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「しかない」思考の使い方

人生ってぇやつは、選択の連続です。
毎日、何を食べるか、何を着るか、何をするかというライトな選択から、キャリアの道筋や人生のパートナーといった人生の大きな岐路といったものまで。これによりおおきく左右されることがあります。

そして、そんななか「しかない」という言葉がうかぶことがあるでしょう。
「俺にはこの道しかないんだ」「ここで頑張るしかないんだ」
「しかない」はすっごく強力な考え方です。一点に集中し、自身の全力をその一つの選択に振り絞ることができます。ホースの口を絞るみたいな感じに、一気に圧力を高めることができるので、達成のための原動力となることもあります。

しかし、一方で、「しかない」は視野を狭めてしまうという面もあります。
そりゃーそうですよね。一点に絞るわけですから、他は見えない。
他の可能性やチャンスはスルーです。
そしてそれがうまくいかなかった場合は、自身を追い詰め、ストレスや不安に襲われてしまう可能性もあります。

「しかない」。これ自体が良いか悪いかという二元的論ではなく、そういう考え方があるよ、ということです。
結果、毒にも薬にもならない「バランスが大事」ということになりがちですが、それ以前に「しかない」と考えることに両面あるよと意識しておけばそれこそ「しかない」を採用するか却下するかを選択できます。
いいね。

さて、これを絵本作成にあてはめます。

前にあげたポジティブ・ネガティブに通じますが、「しかない」という思考はネガティブ寄りにホースの口を絞るような圧力を高める方法で、完成させるまでの原動力として使えます。

当然、アイディアを出すときには使えませんね。

「しかない」から解放される方法

とはいえ、「しかない」にとらわれすぎてしまうことがあります。
大好きだったり、逆に憎かったり、大きな夢だったり、どうしても避けたかったり・・・つまり感情の陰陽はあれど「関心」がある、もっと言うと「執着」があると引きずられてしまいます。

そんな時に解放される方法は、ずばり「客観視」すること。

俯瞰で見てフラットに見て、現在位置を確かめましょう。

メンバーシップの皆様向けに、創作のときの「しかない」の手放し方を見ていただきたいと思います。それと、今回のわたくしのラフね。

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