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勇気のないライオン、とか。

絵本の登場人物にはわかりやすさが必要です。
なぜか。

少ない紙面でキャラクターを掘り下げる余地が少ない中で、イメージを利用することができるからです。

たとえばライオンのキャラクターが出てきたら、強い・リーダー湿布を持った・怖い・・・なんて性格を想像しちゃいますよね。
オオカミならば、ずる賢い。うさぎなら、すばやい・好奇心旺盛・明るいとか。

絵によっては更に色んな情報を付加することができます。
同じライオンでも、王様のマントを身に着けているときと、ボロを着ているとき、胸を張っている、肩を落としている、これらの様子で受け取れる情報もたくさんあります。

絵本にはそれに文字もつきますね。

やさしいライオンが居ました、勇気のないライオンが居ました。

これらは本来ライオンは強くて・怖い存在である。なのにやさしい、勇気がないなど二律背反的な状況になる。
これはちょっと面白くなりそうですよね。

こんなふうにまずはライオン!というキャラクターで強さ・怖さの存在感を立てておき、そこに飾りをふりかける事ができるわけです。


さて今回、殿様が登場するお話をつくりました。
メンバーシップの皆様にはそれを見ていただきつつ、その後受けたフィードバックを共有します。フィードバックってつまりダメ出しですw。
どのようなダメ出しが出てくるか想定しながら見てみてくださいね。

では。

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