失恋した未来の自分へ

タイトルからして酔っているなんて自分でも分かっている。けど今はそういう気分だから黙って放って置いてほしい。せっかくの3連休最終日。惨めで孤独で朝からベッドの上で一人で泣いている泣き腫らした目のみっともない自分を愛おしみ、癒そうとしている20代後半女子の文章をただただ読んで、心の隅っこでいいから「頑張れよ」と呟いてほしい。

先週、3年近く付き合った彼に別れを告げられた。真剣に将来を考えていた相手だったから本当に辛い。辛さレベルはそう、初めてnoteに思いを綴ろうとしてしまうくらいに、だ。今まで作っていたアカウントはあったものの今日という日まで文字起こしをしようとは考えてもみなかった。あゝ、私はそれほどまでに、みっともない自分を「公開」してまで誰かに理解してほしいんだ。必要として欲しいんだ。ありのままの自分=文章を受け止めて、何も言わずに抱きしめて欲しいんだ。と、シラフだけどそう思う。まじで引かないで欲しい。

思えば私が文章を書くのは、いつだって悲しいことが起きた時だ。日記は毎日つける訳ではない。しかし、10年以上前に父が出張のお土産で買ってきてくれた、分厚く不気味なカラーのMade in USA のノートブックにこれまでありとあらゆる負の感情を書き込んできた。とはいえまだ中学時代から一冊のノートブックすら書き終わっていないのだから「なんとも幸せなやつだ」と自分で思う。ちなみにここまで読むと完全に引いている方もいるかもしれないが、私のネガティブ日記は人の悪口は書かないポリシーなので安心して欲しい。

さて話を戻すと、今日書きたいのは、またこの先の未来で失恋しているかもしれない自分宛ての、慰めと癒しの手紙だ。基本的に私という人間は失恋をした時、家族や親友に話を聞いてもらう。周りの人たちは本当に地球上の良い人たちを寄せ集めてきたんじゃないかと思うくらい良い人たちばかりなので、皆私に寄り添ってくれる。そしてそれに甘えている。でも、でも、でも、私のクソみたいな思考回路はこうだ。「もっと良い人に出会えるって何...何を知っててそう言えるのよ〜!」と。そう、結局他人に何か言われても自分の意思が石のように硬い失恋初期の段階では、周りがどんなに自分を応援し、どんなに自分に価値があるか力説してくれても、失恋後の豆腐、いや湯葉メンタルの自分にはこれっぽっちも響かないのだ。(家族、友人、本当にごめんなさい。私はまだその段階なのです) そうやって人の愛や親切心を感じられないくらいなら、今の不幸な自分が、未来の不幸な自分にアドバイスした方がよっぽど建設的だ。

こんにちは、未来の私。1週間経ったくらいだけど、なんとかやっていってるよ。私は明日から仕事だから一緒に頑張ろうよ。もっと良い人、絶対いるよ。けど、このnoteを開く日がもう来ないことを願ってるよ。









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