Xデザイン学校ベーシックコース #02 ビジネスインタビュー

6月22日、Xデザイン学校ベーシックコース2回目!
今日はビジネス視点とユーザー視点についての座学を経て、ある企業の3年後のビジネスモデルを考える、をテーマに実際の企業の方にビジネスインタビューを実施。

事業性が弱い

いきなり、耳が痛い。
事実、ユーザー視点ばかり鍛えている自分がいる。
これまで何度も浅野先生や山崎先生の授業を受けていたのに、恥ずかしいことにビジネス視点はどこか他人事だった。

「調査や課題発見は練習すれば、ある程度できるようになる、が、儲からないと意味なし」

会社ではありがたいことにUXやHCDに追い風が吹いている状況、全社あげての取り組みになってきている。が、ビジネスとして本当に必要なのか、ちゃんと儲かるのか、を説得できる力量が私にはまだない。
UXデザインからサービスデザインへ、自分のマインドも変革していく練習が始まった。

新しい価値

人は、今までとは違う新しい世界に連れて行ってくれる人やサービスに惹かれる。
新しい価値、をとことん追求して行った先に新たなサービスが生まれる。

人の幸福から離れて生き残る会社はない
パナソニック津賀社長の言葉

うちの会社のミッションと同じ考え方だ!
なんか社内で言われていても「はいはい、HAPPYね(雑っ)」って感じだったのに外の人の話を聞くと、「このミッションいいかも」と今さら思ってしまった、天邪鬼なワタシ。
人の幸せの中に新しい価値を見いだせるヒトになりたい。

ビジネスモデルキャンパスとCVCA

ここからはチームでのワーク。
実際の企業の方にインタビューしながら現状を明らかにし、まずはAs isのビジネスモデルキャンパスを描いてみる。
そしてTo be、描けない、最初の項目、顧客セグメントさえ絞り込めない。
企業のビジョンを元に考えようとするが、風呂敷を広げすぎて、時間だけが過ぎていく。もっと企業の方に話を聞けばよかった、と反省。

3時間ほどで作成したTo beを使って、企業の方に向けてプレゼン。
各チームの発表ごとに企業の方からコメントをいただくのだが、「これってうちがやる必要がありますか?」と何度も問われる。
同業他社がやっても同じに見えることや、自社の(強みの方の)アセットを十分に活かせないことを提案しても響かない。

企業のアセットは何か、今のアセットを無視して考えるのはスタートアップ。
既存のアセット(強みの方)を使いながら、負のアセットをできるだけ減らし、ゲームチェンジしていくことが必要。

来年2月の最終発表まで、どれだけ成長した姿を見せられるか。
今日はチームのメンバーと様子伺い、のようになってしまった部分もあったが、縁あってチームになった仲間から学び、各自の強みを相乗効果にしながら楽しみたい。

CVCAについては、まだ勉強不足で何も語れないので今後の学びと自習に期待。

また来月!

来月は今日の授業で明らかにした会社(開発側が)考えるAs isと実際のユーザーのAs isのギャップを探るため、浅草に繰り出して、外国人観光客を観察予定。

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