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友達が欲しい精神障がいの方にも、読んで欲しい 『コミュ障のための面接戦略』

 『コミュ障のための面接戦略』は、著者の曽和利光#さんは、新卒の方の就活対策向けに、書かれた本なのですが、ココロの病気の45歳の「コミュ障」の私も「人と上手く接するには、具体的に、どうすれば良いか」が、分かる本でした。

 曽和さんご自身が、心理学を学んでいらして、著書の中で、曽和さん、ご自身、今もコミュ障?と仰ってるだけあり、本当に困ってる「コミュ障の私」に届く本でした。本の中に「袋綴じ部分」があるのですが、そこに書かれている面接術=コミュニケーション術が、具体的で、私も実践できるなと、思うものでした。「袋綴じ部分」が、特にオススメです。青山ブックセンターのブックトークで、お話してくださった曽和さんは、話の仕方が、スマートで「コミュ障」には、全く見えませんでしたが、、、

 私のコミュ障の症状は、相手の様子を窺わないで、一方的に話す「コミュ障」ですが、そう言う人も、どのように人と接して行けば良いか、具体的に書いています。



達成意欲と活動意欲について(P66〜67)

 「小さい事で喜べる」これ仕事をするにおいて大切だなぁと。私が鬱になって、仕事が続かない原因は、私は目標が大きく、達成意欲は高くて、活動意欲が低いからだなぁと反省しました。理想は高いので、短距離走をして、鬱になって、会社を辞めてしまっていたのだなぁと振り返りました。現在、主に、障がいを持っている人の為の「職業訓練」や「コミュニケーション」を学習する『就労移行支援事業所』に通所してるのですが、明日からは、スモール&ステップで、活動意欲が続くような職業訓練の学び方を心掛けたいです。

 就活と言うと、私は「凄い人」だけが、採用されると思っていて、障がい者施設でも、凄いプログラムが書ける人も凄いCGを作る人もいて、落ち込んでましたが、正確に入力する事、私が利用してるソフトのIllustratorで、ベジェ曲線を丁寧に描く、コツコツした事なら出来るので、コツコツした事を、シッカリやろうと思えました。

 コミュニケーションについても、明日から、施設で、本に書いてある「コミュニケーション術」を就職に向けて、実践したいです。話し方、聞き方、視線、などなど。知らない、分からないから、私は、挙動不審者でした。

 精神障がいで、コミュニケーションに悩んでいる人にも、是非、読んで欲しい本です。



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