤回というより、引退をイメージしていた期間が伸びそうってだけなので。
引退の不安がつきまとうのは、選手であれば同じですし。

ここまでは先週あった丸藤選手の話で書きましたが、本筋は「アンチコメント」についてです。
なので、ここからが今回の本題とも言える「アンチコメント」に関する私の見解です。
これ、いわば社会問題でもあるSNSの誹謗中傷と同じだと思うんです。
たぶんですけど、無くならないです。
理想としては、もちろん無い方がいいです。
ただ、無くならないと思います。
理由は責任を持って言語化したいので有料部分で述べますが、最終的な私の意見としては
「誹謗中傷は無くならないという前提でSNSと向き合った方がいい」

ということになります。
もうね、SNSで誰かと言い合いになった時点で損するんですよ。
よっぽど上手く立ち回る以外は。
私がⅩではなくnoteに意見を書くようになったのもそういう理由です。
ひとまず「アンチコメント」に関しての私の意見は以上です。

で、ここから有料に入りますが、誹謗中傷についてまあまあ過激なことを書くつもりです。
んでもって、以下書くことはⅩに対する向き合い方、そして傍から見てるだけで変な気持ちになってしまうアンチコメントに対するひとつの答えだと私は思っています。
これ読むと、たぶん楽になりますよ。…ならなかったらゴメンだけど。
では有料に入ります。

まず、アンチコメントや誹謗中傷コメントが無くならないと私が考える理由ですが

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