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ハチを安全な生き物にする

ハチ
メジャー昆虫である。

このハチだが皆さんどういう印象を抱いているだろうか
私は危険生物だと捉えている
というのもケツに毒を仕込んだ針を持っているからである。
これに刺されると痛いし毒入れられる。
現状危険な生物なのは間違いない。
しかしこのハチだがそれを除けば愛らしい姿をしており、
気持ち悪いと言われがちな昆虫の中では
比較的キモさもない。
もし安全になれば、昆虫の中でも屈指の
人気生物になるだろうと考える。

ところが上述したように危険であることから
今の時点では飛ぶだけが取り柄のバッタとかに
人気の点で負けているのが現実だろう。
何とか安全な生き物にすることで、人気にさせてやりたい。
そのためにすべきことを考える。

ここで改めてハチのスペックを見てみよう
・小さい
・丸い
・黄色い
・アホ
・ケツ尖ってる
・蜜集めを生業とする
・ポケモンがスピアーとビークイン

弱く見える
恐れる必要のないスペックである。

上述した要素の中でハチを危険たらしめているのは
ケツ尖ってるアホが同居していることだろうと考える。
理性ある毒トゲ持ちならどれほどよかっただろうか。
アホなのが問題である。
ハッキリ言ってあえてハチに対して危害を加えようなどと
考える人間はそういない。
しかしアホ昆虫は少し近づいただけで
自分の身に危機が訪れたと勘違いし、チクチク刺そうとしてくる
しかも黒い服を着ていると狙われやすいという理不尽すぎる傾向もある。
黒い服を着ている奴を全員ヤクザかなにかと思っているのだろうか。
それに加え
目的も特にないのにちょろちょろ飛びすぎである。
じっとしてるほうが楽だろうにそれに気が付いていないのである。
つまるところ完全にアホである。

何かあったときのために毒の棘を常備するのは全然理解できるし
そこを何とかするのは難しい。
そのためハチを安全な生き物にするには
アホを何とかするアプローチが必要だという答えにたどり着いた。
それについて考察する。

まず何が危険で何が安全なのかを理解させる必要がある。

これはやはり運転免許の取得が効果的だろう。
全然ATで問題はない。
免許を取って以降は自転車に乗る際でも
カーブミラーを見るようになったという人は多いのではないだろうか。
免許を取得すると日常の当たり前の中で
何が危険で何が安全なのか理解できる。
考えてみてほしい。
免許を持っているのに人が近づいただけで危険と感じ、
ケツの棘を向けて襲い掛かってくる大人がいるはずがない。
理性の獲得のための免許取得ということで、
教習所側はかなり手を焼くだろうが
何とか頑張ってほしい。

もう少し大きくなるのも一つの手である。
小さいゆえに得体が知れないという認識を
持ちかねないからである。
160cmくらいにするのが適当である。
160cmくらいで怖いものを想像してみてほしい。
多分ないはずである。
自然界で怖い生物となると大きすぎるか小さすぎるかの
二択であり、
程よい大きさの生き物というのがいない。
つまりこのくらいのサイズならあまり怖くないだろう。

それに伴って羽も取ろか!
いらんでしょあんなん
160cmやったらそれなりに体重も増えてるから
もうどうせ飛べへんし!
もっとまっとうに生きてみよう!

結果として
身長160cmで運転免許持ってる謎の黄色い珍獣が誕生することになった。
元の愛らしいフォルムは失われているだろうし、
このサイズに合わせた巣を所狭しと作り大繁殖するため、
別の問題が発生しそうだが、
理性的になっているが故に安全なので問題ないだろう。
黒いものを見るとなんかあわあわしだすが、
それも特に気にする必要はない。
安全な愛され昆虫になったと言えるだろう。
春の新しいアイドルの誕生である。

運動クラブ 研究チーム


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