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カフェの匂いは何の匂いなんだろう?

かつて、仕事でカフェといわれる場所へよく行った。当時は気がつかなかったが、先日久しぶり(?)にとあるカフェに入った。

「あっ、この匂いは・・・?」

と、しばし店の匂いを嗅ぎ続けた。

「変質者」

と、通報される前に平静を装ってランチを注文した。
カフェでよく使われる什器の匂いなのか、食材の匂いなのか、ドリンクなどの匂いなのかは分からないが、どちらにしても、何となく懐かしい記憶が蘇った。

常にその渦中にいると気がつかないことでも、ある一定の時間を空けることによって、見えてくることがある。
この一定の時間がもしかすると、とても人生にとって大切なことなのかも知れない。

ところで、ランチで注文したのはロコモコランチだった。

ロコモコといえばハワイだ。
ググってみたら、最初に作ったのは、1940年代後半で、ハワイ島ヒロにあったレストランオーナーのナンシー・イノウエさんということらしい。
至るとこにロコモコはあるが、味の決め手はグレイビーソースだ。色々と違いがあるので食べ比べると楽しい。

ということで、久しぶりに食べたら美味しかったので、家でも作ってみた。
作ったといってもハンバーグはレトルトでチンしただけなので、目玉焼きを焼いただけというのが正しい。もちろんグレイビーソースではない。


「あれっ、ちょっと違う気がする」

まぁ、当然だろう。




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