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台湾 高雄旅行2日目

昨夜は24:00頃に眠りにつき、朝は6時半に起きた。

ホテル内は異常なほど高い湿度だったので眠りにつけるか不安だったが杞憂に終わった。

朝食はセブンで買ったはちみつヨーグルト。100円。

せっかく台湾にいるのだから朝食も買って食えばいいのに、と思われそうだが、昨夜に食べ過ぎたこともあってこれだけにしておいた。まぁそもそも朝食はいつもヨーグルトだけで済ませてるしさ。

2日目の今日は朝から精力的に動き出した。出発は8時前くらいかな。

まずは高雄の一番西にある海とかを見に行くことにした。

この辺に向かいました。

距離にして3km程度だったので歩いて向かうことに。

せっかく台湾に来たのに簡単にタクシーとか乗っちゃうのって勿体ないと思うのです。まぁ目的地の距離にもよるんだけどもさ。

歩きながら移りゆく町並みをみて考え事をしたり、そこで生活している人の日常の光景をみたりするのって、非日常的で楽しいんだよね。

こういう裏路地的なところとかさ。

きらびやかなところよりも、こういうリアルなところのほうが感じるものがあっていいんだよなぁ。わかるかな。この感じ。観光地になると「わざとらしさ」みたいなものが生まれて、なんか、こう、なんだろうなぁって感じになるんです。語彙が少なすぎてうまく言葉で表現できないんだけどさ。

高雄の西にある海辺の近くには、台湾で第三位の中山大学っていう有名な国立大学がそびえ立っていた。国立大学ってこともあってか敷地が超広大でめっちゃ金かかってるなーって思った。こんなところで学んでみたいなぁ。

中山大学からちょっと行くともう海だった。

海を覗くと変なカニがいっぱいいた。

カニって、みんなうまいうまいと言って食べるけれど、よくよく見るとクソキモいよなこの生き物・・・。カニも虫も地球の生き物とは到底思えない。こいつらって本当は宇宙から飛来した生き物なのではないか・・・?

適当に海辺を散歩していたら犬に遭遇。

いや、詳しく言うと、1時間歩いてる間にすでに5匹の犬(しかも野良)は目にしたと思う。

台湾は野良猫よりも野良犬のほうが多いのではないだろうか。

台湾の野良犬共は何食って今日を生きているのだろうなーと思っていたら、この後に若い学生っぽい男の子がドッグフードらしきものを与えていたわ。人間からエサを貰って生きてる個体が多いのかな。

まぁ、野良犬なんかどうでもいいんだけど。

西子湾ってところにいます。

海、見るの久々だな。

なんか丘の上に登れる階段があったので登ってみることにした。

むっ!

階段になにかいる!

ミニトカゲだった。

かわいい、かもしれない。

でもかわいいと感じるのはこいつがミニマムサイズだからであって、数倍の大きさになったら一度「気持ち悪い」に変わってしまうのは間違いない。

常にかわいいと気持ち悪いは表裏一体である。

愛と憎悪と一緒。

という真理にたどり着いた我輩であった。

階段をのぼりきると変なのが姿を表した。「西子湾十八王公廟」ってところらしい。

wikiによると、

康熙23年(1684年)、中国大陸からの漁船が西子湾で沈没した。18人の船員は脱出して避難のため上陸したが鳳山県役人に海賊と誤認され惨殺された。住民が乗員の遺骨を引き取りこの地に埋葬した。一説には難破船で見つかった18人の遺体を供養するために住民が埋葬したとも言われている。その後住民が西子湾地区の山麓に小さな祠を建てたが、1983年に国立中山大学の用地拡張のため山頂の打狗英国領事館横に移設されることになった。

とのことらしい。中国人の遺骨が埋葬されてるんだ。ふーむ…。

正直僕は、何の興味も沸かなければ、何も感じるものはなかった。

電線を伝うリス。

台湾はその辺の公園にもリスがいたりする。

リスってかわいいようでかわいくないんだよな。俊敏すぎてさ。肉もまずそうだし。僕にとってはどうでもいい生き物の一つに見えてしまうよ。物珍しいから写真にとってしまうのだけどもさ。

…。

しばし西子湾を楽しんだ後は電車で観光名所でも回ってみることにした。

高雄は台北同様に地下鉄(MRT)が通っていてとても観光しやすいんだよね。

地下鉄内でよく見るちびまる子ちゃん。そういえば、ちびまる子ちゃんの作者は最近50歳くらいで死んでしまったんだっけな。

人間いつ死ぬかほんとわかんねーよな。山本キッドもなんかすごいことになってたし。お金なんて溜めてても意味ねーなーって思いがより強くなった。まぁ、僕は貯金50万くらいしかないんだけどさ。

萌えー(*´Д`*)

観光の前に腹が空いたのでローカルなところで食事。AM11時くらいだったか。

まだ早い時間なのに現地民が沢山来てる人気店っぽいところで食べることにした。

バイキング形式で色々取ってお会計。120元(450円)ほど。

お会計の際、「ホニャホニャー?」って中国語で聞かれ、よくわからんので「Yes!」と頭を縦に振ったらご飯がついてきた。

味は超絶うまかった。人気っぽいのも納得である。

台湾での食事は小洒落たレストランで食べるのではなくて、少し小汚いローカルなお店で食べるに限る。てかまじうまかったな…。またくおっと。

食後にその辺の屋台?でカフェオレ買った。40元(150円)。普通にうまい。

腹を満たした後、世界で2番目にキレイだという「美麗駅」ってところに行こうと思って、電車ではなくチャリンコで向かってみることにした。

市が運営しているっぽいレンタサイクル。クレジットカードがあれば簡単に借りられるっぽい。30分無料。その後時間に応じて料金加算的な。

…が、返却の際にミスったのかどうか知らんが、うまく返却がされてなかったみたいで、このあと2回目に借りようとしたら1回目の返却がされてませんーって言われて数時間分の料金が請求されてしもうた…。95元(350円)の損失である。ミスったンゴ・・・・(;´Д`)

しかし高雄は暑い!

気温は31度程度だったのだが、日差しが凄まじく強いのでより暑く感じるよ。

ってことでセブンに寄って水分補給。麦茶20元(75円)買った。

味は甘かった…。甘い麦茶ってまじか!!!

そいや前に台湾来たときに買ったお茶も甘かったし、タイでも甘かったし、上海でも甘かったのを思い出した。

お茶の類を砂糖を入れず飲む文化があるのは日本だけなのだろうか?

甘い麦茶は正直不味い…。口の中がグニョグニョして気持ち悪い…。日本人の僕はやっぱり日本の渋い麦茶が一番だと思うのです。結局半分残して捨ててしもうたよ。もう買わん。次からは水だな。

20分くらい自転車をこいで世界で2番、アジアでNO1の美しい駅、美麗島駅についた。

人工的に作られたものに興味はないのだけど、とりあえず見てみることにしよう。

どんっ。

うおっ、ちょっとすげーかも…。

うーむ、なかなか見事かもしれぬ。

高雄に来たら1度は目にしておきたいかもしれない。駅構内だから無料でみれるしアクセスしやすいし。

まぁいいもん見れたかなーって感じ。

この後は椅子に座って今後のプランを考えてた。

そう、今回、実に10日間も台湾に旅行しにきたのだけど、ほんとほぼノープランなので、行き先全く決めてないんだよね。

まぁその日行きたいって思ったところをノンビリと回るって感じにしようかなって。ちょっと調べりゃ色々でてくるしさ。スマホ最高だわ。いい時代に生まれたかもしれん。いや間違いないな。いい時代だよ。ほんと。Googlemapありゃ道に迷うこともないしよ。

次はキレイな駅つながりで、世界で第五位の「中央公園」に来てみた。

うーむ、たしかに、ここもなかなかいい駅だ。

駅周辺は巨大な公園になっていて、都会とは思えぬ光景だった。

辺り一帯、緑にあふれていた。

無数の動植物が暮らしていて、都会のオアシスだなと思った。

スズメが砂浴びしてた。

寄生虫を追い払うため?にやっているらしいけど、初めて見た。スズメって砂浴びするんだな・・・。てか日本のスズメと姿形一緒だな。同一種なんだろうか?

湖でダンスを繰り広げるアダムとイブ。

…。

中央公園で30分程度散歩をしたあと、次はパワースポットで超有名な「蓮池潭(れんちたん)」へ行ってみることに。多分、高雄に来た人はまず訪れるであろうって場所だと思う。

蓮池潭(れんちたん)はうまく電車でいけば近くまでいけるっぽいのだけど、歩くのが好きな僕は少し遠目のところで降りて30分くらい移りゆく景色を楽しみながら徒歩で向かった。

犬。今日だけで15匹は見た気がする。

ちょっとベンチでゴロンっとなって休憩。

14:00の時点で歩数は22000を突破してた。

さすがにランニングで鍛えてる僕でもちょっと疲れた。

30分ほど体力を回復させて出発。

あ、ちなみにハットを装備してきたのだけど、これが大正解だった。

高雄のような強烈な日差しのところを歩くときは帽子は必須ですね。

あとサングラス買っておけばよかったなーと。

犬。16匹目くらい。

お、見えてきた見えてきた。五重の塔。

ではなくて、龍虎塔。

塔をみるとなんでも五重の塔って思ってしまうのはきっと僕だけではないはず。

ばばーーーーん!!

なんか超有名らしいですよ。竜虎の塔って。正直さっきスマホで調べるまで名前すら知らんかったけど…。

塔に登る前にちょっと休憩。

台湾名物のタピオカミルクティー。

はじめはあんまりおいしくねーなーって思ってたけど、何度か飲んでるうちに好きになってしまった。程よい甘みでごくごく飲めるんだよねこれ。

いざゆかん!竜虎塔!

ちなみに台湾では、龍が最も善良な生き物、虎が最も凶暴な生き物とされているらしく、竜の口から入って虎の口から出ると災いが消えるんだとかなんとか。

っていう説明書き。

僕の目の前でタイ人っぽい若いカップルがこれを読まずに虎の口から入って行って少し心配な気持ちになった。

中国語も英語もタイ語も話せないので何も言えずに虎の口に吸い込まれていくカップルをずっとただただ眺めていた。

まぁ他人のカップルを哀れんでいる余裕なんて僕にはない。彼女いないし。彼女ほしい。嗚呼、彼女欲しい。

龍の神よ、我が身に纏わりつく呪いを解き放ってくれ給え。

神のご加護を我にーーー!!!

龍の口の中。

結構作り込まれてるなーと思った。

先を抜けると五重の塔…ではなくて龍の塔の上に登れる階段があった。100段あるらしいが、ランニングで鍛えた僕なら登れると思って登った。

はぁはぁ…。

体鍛えているとはいえ、さすがにキツかった。

ふーむ…まぁ、感動も何もなかったけども。

じゃ虎の口から出て呪いを解き放ってくるとしようか。

虎のケツ。

タマタマが無いから多分こいつはメスだと思う。

全然エロさは感じないけど。

ふいーっと、無事呪いを解き放ってきたっと。

これで近い内に彼女ができたらいいな…。

ずっと外にいるからか腕が真っ黒になってきた。

最終日には黒人になってるんじゃないかな。

…。

夕方ごろ、歩き疲れたので観光はお開きに。

ホテルへ戻ってボディシャンプーで洗濯したり、シャワー浴びたり、note書いたりしてた。

こうして自分のペースでいろいろできるのがフリープランのいいところだね。誰に気を使う必要もないし。旅行はやっぱり一人が一番だと思う。

腕の色がやべーーーー。

最終日には黒人になってるとおもう。(2度目)

時刻は21:00。

腹が減ったので今日も今日とて夜市へ繰り出した。せっかく台湾にいるのだから夜ご飯はやっぱ夜市の屋台でしょう。


ホテルから約2.5kmのローカル夜市、「自強夜市」ってところに向かうことにした。

ちなみに昨日行ったところは高雄で最も大きな夜市の「六合夜市」。

ローカルなところも行ってみたくて。

はぁはぁ…。

すでに3万数千歩は歩いてるのでさすがに足腰が限界に達しようとしていた…。てか腰が痛い(;´Д`)体力は蓄えた脂肪で持つのだが、筋肉や関節が悲鳴をあげているのがわかる。

もう少しトレーニングしておかんとダメだなー。ランニングの1回あたりの距離を最低5kmくらいに増やそうかな。

ローカル夜市の自強夜市へ到着…。

…が、ローカルすぎてあまり屋台もなく、幹線道路沿いってこともあってか車通りも激しいしなんとなくここで食べる気になれず。

35分くらいかけて来たけど思い切って別のところで食べることに決めたのであった。

で、結局、昨日行った六合夜市へ行くことに。大体2kmくらい。時刻は9:40。歩数は35,000を突破。もってくれよ、おらの体!

必殺のレンタサイクル。

異国の地で夜の22:00頃にチャリンコに乗るなんて、なんかワクワクしちゃうぜ。

まぁこのときは空腹感と疲労感でワクワクどころじゃなかったけど。

アレだね、疲労感が強すぎるとワクワク感とか薄らぐからダメだね。

旅行のときは詰め込んだりして無理するより、適度に休憩とか入れないと楽しむもんも楽しめないや。睡眠不足なんて一番ダメだと思う。

ふいー到着。やっぱここだよここ。高雄最大の夜市、六合夜市。

まぁ観光客向けになってるらしいけども、お値段普通の屋台と変わらないお店もたくさんあるし、色々選べるし、ホコ天になってるから歩きやすいんだよね。

魯肉飯。だっけな。たぶん。これはどこで食べても美味しい。味付け殆ど変わらない。濃いか薄いかの違いのみ。あとは香辛料の八角の量の違い程度。

牛肉麺?肉じゃなくて骨だったから別のもんかも。

普通のらーめんを想像するとガッカリすると思うけど、こういうもんって思えば普通に食える、けど、日本人には合わない味付けな気がする。以前別のお店で食べたときも「うーん・・・?」って感じだったし。

っていうか、パクチーがまずかった。パクチーってなんでこんなにマズイのにちょこちょこ料理に登場するんだろう。パクチー好きな人間なんぞいるのかね?

締めに昨日と同じお店で水餃子を。お腹いっぱいだったので8個くらい注文しようと指のジェスチャーで伝えようとしたら「10個!?」って言われたので「10個!」と言ってしまった。まぁ2個の差くらい誤差。

僕は気に入ったお店をループする習性があるのよね。

明日もこの夜市で、しかも同じお店で食事している可能性が大である。

屋台にならんで刺青のお店もあった。客もちらほらいた。

台湾人って刺青してる人かなり多いけど、日本と違って寛容なのかもしれない。

縁起が良いとされている龍の刺青があったので、僕もほってもらおうかなーと一瞬だけ考えたが、一瞬で辞めようってなった。簡単に消せないし。

てか会社クビになるし。前の会社でこっそり肩のあたりに入れてるやついたけどさ。

…。

23:30頃、ホテルに帰ることにした。

ホテルの真ん前にある愛河をみるたび「彼女とこういうところ一緒にいきたいなぁ」なんて思ってしまうあたり、欲求不満の塊になっている。

35歳。これまで何人もの女性と付き合ってきたけど、もう、年齢的にそういうチャンスはほぼ無いだろうな…。

獲得的上昇的であった10代、20代から、一転して何もかもが下降的になる30代後半になると、なんとも悲しくなるよ。

…。

流石に疲れた。今日は寝よう。

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