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ほぼいきなりのテンションで出る、超flatCS2

悔しい。この一言に尽きる。

結果から述べると、本戦一没のベスト64。
6.0倍の大型CS、しかもチーム戦というある種異質なフォーマットでの予選上がりだけでも普段の自分なら十分と言えるだろう。

ただ、それでも悔しい。
そう思ってしまうのは、ここ数ヶ月のオリジナル環境をあまり触ってこなかったこととチームメンバーを最後に頼れなかったことの2つの自分の怠慢によるものだ。
ただ、あまり触ってこなかった練度0の山でここまで来れたのは本当にチームメイトのおかげである。
この記事が、"チーム戦で慣れない山を握ることになった迷えるDMP"の助け船になれば嬉しく思う。


1.何故、超flatCSに出たか

事の発端は約1週間前、とある人のポストを見たことから始まる。

知り合いのナス田楽さんが、超flatのメンバーを募集していた。
その時これを見ていた自分は、
「まあ超CS落ちてるし出ないかな、どうせメンバー集まるやろうし」
と思いながらこのポストをスルー。

正直、個人的に今のデュエマのモチベがそこまで高くなく、その状態が今の言葉となって出ているわけだ。
ましてや超CSⅥを2つとも落ちてる自分にとっては日帰りで出る理由が薄く感じていたのである。

と、思っていたら1週間後…

まあ日程が本番直前ということもあって、本当に加勢できる人がいないのだ。
このまま放置したらチームが完成せずそのままチームが解散となってしまう…


(………動くか)


というわけでXのDMで声をかけに行って、メンバーであるナスさんとCROWNさんは無論あっさり了承。
日帰り群馬旅(目的は大会だけ)の始まりである。



2.調整という名の対面練習


ちなみに大会参加確定したのは1/31、本番は2/4ということで実質調整期間(練習)は4日間しかないのである。
さすがに時間は無いと思った自分は、使用デッキを予め自分の中で決めていたのである。


クローシスバイクだ。


というのも、実は直近で出たはっちCS3回ともクローシスバイクで予選を4-1で抜けているためデッキとしては悪くなく、個人的に一番使いたいデッキだったのだ。
俺視点での目標としては、
「一つのチームを救い、チームメイトの意見を聞きながら何かしらの仕事をする」というものであるため、予選抜けできればいいなのテンションだった。
とはいえ"使いたいデッキで出たい"というものはぽっと出のプレイヤーの個人的な意見でしかないためそこはチームメイトに相談するしかない。
と、思いながら連絡用としてXのDMでチームメイトのグループを作り、クローシスバイクを使う旨を伝えたら思ったよりあっさり許してくれた。

という訳で、数日間という軽めのリスト調整を入れた自分なりのクローシスバイクのリストが2つできた。(参考程度に載せておく)

ヴァイモ型
アーテルスパイナー型

ヴァイモ型はマジックの1点バーシの裏目としてヴァイモからクロックorカマスなどの踏み倒しメタを蘇生して相手の展開を阻害するコンセプトであるため、カマスの5枚目のような運用のできるザグナムを採用。(冷静にラッシュルピアもザグナムにする線はあったかもしれない)
ただ個人的にヴァイモというカードは基本的にトップ3枚の中に少ない解答を捲りに行くことが多いため受けの脆弱性が見えてしまっており、個人的にはあまり性に合わなかった。

そういう意味で、使うなら後者のアーテルスパイナー型である。マジック対面のスパイナーが特に強力で、1点バーシ+同期の盤面すら1枚で解決できてしまうのが魅力である。
そしてアーテルはヴァイモとは違い、ロングゲームになった時のバリューがとてつもなく高い。メタ除去+各下バイの5枚目以降の運用もできる神カードである。
正直俺はこのリストで出る気満々だった。

大会2日前、この2日間はメンバーとのスパーリングのために秋葉原に行くことになる。
超CS前日の2/2はナスさんに会いに行き、そこに知り合いのブライゼさん達とも会って対面練習に付き合ってくれた。
そこでナスさんから1つ面白い提案をされた。

「swordさん、黒緑使います?」

これが後にこのチーム戦の運命を変えることになる発言となる。
なるほど、とは思ったが正直自分はバイク使うんだろうなくらいのテンションであまり黒緑アビスを使う実感が無かったため、
「どうしても使って欲しいなら全然使いますよ(練度0だけど)」
という感じの返答をして、その日は解散となった。

その翌日はもう一人のメンバーの@CROWNさんとスパーリングをして、明日他の2人が何を使うかという会議をしてある程度議論がまとまったらカーディバルを冷やかしして帰宅。当日に備えることにした。

あまりどうなるか想像のできない大型のチーム戦だったため楽しみなのが半分、もう半分は早朝に起きて果たして高崎に辿り着けるのかという不安が襲ったがなんだかんだで寝れた。
なんならアラームの数十分前くらいに起きれたため準備の確認すらできた。


3.急な使用デッキ変更

なんとか高崎に到着し、チームメイトとも合流できたところでチーム内の認識の擦り合わせから入る。他2人が結局何を使うかを聞くだけで横から意見を投げようとしたら…

気付いたら俺は、黒緑アビスを使うことになっていた。

どうやらナスさんの中では、俺が黒緑を使うことが確定されていたらしく、他のメンバーが何を使うかは会場で決めようという魂胆だったらしい。
まあ勝手によくわからんデッキ使われて勝手に負けられるという不安もあっただろうからそれはチームメイトとして素直に従おうということで了承した。
そして色々な協議を経てチームはこういう編成となった。

A.sword・黒緑アビス
B.ナス・黒単アビス
C.@CROWN・フィオナアカシック3

使用デッキが決まったという意味では安心はしたが、いきなり練度皆無の環境山を回すという意味で別の大きな不安が自分の中に襲いかかった。
「いやー、回せるかなぁ」と不安を溢したらナスさんが一言、「まあそのためのチーム戦なんでw」
その時に思ったことはただ一つ、
「よし、不安になったらすぐ助けを求めよう」

正直、チーム戦で何かしら困った時は本当にこれで良いと思う。本当にこれで救われた。

(とあるDMPのチーム戦レポートの記事で、青魔の試練ループを知らないでチームCSに出て初戦はチームメイトのサポートあってループまで辿り着き、それ以降は基本的なプレイングなどを全て自力でこなしていたという内容の記事を読んだことあるが、
それはプレイの基礎がしっかりしている上手いDMPだから成せる業であるため真似はできないと思った。わからないことはチームメイトに聞こう。)

リスト登録する時にできた画像


4.戦績と黒緑を使った感想、反省


結果は本戦一没のベスト64
個人チーム共に6-2、有効勝利3回

実はこういう大型大会の予選抜けは初めてだったため、テンションは上がっていた。
ただ緊張はしていた。

しかし本戦1回戦、対面は黒単アビス。
本来黒緑vs黒単は、黒緑がフットレスなどでリソースをしっかり保持した上でアエヌマクアを適切なタイミングで投げないといけない対面なのだが、
それの知識すら頭にないほどオリジナルをやっていなかったため、自分はチームメイトに相談せずにフットレスではなく「力が欲しいか?」を打ってジャガイストを捲り、プルームがいることを忘れて踏み倒し、手札がすっからかんになった上に盤面がジャガイスト2体だけになって負けるというとんでもなく不甲斐ない負け方をしてしまったのだ。

ここでの反省点は2つ、
1.純粋な知識不足
2.どういうプレイをすべきかを事前にチームメイトに聞かなかったこと

正直これに関してはチームメイトによってはボコボコに叩かれてもおかしくないくらいのやらかしで、チームメイトが優しかったからあまり言われなかったが自分の中では本当に反省した。

チームメイトでのノリのようなやり取りで、CROWNさんが予選終えた時の個人成績が3-4でナスさんや身内でキャリーだといじられていたが、その日一番山とメンバーにキャリーされていたのは自分だと思った。
だから悔しかった。予選抜けできて1BOX貰えて嬉しかった所もあるが、俺の立ち回り次第でもっと勝てたはずだから複雑な心境だった。

ただそれを踏まえても尚、黒緑アビスを使って良かったなというのが1日戦っての感想だった。
自分がいつもやっているデュエマとはまた違うゲームを体感できた上に、プレイの深さやアビスという基盤の強さを知れて使ってて本当に楽しかった。
ドロマー天門と青黒コンプを狩れた辺りからこのデッキ強いなbotになってた。


5.超flatの感想

本戦終わった後はモヤモヤした気持ちで身内の集まりに戻っていったが、思ったよりすぐ気持ちは晴れた。
全員身内で被っちゃやーよに参加したり、会場の時間が許す限りデュエパーティをやったりで楽しかった。

良すぎて思わず撮ったボルドギのボックスアート

色々な展示も見に行ったりでなんだかんだ超flat CSを楽しめた気がした。
若干の心残りは、展示にあったガイハートかギガハートを持って写真撮りたかったなぁくらい。

そもそもこの日の1週間前まで群馬に行く予定すら決めていなかったため、ほぼ弾丸旅行のようなスケジュールで行くことになったが、とても楽しかった。
もう少しオリジナルに触れて行かないと良くないなと痛感した日でもあったから色々勉強にもなった。

今回は閉店間際のフードコートで夕飯を速攻で平らげたため、飯の写真は撮れてないです。申し訳ない。

ついでと言ってはあれだが、被っちゃやーよの際の集合写真を地元の友達に投げた時に作られたコラ画像を載せて置きます。

これのアイコンイラスト作ってくれる方、募集してます

6.読者へ

ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。
今回の記事に関してはただただ走り書きだったため、読みにくい箇所が多々あったと思いますがお楽しみいただけたなら幸いです。
そして、今回チームを組んでくれたナス田楽さんと@CROWNさん、本当にありがとうございました!とても楽しかったです!

それでは、またどこかの記事でお会いしましょう!!ありがとうございました!!

(募金箱とついでにコラ画像の元になった自撮り画像置いときます。)

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