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本を届けることについて「3つの時間軸」から調べたこと考えたことのいくつか

※有料ですが全文読めます。読後、参考になるようでしたらサポートしていただけると大変喜びます。

本が好きで本屋が好きで、本のある世界が続いて欲しいと思っているものです。

本を届けることについて考えております。調べたことや考えたことについてまとめたので、なにかの参考になれば幸いです。

フリーのWeb担当と称してサイトの構築から成果までのサポートをしているのでWebでできるあれこれを思案してますが、その前に、先人賢人が試されたこれまでの方法やアイデアを調べてみたので、まとめてみた次第です。

届けることを時間軸で考える

当記事では、書籍が発売されるまでの時間軸の届けることについて考えてみたいと思います。

大まかに、3つに分けてみました。

・企画
・制作
・発売

企画、執筆、製作、発売までの期間を半年とすると、発売される前の半年で読者に自身の書籍を知ってもらい、興味を持ってもらい、購入予約してもらうような流れが出来上がるといいのかなと考えます。

下記より、調べた事例を時系列別に挙げていきます。

企画段階で読者に知ってもらう事例

堀江貴文さんの「ゼロ」 企画会議

企画会議をコンテンツとして、公開するアイデア。製作チームがどうしてこの企画を考えたのか、どんな本にしていくのか、想いが作品に込められていく過程が伝わってきます。

ライツ社さんの「売上を、減らそう」の著者執筆前のインタビュー

こちらは著者自身のnoteにて、ライツ社さんとの製作前の背景が読めるインタビュー記事です。作品に込める、著者の想い、出版社の想いが伝わってきます。

製作過程の公開の事例

西野亮廣さんの絵本の制作を紹介してくれている記事。ラフ画像や制作チームとの話し合いの過程など少しづつ作品が出来上がっていく過程それ自体が楽しく楽しみを与えてくれます。

発売前の無料公開の事例

制作段階を経て、発売日も確定した段階は発売日から2-3ヶ月前のあたりでしょうか。その段階で発売前に無料公開する事例が増えてきております。

発売前に公開することで、まず知ってもらう、そのうえで、その本に対して価値を感じた方は購入する、書籍の種類にもよりますが、無料公開からはじめる購入導線の設計も増えてきております。

こちらは、発売前屋、発売後、全文無料公開された作品を網羅的にリストアップしてくれている記事です。

発売前に、事前予約してもらう事例

発売前から書籍は購入予約ができます。書店さんに直接予約ができますが、著者自身が取り次いでいたりする事例をご紹介します。

小倉ヒラクさんの「日本発酵紀行」の事前予約ができる事例です。著者サイトで予約フォームを作っている点や、個人、法人(書店にかかわらず)の注文コースや、特典など参考になる方法が多くあります。

西野亮廣さんの「新世界」の書店事前予約の記事。予約された方は西野亮廣さんのサイン入り書籍が購入できるというアイデアです。

発売当日に、電子書籍も販売する事例

電子書籍を同日に発売するというのも一案です。同日はメリットの方が多くあるのではないかという考察記事をご紹介します。

発売以後、書籍自体に後払いを設ける事例

発売後、購入から読後のタイミングで後払いできる事例をご紹介します。Webの活用で課金のタイミング前にも後にも設定できることは今後の参考になるのではないかと感じました。

私が確認したときには、9,600万円と2100名以上の方々の後払いが確認できました。書籍の最後にQRを作成し、特設サイトを作る、書籍以外での特典やイベント実施などの後払い特典など参考になる記事です。

その他、アイデアは無数にあります。そのいくつかを別記事にもまとめましたので、御覧ください。

まとめ

今後の書籍は、発売前からできることがあり、丁寧に読者との関係性を作っていくことが大切なのかなと感じました。また、読者に届ける可能性を広げることを考えると、Webを上手に活用することは重要だと思いました。この点、なにかしらWebでできる「本を読者に届けるためにすること」を提案していければと思います。

今後も、アイデアはピックアップしていき、随時更新していきますので引き続きよろしくお願いいたします。


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