インドネシアのカカオの流通量を増やすためにDari Kでは、自社店舗でチョコレートを販売するだけでなく、カカオ豆やカカオマス、チョコレートと様々な形で素材を提供しています。そのDari Kの素材が入った商品をご紹介する「ここにもDari K！」、第4弾はDean ＆ Delucaの「デーツとカカオのパテドカンパーニュ」です。

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あれは、12～13年前のことでしょうか。幼稚園に通い始めた息子の送り迎えをしていた広報・中崎（当時は主婦でした）は、あることに気付きました。服装こそ違えど、保護者のほとんどと言ってもいいぐらい多数の人が白、あるいは黒の小さなトートバッグをロゴが見えるように持っているのです。
なんでも、関東に実家がある人が帰省するたびにDean ＆ Delucaの店舗でまとめ買いをしてくれるとのことで、幼稚園のママ達の間で大流行していたのです。

残念ながら、その方の息子さんとうちの坊との折り合いは極めて悪く、親同士も微妙な距離を保っていたために、ついに私が流行のバッグを持って幼稚園に行くことはありませんでした。それが初めてのDean＆Delucaとの出会いでした。

大げさと言われるかもしれませんが、私ぐらいの年代の女性であれば、必ずと言っていいほど憧れるDean ＆ Delucaです。店舗が京都にできたときには、心の中で小躍りしました。そして、今回はなんと！Dari Kのカカオが商品に使われるというではないですかっ！  鼻息が荒くならずにいられましょうかっ！

3月9日から発売となった「デーツとカカオのパテドカンパーニュ」、関西と名古屋で販売中です。売り切れ次第終了なので、是非一度味わってみたいということで、仕事の合間のランチタイムにテイクアウトしました。
カンパーニュの断面には、かなり粗く砕かれたカカオ豆が見えています。一口食べてみると、カカオの歯ごたえ、デーツの甘さが面白く、また、別添えのピスタチオソースの酸味が美味しい！　ワインが欲しくなる味わいです。
実は、私はあまりお肉は食べない（というか年のせいか、あまり食べられない）のですが、食べる場所によって変わる味わいの面白さ、そして一緒にいただいたさっぱりとしたケールとキヌアのサラダのおかげで最後まで美味しくいただくことができました。

それにしても、「カカオ＝チョコレートではない」と代表・吉野からいつも聞いていますが、お料理に使うと可能性がすごく広がっていくんですね。カレーの隠し味にチョコレート、とはよく言われますが、スパイス代わりにお肉に振りかけられるカカオ塩であったり、お肉のソースになったり、日本ではお味噌やお醤油も作られているようです。

「デーツとカカオのパテドカンパーニュ」、小さく切って、チーズやカラフルな野菜などと一緒に盛り付ければ、素敵なアペタイザーになりますよ！　今晩の夕食にいかがでしょうか。
700円（税別）で、Dean & Delucaの店舗で購入いただけます（数量限定のため売り切れの際はご容赦ください）。