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アレキシサイミア(失感情症)についての考察

ほっこり応援団たかたんです。

今日は、聞き慣れない言葉、アレキシサイミア(失感情症)について、考えていきたいと思います。

今までたかたんは、自分が愛着障害じゃないかとか、色々自分に当てはまるもの探しをしてきましたが、一旦これで終着地点じゃないかなと思います。多分たかたんは失感情症に近いもの。

アレキシサイミア(失感情症)ってどういうもの?ってお伝えをすると。疾病名ではなく、あくまで性格特性という位置づけ、概念でしかなく治療法は模索段階です。

・自分の感情を認知できない、もしくはしづらい。

・ストレスや負荷がかかっても自分で感じにくい。なので、心身症や精神疾患になりやすい。

・自分の感情を自分で認知しづらいので、感じることも表出することもできづらい。

・自分の中に感情というものさしがないので、周囲の感情的な反応について、共感が難しい。

・(個人的には)定形の感情の爆発(私の場合拗ねる)はあるけど、基本的な喜怒哀楽や機微な感情は感じられない。

・達成感、嬉しい、親しい、優しい、など心温まる感情の質感を味わったことがないので、物事は義務的に行う、また行わないと罰せられるから行う、またどうやら喜んでくれるという行動を周りがしてるらしいから行う。

・痛みの外在化。痛みもストレスも自分の中にあるものとあまり感じずに、結構向こう見ずになる。

・他罰、他責的になる。人のことをけなす割には自分もけなす人の水準ではない。

・疾患名ではなく、性格特性。

・原因は医学、科学的にはっきりしてないが、遺伝的なもの、養育的なもの、環境的なものがあるという。親子間、養育者との間での感情的、情緒的、愛情的やり取りが希薄だったから、失感情症の人は自分の中で感情という経験をせずに、また養育者からもその感情はこういうものだよという教えられ方もせず、日本人的な、感情というものさしを会得せず、社会に出たため、日本人的な感情のものさしの必要な社会で躓くことが多いとのこと。

・幼少期からの家族関係やおとなとこどもの関係の希薄化により、失感情症を持つ人は多くなるとの予想もある。

・今は10.1%〜16%ほどがアレキシサイミア傾向を持つと言われている。


アレキシサイミア(失感情症)についての説明も一通り終わったところですが、まだ1970年代に医学的に始まったそんなに浸透してない概念なので、繰り返しですが治療法はありません。でも性格特性で片付けるのも、たかたんも含め辛いので、次からの記事で、ここからはたかたんの言葉ですが「幼少期に感情を作り上げる機会を逃してしまった人のために今から感情のものさしを作ろう」のお話もしていきたいと思います。

皆さん、それと生きづらさを抱えてて周りと私は違うのはなんでだろう、と思ってた方のために、ひとまず解説です。人は生きづらさを感じてる時に自分にしっくりくる概念があると救わることが多いです。たかたんもこの概念によって救われるか!もうひと頑張り自分探しをしたいと思います。

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