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11月22日 こんぶ。番外編#いい夫婦の日#夫へのラブレター

今日は11月22日、いい夫婦の日ですね!
クソババアサロンのちゃちゃこさんが「夫へのラブレター書いてみない?」と何気なく言ったことからこの企画がはじまりました。

「パパ、いつも子どもたちのために働いてくれてありがとう!」みたいなやつかと思ってたらさ、朝からやばいのよ。みんなの愛が深すぎて、仕事へいくバスの中でババア号泣ですよ。きったないババア汁を垂らしながら、ババアたちへの愛をつのらせていました。
Twitterで「#夫へのラブレター」って検索してみてくださいよ。ただの上っ面の愛じゃないんだよ!夫婦ってさ、いろいろあるの!いろいろなくても、その平和さにも泣けるの!もうね、いてもたってもいられず。
ごはん作りを放棄してnote書きたくなっちゃったから、書くね。


うちの夫婦をざっくり紹介すると
・出会ってから20年くらい
・結婚して16年目
・子どもは15歳と13歳の男の子
・できちゃった結婚
・旦那は元借金持ちのバンドマン
・今はサラリーマン


「よしお君へ(仮名です)」

結婚してから16年、あっという間だったね。

お金がないから結婚式なんてしないだろうな〜と思ってたら
「俺たちはまだ若い!みんなに世話にならないと生きていかれないだろうから、二人をよろしくお願いしますの会はぜったいにした方がいい!」
と100人以上あつめて結婚パーティーをしたね。
お金がないからウエディングドレスなんて着られないよな〜と思ってたら
「オークションで安いのが売ってるから大丈夫!」と
1万円のドレスを買い、チビの私のために丈つめをして裾がきれいに広がるように針金を縫いこんでくれたね。
お金がないから新婚旅行なんて行かれないよな〜と思ってたら
「旅行代わりに、回らないお寿司を食べに行ったあと、スーパー銭湯に行こう!」と、自転車に二人乗りして出かけたね。

「うちにメシ食いに来いよ!」ってどんどん友達を連れてきて、その友達どうしが夫婦になって近くに引っ越してきて、子どもを産んでまた仲間が増えて。「よしお君の家みたいな家族をつくりたい」って言ってくれるのが本当に嬉しいよ。

わたし、自分の愛情に自信がなかったんだよね。
小さい頃に自分のお父さんが浮気してたなんて思ってもみなかったし、それを知ったお母さんが「男の人はそういうものだから」みたいな感じだったのがずーっと引っかかってて。「そういうものなんだったら、わたしだってこのくらいの気持ちで付き合えばいいや」と思ってた。
でも、よしお君とよしお君の両親はちがった。なんでもかんでも話し合って、お互いにしつこいくらいに関わり合ってて、でもやりたいことは全力でサポートしあって。なにより、みんな生きてることがすごく楽しそうで、あったかい空気がただよってた。初めておうちに行った時「わたしの欲しかったのはこういう感じの愛情だったんだ!」と思ったよ。
だから、お金がないのなんてぜんぜん問題じゃなかった。
そりゃあ、困ったことはたくさんあったし、ため息もいっぱいついたし、みじめな思いもたくさんしたけど、気持ちが満たされてなかった頃よりずっと幸せだと思った。
それは今でも変わってないよ。

「お金のない残念な旦那さん」と誰かに言われるたびに「よしお君には何かがある。いつかやる気になったらできる人だよ。わたしが認めた人なんだから」と心の中ですごく悔しかった。やりたいことをやりたい順番で、思いつくまま、しかも自信満々でやり続けるのって難しいよ?少なくともわたしにはできない。そんな勇気ないもん。他のことはどうでもいいんだ。よしお君にはずっとそのまま調子にのったまま生きてて欲しいよ。

よしお君の自信は、子どもたちにも伝わってるね。「なんでもいいから思い切ってやれ。失敗したとしても後悔するよりはまし。普通がどうとか、つまんない事は考えるな」とずっと言い続けてる。言うだけじゃなくて、とことん付き合ってるから、子どもたちは伸び伸びといい子に育ってるね。

子どもを産んでから、わたしは変わった。
自分の中から枯れることなく湧いてくる愛情に気づいたんだ。子どもたちに対してどれだけ愛情を注いでも100倍くらいのかわいさで返ってくる。よしお君は「ママじゃなかったら結婚してなかった」と言ってくれるし、もう愛情が欠けることはないんだな〜!と思ったらすごい力が湧いてくるんだ。

自分は満たされたから、今度は誰かを満たしてあげたい。具体的には何もできないかもしれないけど、ちょっとした気持ちを満たしてあげたい。好きなら好きって言いたいし、エアハグやエアキャンディーを送りつづけたい。

よしお君。
愛情を循環させて、やさしい世の中になるといいねえ!


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