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37.福岡出張作業、一人旅(1月4日)トランクルームビルの悲劇(?)

昨日東京からこちら福岡まで1,000km以上の距離を飛び、

1月4日
いよいよお客様のトランクルーム片付け代行作業当日

朝、ホテル出たら…
え?
皆、蒸発?したかと思うほど
がらがらでひんやりした
天神繁華街の様子は
昨日のカオスがまるで嘘の様…

年末年始の素顔だろう…
作業にはハサミとカッターは必須だが、
前日羽田空港で取られてしまった。

皆さんも知っておいてほしい。
国内線でもハサミとカッターは
持ち込み禁止で、絶対取られる事をーー;

有名な天神地下商街で100円ショップを発見、必要な物を購入し2km若干距離を歩いて
トランクルーム事務所に到着。

10階超えるビル全体がトランクルームなんて…OMG!
トランクルームの女性職員のとても親切な、応対に
冬朝のひんやりした心がほっとする。

新しいセキュリティーカードと鍵をもらい
二重、三重重なるセキュリティビルに入る。

数え切れないトランクルーム…
迷路の様な別の世界が広がる。
何か未来のある場所に移動した変ん気分。

ドアを開けると、カプセルがあり冷凍人間が眠っているのでは…と
空想も…

現実に戻ったら、
いざとする時避難出来るかと…心配もある。

やっとドアを開けて実物に出会う。
お客様のスペースは0.7平方メートルという
狭い空間だったが、ぎっしりと物が入っている。

「レンタル費用1円も漏れない様に、
空間を効率的に使っているんだな^^;」

ある程度お客様自身から箱やスーツケースに整理しておいたので、難しくはないだろうが
、場所が狭い物を広げるには限界があった。

幸いに、まだ年末年始なので貸し切りと同じ状態で作業。

さっさと中身を出しながら写真を取り、
お客様に確認させる。
お客様がいる済州(ちぇじゅ)島に送る物と
ここで処分、捨てる物の分類する。

問題はここはマンションじゃないので、
ただのゴミも普通に捨てられない。
更に、年始なので市からの回収日も合わない。

問題二番目!
不用品を現地の業者さんを手配し依頼しようと思ったが、年始でやっているところもあまり無いし、曖昧な量なのに高い費用がかかるリスクもある。

効率やコストの事をいろいろ調べて、お客様と相談して、
結局、古いお米などゴミ含めてゆうパックで東京に発送し、別処理する事に…

作業が進む中、
ドアの右側奥に黒い物を発見、
ゴミ?かと思い拾うとしたら…

ま・さ・かのゴキ先生(ゴ○○リ)…ーー;
が、仰向けで遺体になっていた。
大人男の親指よりもビックサイズで
言葉を失うT.T

遺体でも触る勇気はなくて
柔らかいティッシュ布団をかけてあげ、
作業再開

ゴキ先生は印象的な(?)ビジュアルで
僕らが嫌がるが、
無限な繁殖力や強力な適応力は
核戦争でも生き残ると言われるし、
人類誕生のずっと前から今まで進化し、
生存しつつ、生物学的ににると
素晴らしい存在かも。

そんなゴキ先生の立場でみると
こんなところで食べ物がなくて餓死という悲劇の現場…

そういう考えを後にし、
自分は自分の生存の為、お昼時間になり
おにぎりを買うため向こうのコンビニへ…

え?
唐揚げおにぎり?
昨年4才息子の初保育園遠足の事を思い出す。
「ママ、唐揚げおにぎり食べたい」
子供のリクエストで唖然、
そんなおにぎりって初めて聞いたけど、
良く変なメニューリクエストするんだな…と笑ったが、

あったんだ…本当に…
「ほら、あったでしょう、パパ!」
まるで1,000km以上離れた東京から
息子の声が後頭部をパチンと与える様な…

作業はやっと一段落する

郵便局へ翌日訪問集荷を予約、
スーツケース含む左側の箱は明日国際郵便として済州島、お客様宛に、
分解したハンガーやプラスティック製収納ケース含む箱はゆうパックで東京へ

明日は朝、箱に入らない物のコンポを済ませば完了。
ほっとしたが、郵便局受付拒否の事もあるのでまだ油断禁物。

午後、ホテルへの帰り道。
時間と体力が残ったらももち海浜公園で夜景でも見ようかと思ったが、

年を超え歳のせいか
そんな体力は残ってなかった。

くらびれたし、
まだ作業は明日もあるので…

魂の寛げ先(?)マックを発見、
身心の一服タイムを取る

実は、日程の未確定で片道航空券のみ予約した。
今の視点で日程の見込みもだいたい決まったので東京行LCCを手配したら…

条件に合うチケットはなかなか見つからず…
調べた末、羽田より若干安くて時間帯の選択肢が広い成田行に決まり、

ホテルも明日のチェックアウトを1泊延長…

作業は予定とおりだと明日昼ころには終わるが、予想外のトラブルにも備えて、
せっかくなので1日は博多市内ツアーと下見も兼ねて
帰りは明後日昼ころにする。

マックで全てのスケジュールを決めて
ホテルへ帰る。

歩いてみたい懐かしい風景にも出会って
天神のホテルへ戻る。

疲れたけど、
頑張った
特別な
福岡での二日目が沈む。

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