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今年のプロ野球~大谷翔平越え!?パーフェクトピッチング達成のロッテ・佐々木朗希投手の魅力と投球術に学ぶ

こんにちは!良平こと良ちゃんです。

現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。
これからの時代、企業寿命の短命化や少子高齢化に伴う定年制度の限界などから、いつでも転職できる「転職能力」が求められると考えており、転職能力を身に付ける人の輩出に寄与する事により社会貢献に繋がると信じ、できる範囲から情報発信を行っています。

前回の記事では、転職でやっちゃアカン!シリーズ~絶対に面接見送りになる人の3つの特徴!」について実体験を踏まえながら書かせていただきました。
ぜひこちらも、読んでいただけたら嬉しいです。

さて今回は、先日のプロ野球であった歴史的快挙を達成した千葉ロッテマリーンズの若きエース・佐々木朗希投手について書かせていただきます。私自身、野球に関しては素人です。ただ、どうしても今回はプロ野球について書きたかったので。私は巨人ファンなのですが、地元は千葉でよく高校時代はロッテファンの友人に連れられて観戦に行っていたので、地元球団としていつも注目はしています。

1.28年ぶりの快挙


4月10日(日)に、千葉ロッテマリーンズのホームグラウンド・QVCマリンフィールド(幕張)で、佐々木朗希投手(20)完全試合という偉業を達成しました。プロ野球史上16人目、28年ぶりの快挙でした。完全試合とはパーフェクトピッチングとも呼ばれ、1試合でヒットも、フォアボールも、エラーもなく、一度も走者を出さず27連続アウトを取る事です。あまり野球に詳しくない方はピンとこないかもしれませんが、これはとんでもない記録です。しかも、27個のアウトのうち19個を三振(3つストライクをとると打者はアウトになるというルール)で抑えるという、1試合あたりの奪三振数のプロ野球タイ記録も打ち立てました。さらに、投球数はたったの105球。バッター一人あたり約4球でアウトにするというマンガのような記録です。完全試合に近い記録で「ノーヒット・ノーラン」というものがありますが、これはヒットを1本も打たれない、1点も取られないという、これもものすごい記録です。ただ、これはヒット以外の何かしらの理由で出塁は許しています。つまり、完全試合はこれ以上ない完璧なピッチングで、ピッチャーの究極の目標とも言える記録です。
そんな大記録を成し遂げた佐々木投手の特徴を簡単にご紹介します。

2.武器は、大谷翔平選手を越える164キロのストレート

一番の特徴は、ストレートです。高校野球の時から注目を浴びていました。そしてこの完全試合で、164キロという剛速球を2球も投げていました。これはどのくらいすごいのかと言うと、あのメジャーで活躍中の大谷翔平選手が日本でまだプレーしていた時に数回記録しただけで、1試合で2球は投げられなかったスピードです。とんでもなく速いボールをスイスイ投げるところがすごいです。大谷選手は、少し荒れ球というか、狙ったところに投げ切るコントロールはそこまで良くない。ストライクゾーンに意のままに投げられる時と、投げ切れない時の差が激しい印象です(あくまで個人的な意見です)
今回、佐々木投手は、たった105球、1人あたり4球でアウトにしています。つまり、ほぼ3球勝負、バッターはファウルで粘ることすらできない完璧なコントロールであったと言えます。スピードボールを意のままに投げるというのは、かなり難しい技術だと思います。まだ20歳、プロ2年目ながら、超プロ級のピッチングができる力を持っていると言えます。

3.緩急と、幻惑のピッチング


160キロ以上を投げる投手は他にも少数ながら存在します。その中、プロのバッターは投げてくる球の球種が分かっていれば当てる事ができ、だんだんタイミングが合ってきてそのうち打つことができるそうです。つまり、球が速いだけで抑えられるほどプロは甘くないわけです。
そして佐々木投手の強みは、スピードボールだけではありません。
150キロ近いフォークボール(ストライクゾーンから落ちる変化球)と、スピードがとても遅いカーブを投げる事ができ、コントロールも抜群なのです。
150 キロと言えば、一般的な速球ピッチャーのストレートと同じスピードです。150キロでも十分速い。もう魔球レベルですね。そしてカーブはとても遅く、タイミングを外されて空振りや打ち損じを誘う変化球です。
つまり打者は、ストレート以外にフォークやカーブにも対応してタイミングを取る必要があるのです。この、球種の組み合わせを考えて投げる事を配球と呼ぶのですが、おそらくバッターは配球で完全に負けてしまったのだろうなと思います。ストレート、と見せかけて落ちる変化球の高速フォークで空振り。ストレート待ってたらカーブがきて、手が出ずに見逃す。変化球を待ってたら160キロにストレートがきて、バットに当たらない、、
もはや、攻略が難しい投手なのです。

大谷翔平選手もものすごいですが、佐々木投手はコントロールが良い。その点、大谷選手よりすごい投手になるのではないかなと感じています。

今後も活躍し続けて、歴史的なピッチャーになるかもしれませんね。

4.まとめ

実際、この記事を書いていて、どの世界でも一流のプロとして活躍する上で「メリハリ」「緩急」は大事なのかもしれないと感じました。私は営業職の経験が長いのですが、聞くバランスと話すバランス、ここに会話で良いリズムが生まれ、お客さんも理解しやすくなったり、ともすればペースにはまって購入に誘導しやすくなったりします。最初から最後までずっと商品の提案トークをされては、お客さんの心に響きづらいのかなと。また、スピーチにおいても、ずっと真面目な話では眠くなってしまう。だからアイスブレイク声の強弱表情の喜怒哀楽、、これが人を引き込み、大きな影響力に繋がるのかなと。
プロ野球も、相手をいかに惑わすかの配球の読みあいという所も、面白い要素です。ぜひ、そんな視点でプロ野球を見てみると、自分の仕事や自己成長に繋げられるかもしれません。私も転職エージェントとして、転職相談の時間や面接対策などを行う中でそういった「緩急」や「バランス」を意識して自分自身を高めていきます。

次回は、転職活動シリーズに戻り「ブラック企業の見分け方」についてお話ししていきます。お楽しみに。



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