一応は該当選手から見た日本プロレスリング連盟について

月曜日なので週刊男色ディーノなわけですが、ここ最近はDDTというよりもプロレス界の主な話題について語ることが多くなってきました。
社会派ですな。
なので今回はどうしたって「日本プロレスリング連盟」について触れざるを得まいて。

これ、現時点で私は何もわからないです。この連盟が何を意図して作られたかも、理念が何なのかも。
一応発表されたリリース文は目を通したけども、正直読んでも頭に入ってこなかった。

いや、批判したいわけでは決してないのですよ。いち選手としてわかってない事が多すぎるだけで。

こういう連盟って、どう機能するんでしょうね。
大会やって終わりってわけじゃないでしょうし。
ただ今までのこういう連盟って、組織されては無かったことになったんで今回はどうなんだろう。

…っていうのが、だいたい皆さんの感想だと思うんです。
では、ここから尖った意見を書きましょうかね。

そもそもね、こういう集合体に過度な期待しちゃダメなんですよ。
プロレス界の統一だとか、ライセンス発給とか。
それぞれが違うからいいのに。

だから、そうはならないと思います。
というか、何も変わらないと思います。
もっと言うと、変わったら意味がないとさえ思います。

どういう事かと言うとですね。
私の理解の中では、この連盟は「必要だからできた」という見方をしています。

以下、あくまで私からこう見えているっていうだけの話です。

そもそもプロレスって、概念なんですよ。現状だと。
各会社が勝手にプロレスって名乗って大会を行っているだけ。
昔は会社がひとつでした。
日本プロレスっていう。
それ以外が無かったから、日本プロレスこそがプロレスだった。
他にやってる人、組織がいなかったから。
そこから分裂して、新日本プロレスと全日本プロレスができた。

それからは、もうずっと概念です。
というのも、名乗れば勝手にプロレスとして興行を開催できるのがバレちゃったから。
誰かに許可取って、とか必要がない。
勝手に始めちゃう人が出てきます。
だからインディという独立団体ができるのも止められない。
良し悪しの話じゃなく。
そういうもんだって話。
で、これが現状。

話は変わって、今度はプロレスの外から見た話。
新型コロナが人類を襲いました。
国が「人を集める事」を自粛する要請を出さなきゃいけません。
当然、プロレスなんて毎週人集めてます。活動を止めてもらう必要がある。
で、国がプロレスというジャンルに対してどこに言えばいいの?ってなった。
でも、バラバラでやってたから結局は国が誰に言うでもなく、各プロレス団体の判断で動かざるを得ない。
結果、興行を始めるタイミングや会場でのルールが各団体によって違った。

それ、まとめませんか?
っていうのが今回の連盟なのかな、っていう理解です私は。
国はこの連盟に言っとけばプロレスというジャンルに関しては対策が打てる。
逆に、まとまってさえいれば、プロレスから国に対して話し合いもできるし、自粛による補償の話もできる。
国と話さえできれば、あとは連盟が各団体に統一されたルールないし保障を分配できる。ま、そもそも国が保障してくれるかどうかは別問題だけども。
ただ、窓口が無い事には話すらできない。

超簡単に言えば、今まで概念でやってたものをジャンルとして整備しませんかって事。

これだけの話だと私は思ってるんです。私はね。
根拠としては、選手にまでこの話が来てないから。
今回の連盟って、選手には関係ないってことでしょ。
連盟が発足することで選手のキャリアや人生に関係あるようなら、さすがに通達あるでしょ。それが無いってことは、あくまで会社間の取り決めに留まるってことだと思うのです。
だから先に述べたように、期待することじゃないって思ったんですね。

なので、基本的には私も今回の連盟には賛成です。
まあ、厳密には何もわからないから賛成も何もないんだけども。
私が上記のように考えているような組織なら、あった方がいいだろうねとは思います。そういう意味での賛成。
今までのGPWA的なものとは違う…と思いたい。

今週の「週刊男色ディーノ」として主に言いたいのはここまでです。

ただ、そうは言ってもこの件での不安点もあるにはあるので、それは有料にします。
憶測の段階で私の勝手な意見をわざわざ言うことでもないから。
変に拡散されないって意味ではnoteっていいよね。
拡散された時に、こっちが意図してない意味でとらえて意見を言ってくる人が増えるんでね。
課金した人は、不意に流れてきた文章と違ってしっかり読んでくれるので。
今回に関しては、とてもいい有料記事の使い方な気がしてます。
もちろん、いろんな意見があっていいと思います。
課金したから違う意見を持つなって意味じゃないです。
なんなら、違う意見を持った人ほどコメントして欲しい気持ちすらあります。そうじゃないと「金返せ!」って思うでしょうし。まあ、返金機能あるらしいけどね。使い方は私もわからんけども。
奇麗ごとを言うならば、私の意見と向き合ってもらうために換金してもらい、私もその向き合ってもらった事に対して真摯でいたいのですね。
このnote空間はそういう関係でいたい。

で、不安点としては。
「連盟発足の合同興行ってどういうこと?」
です。

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