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本を届けるときに考えたいWebまわり、8つのこと_著者と出版社の施策の具体編

※有料ですが全文読めます。読後、参考になるようでしたらサポートしていただけると大変喜びます。

前回の続きです。具体的どうやって施策を進めるか?の作成や運用方法についてです。

Webまわり8つの施策
・Amazonの著者ページを登録、更新する
・著者Twitterアカウントを作成する
・書籍公式アカウントを作成する
・著者Webサイトを作成する
・書籍特設ページを作成する
・You Tubeでプロモーション動画を公開する
・感想の投稿、記事を収集し、まとめる
・自身のECサイトか、Webフォームで受注窓口を作る

Amazonの著者ページを登録、更新する

著者ページとは、下記画像の赤枠の部分をクリックすると、著者ページに遷移します。

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上記、赤枠の部分が著者ページ内の著者のプロフィール部分です。このようにプロフィールから、動画、イベント日のお知らせまで情報発信できるのが著者ページです。AmazonのPV数を考えると、是非充実させたい場所です。著者のアカウントで作成する必要があるので、著者自身で作成するか、出版社の方は、猛プッシュして作成してもらうことをおすすめします。

著者Twitterアカウントを作成する

こちらも、先述記事「本を届けることについて「3つの時間軸」から調べたこと考えたことのいくつか」に記載したように発売前、可能なら企画制作段階で、アカウントを作ることをおすすめします。可能な限り、書籍の企画と、制作過程を発信していきましょう。SNSの利点として反応がすぐに分かることなので、原稿を公開してみて反応をみる、ということもできます。また、この段階で、興味を持っていただく方が増えれば、初版部数の想定もしやすくなります。

Twitterに関しては、すでにハウツー記事が多く出ているので、下記、6つの記事などを参考に自身の運用に取り入れてみてください。

書籍公式アカウントを作成する

こちらも上記、著者アカウントの運用と基本的には同じですが、より、書籍に関心の高いユーザーがフォローするような想定で運用していき、書籍に関するWebやPRの情報を発信するアカウントとして、活用すればよいと思います。書籍アカウントとと著者アカウントでRTなどしていく関係性を築くなど運用時は全体像を描いてから運用しましょう。

また、アカウントを追加する場合ですが、Twitterは電話番号かメールアドレスに紐づけてアカウントを発行するので、すでに電話番号などで別アカウントを紐づけている場合は、新規のフリーなメールアドレスなどから紐付けると良いです。紐づけの選択時は、下記のようにメールアドレスを選択します。

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著者Webサイトを作成する

書籍を届けることに関しての著者サイトの活用目的は、

・情報発信(ブログや特設ページなど)
・受注(フォームやECカート機能など)

があります。

Twitter等では短いテキストでの発信なので、Webサイトではまとまった文字量での記事や、運用工数の兼ね合いではTwitterの投稿まとめでも良いと思います。また、Webサイト自体未作成やサイトで記事作成以外で活用するツールであれば、noteがおすすめです。

noteは、SNS的な要素も含まれているブログのような存在なので、認知拡大にも寄与してくれますし、最近では、書籍の全文公開や「はじめに」の部分公開、編集者自身の発信も盛んなので、noteでの発信でも良いと思います。

書籍特設ページを作成する

こちらも上記と重なりますが、Webサイトかnoteあたりで書籍情報に特化したページを作成します。

可能なら、Webサイトをプラットフォームとして、SNSやnoteを従の関係にしても良いと思います。

具体例は
・自身や書籍のTwitterアカウントの埋め込みや、
・SNSやブログでの口コミ掲載、
・noteなどの記事のまとめ
・You Tubeなどのプロフィール動画掲載
・受注フォーム/カート

など各機能をまとめて掲載する場所として活用することで、プラットフォームとなります。また、出版社では、特設ページで、部分的に無料公開している書籍もあります。下記、新潮社さんなどは、試し読みできる書籍ページがあります。書籍特設ページで、無料公開から、受注まで一貫して作り込むページというのもう良いと思います。

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You Tubeでプロモーション動画を公開する

プロモーション動画は、書籍の魅力を違う切り口で、伝えることができますし、Webで無視はできない動画市場へのチャネルとしてYou Tubeを活用することもおすすめです。

下記は、庄野雄治さんの「たとえ、ずっと、平行だとしても」の動画です。

感想の投稿、記事を収集し、まとめる

先述しました、SNS、とくにTwitterとInstagramは検索機能によって、特定の語句やハッシュタグにまつわる投稿を検索することができます。書籍に関する投稿を検索して、レビューなら収集してWebサイトにまとめて掲載させていただいたり、いいねやRT、など投稿者とコミュニーケーションを取ったり、リアルタイムでアクションができます。

検索方法は、
・各SNSの検索窓から検索することもできますし、
・各SNS高度な検索(Twitterの場合
IFTTTなど、検索結果をスプレッドシートにまとめておく

などの方法でより効率性を高めて収集することもできます。

自身のECサイトか、Webフォームで受注窓口を作る

書籍を多くのひとに知ってもらい、最終的には、購入してもらうことを目的としている場合、自身で管理できる受注窓口を設けることで、認知から購入までの一貫したPRができます。

事例としては先述記事の「発売前に、事前予約してもらう事例」でも記載しましたが、

・Webサイトに受注フォームを埋め込む
・ECサイトで受注する

のパターンがあります。


受注フォームはサイト作成ができるなら、

・サイト内でフォームを作成するいれる
・Googleフォームなどを埋め込む

などで良いと思います。

ECサイトは、簡易ECサイトの

BASE
STORES

などで良いと思います。

自身で、受注窓口を設けるときの注意点としては、出版社さんや書店さんとの連携です。事前に設ける旨の合意や、受注にあたり、在庫状況や、サイン入りなどの特典の対応の流れ、取り次ぎに関する連絡を円滑にする必要があります。この点は、出版社さん書店さんと蜜な関係づくりも欠かせません。

以上です。

上記は過去の事例もすでにありますので、自身に最適な形でカスタマイズすることでより多くのひとの書籍が届くことを願っております。

また、アイデアは納得したが、実行するひとがいない、という場合は、ご相談承っております。お気軽にご連絡ください。

引き続きよろしくお願いします。


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