AIと絵本作り 2024年1月のワーク
わたくし仕事でGPT(ChatGPT)を始めとしたAIをつかったり、プライベートでも画像生成AIとかを使ったりしております。
そんな中、最近では芥川賞もAIを利用したものが受賞してたり、創作界にもAIが入り込んできていますよね。IT業界ならコパイロットとかもっともっと浸透しているはず。
さて、作家であるわれわれもAIの利用を検討するときに来ております。
AIと絵本。個人的には大活用をおすすめします。
利用用途は「相談相手」です。
これは将来的には簡単なキーワードで絵本や文章を書いてくれるところまで言ってくれるでしょうが今現在ではもうちょっと不足しているというのがわたくしの実感です。
たとえば、画像生成AIではものすっっごい画像がすぐにできちゃいます。
これはもう人間はAIに敵わない。スピードもクォリティも。
ただ現時点では絵本の絵に関しては人間のほうが適しています。
その理由は、人間のほうが「描きたいものを描ける」から。
たとえば主人公が「くま」だとします。1枚絵ならばAIの素晴らしい絵が直ぐにできます。でもこれは絵本です。ストーリーがあります。複数枚に渡ってくまが登場しなければなりません。
するとAIの不得意な領域になります。
そうです。「同じキャラクターを何度も登場させるのが難しい」。
一枚目のくまと二枚目のくまはそれぞれクォリティは高いのですが、同一キャラには見えないものができてしまいます。
惜しい感じですね。
(もうそろそろ、いろんな対応方法や技術でクリアされると思いますが)
そしてこのキャラクターに森の道を歩いてもらいましょう。
できた画像が。。。
いやいや。画面の左から右にむかって歩いてほしい!
というわけで再度お願いすると・・・
これらの画像だけ見ると、「なかなかいけるじゃん」と思うかもしれませんが、絵本創作者からするともう一歩。頭身が変わっている、目線が違う・・・などなど。
でも。でもですよ。これらってすごいヒントになりませんか?
創作者ゴコロをくすぐりますよね。
「相談相手」として、まずは取っ掛かりを作ってくれる。
この点で現時点のAIはかなーり優秀です。
これを元に自分で絵を描いたらいい。
切り貼りでもいい。
いずれにせよ、現時点では仕上げは自分でやりましょう。
各サイトで同じキャラクターを出す方法などが検証されていますが、そちらを参考にしてもいいかもしれませんね。
さて、絵はもちろんのことストーリーについてもAIは大活躍します。
たとえば「くまが森を歩いて事件に遭遇する絵本のストーリーを書いて。」と書くとストーリーを返してきてくれます。
ですが、もちろんそのままでは使えません。
これは、相談相手の答えです。アレンジしてあなたの作品に昇華させましょう。
相手がAIであることの利点があります。
・どんな難問でも返答をくれる。
・気分を害しない。疲れない。
・パクリとか、そんな問題がない。
人間に相談するとこの逆です。そーとー厄介ですよねw
というわけで今回のワークは以下のとおりです。
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