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#6 銀ホス流 苦手なタイプの攻略法――探求の気持ちを持つことで、心の入口に立とう

今週も、私のnoteに遊びに来てくださった方、ありがとうございます。
湘南の家とも、もうすぐお別れです。
台風で壊れたわけではありません。
もともと期間限定の借家だったのです。

今週は、引越し業者のお見積もりを、8社同時にお願いしました。
皆さん、ポジティブハローでしたよ。
わりと高額な、一回限りの取引ですからね。
営業マンとしては、ハズしたくない勝負の場になります。

家の中を値踏みかのごとく見回されるなか、たまたま玄関口を通りかかると、ただ一人、皆さんの靴を並べる方がおられました。
そうね、8社が一気に訪れ、8人の男性が脱がれたわけで、私は、黒い革靴が、巨大なカブトムシが蠢いているように思えて、ギョッとしたものでした。
白髪の、線の細い、営業マンにしては弱々しい雰囲気の方でしたが、下心はあったにせよ、見てはもらえないかも知れないところで気遣いをされている姿は、正直、おお! と思わせてくれました。

私は、サービス業のプロだったので、人様が考えて行っていることはだいたい理解できます。
そんなふうに感じた自分にも少々驚いたのですが、やはり心遣いは嬉しいものですね。
誰もがやりそうのに、やっていなかったからか、新鮮でした。
そこから、自己分析してわかったことがありました。

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