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【カカオの魅力を伝え隊(8)~チョコレートクッキーが食べたい!】

幼い頃よりチョコレートが大好きでした。特にミルクチョコレートには目がなくて、毎日おやつはそれで良いと思っていた甘党でした。しかしながら、夏場のおやつと言えば、スイカ、祖母の作るわらび餅、かき氷、焼きトウモロコシなどで、チョコレートは溶けてしまうからという理由で買ってもらえなかったのです。(今はいずれも大好物ですが!!)

そんな私が母になり、色々とお菓子を作り始めたのですが、夏場のチョコレートの扱いはなんとも難しい……。チョコレートの形が残るチョコチップなどのクッキーを作ると、手がべたべたになった子供たちに手を拭かれてしまうのです。固形のチョコレートならば、なおさらのこと、お気に入りのシャツでもなんでもお構いなしに触ってきて、「ギャーッ」と逃げまわったことが何度あったことか(3人いるので数え切れません)。逃げると子供は遊んでもらっていると思って、余計に追いかけてきます……。

そこでチョコレートを練りこんだクッキーはどうか!!ということで、レシピを探したのですが、なかなかない。マーサ・スチュアートさんの砂糖をたっぷりまぶして焼く、“クリンクルクッキー”と言われるものに行き着いたものの、使用するお砂糖の量が気になってしまう。やっぱり私にとって、クッキーって毎日食べられるカジュアルなおやつなんです。
そんなこんなで、これといったレシピには辿り着かないままに復職し、お菓子作りからは少し遠ざかっていました。

ところが、クリスマスを間近に迎えたある日のこと、自然派のスーパーにお昼ご飯を買い出しに行って、チョコレートクッキーに出会いました。チョコレートが練りこんであるだけでなく、カカオニブが細かく砕いて入っていて、すこぶる私好みの味。もう一度食べたくなって(なんと食いしん坊!恥ずかしいっ!)帰り道に立ち寄ったものの、売り切れていて、しかも限定商品だったらしく、再び相まみえることはありませんでした……(涙)。

そんなことを思い出しながら、作ったチョコレートクッキー。
最近、いろんな産地のカカオニブを取り寄せて試作をしていたのですが、産地やローストの仕方によって味わいが変わるのも面白いところです。私の好みは……もちろん、Dari Kの香ばしいローストカカオですとも!!

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■チョコレートクッキーの作り方■
【材料】
バター 90g
きび砂糖 40g
塩 ひとつまみ
クーベルチュールチョコレート 50g
カカオニブ 10g
ココアパウダー 10g
薄力粉 140g

【作り方】
① 室温に戻したバターときび砂糖、塩をボウルに入れて、均一になるまでゴムベラで練る。
② チョコレートを湯煎または電子レンジで溶かして、①に入れる。
③ ②が均一になったところに、薄力粉とココアパウダーをふるい入れる。ボウルの底から返すようにして混ぜて、粉っぽさがなくなったところでカカオニブ(粉末にしたもの)を入れる。
④ 生地をボウルの底に押し付けるようにして、まとまるまで混ぜる。
⑤ 冷蔵庫で3時間くらい寝かせる。
⑥ 型で抜いて160度のオープンで30分焼く。

(広報・中崎)

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