見出し画像

NHKニュースクリップ(2024年4/21号)

この1週間はNHKの人事関連のニュースが色々とありました。内部向けの話題もあるので、人事についてはメンバーシップでまとめて書きます。

読売新聞のコメント捏造は他人事ではない

私が個人的に注目したのは、読売新聞の捏造報道に関するニュースです。正直に言えば、「NHKでもよくあることだな」と思ったからです。

今回、読売新聞は最初の訂正記事では「確認が不十分でした」と説明していましたが、この訂正も不十分でした。発言していなかった事実が示されておらず、訂正の訂正を行う羽目になりました。

NHKにも同様の事例は昔からある

インタビューの音声は捏造しないまでも、コメントで角度を付けたりして言っていないことを言わせるようなケースはNHKでもよくあります。むしろ、私が若い頃のキチガイCPは、個人のエピソードをマスに届けるために角度をつけて“演出(加工)”するのは「当然のこと」として推奨していました。

ニュースでも「こう言えないんだったら話にならない」と要素が落とされるケースはローカル時代は日常茶飯事でした。

だからですかね?NHKが特に読売新聞の問題に対して消極的なのは。

ちなみに、上記記事を探すために「読売新聞 捏造 NHK」で検索すると、私の環境で3番目に表示されたのは以下の記事でした。

NHKこそ捏造の常習者だから、読売新聞の不祥事を探そうとしてNHKの不祥事が上位表示されるような事態になっているのです。ホント直した方がいいよ、この体質。

NHKのメディア工作は高校生にも

Yahoo!にあまり見かけない媒体のNHK関連ニュースが出ていました。

高校生を悪く言いたくはないですが、NHKのメディア工作もここまで来たかという印象です。

NHKのメディア工作の実態

局内外の複数の筋からの情報を総合するに、恐らくNHKは組織としてメディア工作を積極的に行っています。特に朝ドラで女性誌を懐柔して批判的な報道の抑制を図っているのは、メディア関係者なら誰しも知るところでしょう。それとか、本来ならNHK出版が出しそうな番組関連本を出させたりとかもあります。

これが去年か一昨年くらいからですかね?(敢えて言いますが)、大手媒体だけでなく中小媒体やライター単位にまで対象範囲が拡大しているようなのです。

NHK関連のネタって、朝ドラ大河を除くと正直PVはほぼ取れないんです。本来、大手出版社・新聞社は「NHK何やってんだボケ!」、「半強制のNHK受信料制度はおかしい」と論陣を張るべきところ(社是としている会社もあります)、出版不況でカネにもならないNHK問題に時間もコストも掛けられない、という状況です。

メディア工作を通じて不祥事などが広がることを避けたいNHKと、手軽に集客できるテレビネタが欲しい媒体との利害が一致して、NHKのメディア工作が一定程度ワークしていると言えます。

私は、NHKメディア工作を行うこと自体、末期的でおかしいと思っています。NHKのような準権力に対して批判や監視の目が無いということは、公金(受信料)の不適切な使用や職員によるNHKの私物化を許すのみならず、巡り巡って我々の知る権利を脅かすことにもなるのです。

ニュースウオッチ9の捏造報道も、報道局の不正経理も、その他の不祥事も、日々の放送での誤りも、「見られている」という意識がNHK職員に欠如しているから起きるとも言えます。

私としては引き続き、NHKに対しての監視を通して正常化を促せるように活動していくつもりです。

NHKが23年ぶりのベースアップ

私が現代ビジネスさんで「若手の給料が安すぎる」と主張したことも多少は関連しましたかね?春の闘争期間中には妥結しなかった一般職へのベースアップが行われました。

ただこれ、実は、私が現代ビジネスさんに寄稿するより前から、ベースアップが行われる前提で裏では話がまとまっているという情報はありました。

退職理由の主な理由は給料ではない

私が疑問に思ったのは、「若い職員の処遇改善が離職対策につながる」という点です。それは別に無いと思うんですよ。

どちらかと言えば、NHKの凋落を招いた経営層だけが旨い汁を啜って、若い世代に負債を残して逃げようとしている組織文化とか、NHK自体が絶対に事業成長しないという絶望感の方が退職には影響しているでしょうね。

NHKに勤めていても汎用的なスキルが何も身につかないというのもあるかもしれません。今だに映像制作ワークフローはガラパゴスですし、一般企業で活かせる業務はNHK内にはほとんどありません。

なので、離職対策をするとしたら、NHKの組織としてのあり方を根本的に変えないとダメでしょう。まずは、不祥事を餌にして、隠蔽と捏造で出世して高給を得る連中とかは全部排除するところから始めて欲しいものです。次いで、NHKで得られるスキル資産を明確化すること(要は、NHKで働くことは投資対効果が高いと思える状態を作ること)。そのためなら、幾らでも協力しますよ!

【意見】NHKはSNSから完全撤退すべき

ここ最近、SNS投稿のシステムが変わった影響もあってか、NHKの公式アカウントが怪文書のようなPostを乱発しています。

例えば、この首都圏のPost、これだけでは全く内容が理解できません。そもそも、日本語としても破綻しています。報道情報端末の情報から作成しているにしても若干妙です。

この他にも、職員や出演者が放送中や前後に遊んでいるような投稿が多数行われているのですが、これもまた全て受信料なんですよね。

SNSへの投資対効果を明らかにすべき

では、SNS投稿によってNHKはどんな成果を得ているのでしょうか?

まずNHKが公式運用しているアカウントは、ほぼXのみです。Xのアカウントを持っていない限りは、原則として見られません。見られるけれど、非常に不便ですよね。これは、「公平」の原則に反していますから、やればやるほどNHKの存在意義を否定することに繋がります。

また、番組広報とかにも使っていますが、それで視聴率が伸びた事例とかあるんでしょうかね?そもそものステブレや広報番組もそうですけど、やろうがやるまいが視聴率には関係ありません。Xも私が知る限り、視聴率には全く影響しておらず、せいぜい、NHKプラスの再生数が微増するかどうかです。

さらに言えば、X投稿を通じて「NHKはSNSも頑張っているから受信契約をしよう!」と思うような異常者もまずいませんから、受信料をただ食い潰すだけの行為と言うべきでしょう。

「つぶやきデスク」に変わってから今まで以上にミスも増えて、対応のための無駄な人件費が嵩んでいます。

この1年は、NHKのX投稿が、いわゆる「インプレゾンビ」の稼ぎ場になっている実態もあります。

受信料を投じて行われる業務が、海外の反社会的勢力の収益源にも繋がっているとしたら、どうなのでしょうか?

私だったら、1000億円もコスト削減が必要な状況ですから、真っ先にSNSから完全撤退します。だって、無駄どころか有害だってわかっているのに、トータルで年間何十億円も掛かってますよね?

なぜNHKで無駄なSNS業務が膨張しているかといえば、「放送したくない」人たちの食い扶持になっているからですよ。全部カットして、放送そのものにコミットする人材を増やすことが重要だと思います。

【メンバーシップ】NHKの人事・組織に関する噂

ここからはメンバーシップ情報です。最近、NHKでも上層部がわざわざ私のnoteをコピーして回覧していると聞きます。私のメンバーシップ代を受信料から支出しているのって、実際どうなんでしょうかね?

また、私はとやかく言いませんが、課金コンテンツをコピーして回覧するのって法的・倫理的にも問題があると思いますよ。

と、苦言はほどほどにして、最近入ってきた情報です。

人事異動のスケジュールに異変か?

ここから先は

777字

スタンダードサポートプラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

もし宜しければサポート頂けると幸いです。取材費の他、Twitterのプロモーション費などNHK健全化の為の取り組みに活用させて頂きます。