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アフタヌーンティー・ストーリーその4

アフタヌーンティーが好きだ。

どのくらい好きかというと、某大手飲料メーカーの「午後の紅茶」を激安スーパーで見かけても、そこに優雅さを感じてしまうくらい好きだ。

地域のコーヒーチェーン店の簡易アフタヌーンティー、ホテルラウンジのアフタヌーンティー、と紹介してきたが、他にあるのか?

忘れてはいけない、午後の紅茶タイムを楽しむには「紅茶専門店」がふさわしい。珈琲店でももちろん良いのだが、本来は紅茶だ。

というわけで、島根・松江に旅行で行った時に探し出した紅茶専門店、「ロンネフェルトティーハウス」のアフタヌーンティーについて書く。

この店、境港で澤井珈琲に行くばかりでなく、松江にも無いかな、とネット検索で偶然見つけた店だ。

そして、松江市内なのだが少し奥まった、住宅地の中にあるため車で周辺を何周かしてようやくたどり着いた、立地難易度の高い店だ。
しかしこの店のホームページのトップ写真を眺めているだけでヨダレが出る。

訪れたのはコロナ真っ只中の2020年夏。この夏から秋に少し落ち着いた時期があった。今となっては懐かしの「GoToトラベル」で行ったのだった。

そして2024年の今、ホームページを眺めていてショッキングな記載を見つけてしまった。

悲しいお知らせ

残念、もう味わうことができなくなったのか。
澤井に続き、山陰のアフタヌーンティー文化がどんどん失われていく。

もう過去のものとなってしまったが、1人分を注文した時の写真。
1人分ということは、妻はスコーンと紅茶を注文したのだったかな?


下の皿の充実ぶりったらない

さすが専門店、紅茶の種類が多すぎて圧倒された。LUPICIAか?と思うくらいメニューに紅茶が並んでいた。しかし僕はそれほど詳しくないので紅茶の注文の段階でフリーズしてしまった。

そんな上質な紅茶と共に、意外とボリュームがあるアフタヌーンティーを頂く。これはもう食事だ。そう、ランチの後にランチだ。

そして記憶も薄れてしまったが、上の皿、スコーンの手前に不自然に空間があるがそこにケーキか何かあったのだろうか?
思い出せない。何かあって欲しかったが、おそらく何もなかったのだろうと考える。なぜなら、下の皿の野菜類に先んじて最初に何かを食べた、ということは考えにくいからだ。

もうこの謎は解けない。
鳥取が産んだ(店は島根だけど)名探偵コナン君でも解けないだろう。