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【Q&K:002】優越感は「幸せ」か

質問者:ダ○○さん(関東在住・おじさん ←おじさん…だけどさ。)

質問:安心感、達成感、快楽など「幸せ」につながる感覚がありますが、その中に優越感も含まれるでしょうか。ちょっと違うのではないかと感じています。
たとえば、
・AさんはBさんより背が高い。
・BさんはAさんより年収が多い。
という場合。
お互いがそれぞれの属性について優越感を持っていて、普段気分良く過ごしている、とします。(もちろん表に出して相手を傷つけるようなことはしません。)

これは幸せな状態といえるのでしょうか。
気分良く過ごせているのは良いことだとは思いますが、個人的に「幸せ」と言っちゃうには、抵抗があります。


考え:気分が良くなるならば「幸せ」のひとつ。

発端がどうあれ当人の気分が良いのであれば、幸せに該当すると考えるのが妥当だと思います。

"ちょっと違うのではないか"とか"抵抗がある”と思うのは、おそらく優越感を持つことが道徳心や倫理観に反する場合があるからでしょう。かつて教えられたそれらが純粋に幸せを感じることを阻害していると考えます。

相手を傷つけることがないならば、そのリミッターは外しても問題ないかもしれません(性格が歪んじゃったらスミマセン)。


個人的にはあまり品のよろしくない類のものだとは思いますが、人間の感情として優越感で気分が良くなるのは確かです。無理に蓋をするより人間はそう思うものであることを認めそれを有効活用したほうが良さそうです。

たとえば落ち込んでどうしようもないときに使うとか。


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感覚的に「幸せ」はプリミティブな感情で、道徳心や倫理観は成長するに従って身につけていった知識・知恵のように思います。道徳心や倫理観はお互いの幸せを守り合うために社会が作り上げてきたものなのかなとか思ったり。




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