リアル本屋をやるとしたら・・・WEBに商品を全て公開する_6_売上記録編
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リアル本屋をやるとしたら・・・WEBに商品を全て公開する_6_売上記録編
マガジン、6回目の記事です。
前回までの記事紹介
売上記録編_シートの作成
売上を実店舗で売れた際の記録の一例です。スプレッドシートですべて管理したいので、シート「売上記録」を作成したそこに記録していきます。
売上は、最終的には帳簿の作成や、分析につかいたので、各自が使用しているサービス等に合わせる形で作成すべきですが、ここでは、簡易に売上が上がったら、タイトル、金額、日付、を記録し、在庫の数量更新のため、ECショップのデータを更新するタスクをしたかどうか、の4項目ほどのシートを作成します。
既存シートの、「ISBN検索」をコピーします。これでユーザーが購入する際に、書籍のISBNをスキャンして、このシートに転記させれば、書籍情報がすべて取得できます。
シート名や、項目名を適宜変更します。
これは、あくまで既存シートのコピーなので、ご自身の帳簿サービスや分析などで必要な項目は適宜作成してください。
ISBN検索のスクリプト作成
現在シートのISBNボタンを押しても、スクリプトはシート「ISBN検索」に紐付いているので作動しません。こちらは、メニュータブのツール、スクリプトエディタから適宜コピーし、作成する必要があります。この点のスクリプトについての作成や解説は記事2回目をご確認ください。
gsの名前を変更しつつ、中身のコードの一部分、関数名を、getBookInfo_sellに変更し、シート参照の箇所を「売上記録」に変更します。
上書きし、実行すると、ISBNから書籍情報が取得転記されます。
上記、画像の、赤枠が実行後の情報です。青枠が、ECショップに転記する際のタスク完了確認項目とします。現在「未対応」です。
緑枠のボタンは、スクリプトの割り当てを先程関数名を変更した「getBookInfo_sell」に変更しておきましょう。
未対応項目をECショップの数量更新をする
さて、ここで売上記録はできたので、1日の締め作業にECショップに数量変更をしましょう。
この作業は、ECショップ(BASE)にいき、適宜変更します。
この点が、CSVで一括更新できればいいのですが、残念ながら、BASE側に用意がありませんでした。
自前で効率化をやるとしたら、
プログラミング言語、PythonのSeleniumなどを使って、WEBアプリケーションの手作業を自動化させる。
BASEのAPIを使用許可を取得し、在庫の更新のプログラミングを作成する
などがありそうですが、作成に時間が掛かりそうなので、現状は手作業で対応かなと思います。この点、自動化も検討はしてるので、実装できたら共有させていただきます。
以上です。
技術的な不明点はお気軽にご連絡ください。また、実際のWEB作業などもお手伝いできますのでお気軽に相談ください。
それ以降の公開予定記事
・返品対応編
別テーマ
実店舗が電子書籍を取り扱うとしたら・・・スキームの構想と具体案
などです。
引き続きよろしくお願いします。
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