身の回りにはやたらと長いこと存在している物がある 物心ついた時からそこに存在し 気づけが数十年の付き合いになってしまっている 愛着のあるもの、ないものの違いは何だろうか その物がもつストーリー性だろうか 自分の生きてきた流れと何かが重なるのだろうか 自分が工業デザインを立てていくのであれば 自分と物とは切り離せぬ縁にあり 思考の中で避けては通れない存在である ふと自分の周りにある物たちに目を向け 物のストーリーを重ねていけたらと思う