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ダレデモわかる美術史”印象派”

美術史って難しいイメージありませんか?
そんなイメージを変えたい!という想いで簡単に美術史の解説をします!

今回は印象派についてです。

先日、ダレデモアート主催のアート鑑賞会イベント「Art Watching Party」にて、鑑賞前に印象派の解説をしたことろご好評いただきましたので、こちらでも書かせていただきます。

1.印象派とは
すごく簡単に言うと「自分の見たものを自分の感覚で描こう」とした19世紀後半のフランスに活躍した画家集団のことです。

2.印象派の成り立ち
当時のフランスではサロンと呼ばれる国家が仕切る公募展に飾られることで画家として認められていました。
サロンに出展が認められるのは宗教画、歴史画、構図がしっかりしてるものでした。
当時、自由で新しい表現を模索する画家たちはサロンでは評価されませんでした。
そこで誰でも飾ることができるグループ展を開催します。
それが印象派の始まりです。

しかし、このグループ展でもモネが出品した「印象・日の出」に対して、
批評家が「これは印象に過ぎない」と酷評されてしまいます。

それでも印象派の画家たちは新しい表現に挑戦し続けていきます。
宗教色が弱く、西洋の文化に後れを取っているアメリカ人に受け入れられたことにより、その人気を確立していきます。

3.日本での人気
今日の日本では印象派の作品は人気が高いです。
その理由の一つと考えられるのは印象派の画家たちは日本の浮世絵に大きな影響を受けていて、表現方法や構図をまねています。
中でもゴッホは日本好きとして有名です。浮世絵を模写した作品も多く残されています。


4.終わりに
印象派の特徴としては
・色彩が豊か
・大胆な筆遣い
などがあります。それまでの時代の絵画と比べて表現が違うので比べて観てみると違いがわかると思います。

簡単ではありますが印象派の解説いかがだったでしょうか?
それぞれの時代、それぞれの画家にドラマがあるのでまたの機会にお話させていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。


ダレデモアート
KENSHO

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