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プロ野球エース分析 西勇輝の魅力は安定感にあり!

プロ野球エース分析!
2020年の開幕投手を分析する第四段!
今回は阪神の西勇輝選手を分析します。
12球団やってるうちにシーズンも半分になってしまう計算!!
ちょっと考えましょう・・・

西勇輝選手のプロフィールはこちら!

ポジション :投手
投打    :右投右打
身長/体重 :181cm/82kg
生年月日  :1990年11月10日
経歴    :菰野高
ドラフト  :2008年ドラフト3位

2009年からオリックスに入団して、2018年より阪神に移籍しています。
関西の球団を渡り歩いている西選手です。
右投のやや横手から投げるのが特徴の投手です。
2009年は3試合の出場だけでしたが、2010年に中継ぎで安定した活躍をしてから2011年には先発ローテーションを確立。
2018年に阪神に移籍し2020年開幕投手となりました。


コンスタントに年間150回投げます

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登板

2010年は18試合で40イニング程度しか投げていませんでしたが、2011年以降120イニング以上投げ、だいたい130~150イニングは投げてくれます。
阪神に来てからは160イニング以上年間にな賀てくれますので、大体コンスタントに6~7回は投げてくれる計算ができる投手です。
安定して6~7回投げてくれますので、リリーフも2~3人で済みます。
これは、長いペナントレースを戦う上では重要な選手です。

FIPと防御率の重なりが多く安定して3点台をキープ

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西投手の防御率とFIPを見ると2015年と2016年は防御率が乱高下していますがFIPと防御率差がないことが特徴です。
そのため、大きく防御率が変動する可能性が低い安定感があるピッチャーといえます。
シーズンをまたいでも安定している投手は大変安心できるでしょう。

K/BBは安定の比率3.00あたりをキープ

K/BBも2を超えており、大体3あたりをキープしております。
奪三振もフォアボール1回の間に3回三振取ってくれるということは、2回に1回くらいしかフォアボールのリスクがないということです。
コントロールも安定している選手です。
急に崩れる可能性も少ない良い選手となります。

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LOBを見ると概ね安定している

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LOBを見ていくと2015年、2016年以外は0.75あたりに推移しています。
2015年はLOBが0.80を超えており、残塁率が多く防御率が低いシーズンとなりました。
しかし、2016年はLOBは0.66と残塁率が低く、ランナーを出すと得点を許してしまう傾向にありました。
そのため、2016年は防御率が高いシーズンでした。
LOBが高い年は次の年に防御率が高くなる可能性が高いという傾向があります。
西選手の2015年、2016年のLOBには典型的な傾向が表れています。
それ以外は安定しているので、シーズン間で大きく防御率がぶれる可能性も低い選手です。
起用する側としては安心して使える選手です。

WHIPから見ると阪神に来てからは安定してエース級

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WHIPを見ると3年目が最も良い指標を示しており1.05をマークしており、2013年、2016年は1.30を超えていますが、1.40の悪い評価となるをぎりぎり踏みとどまっています。
平均WHIPも1.17と1.20未満のエース級条件を満たしているので、開幕投手としてふさわしい投手です。

まとめ

どの指標を見ても、大きな値の変動も少なく、安定した成績を残している選手です。
安定の西勇輝選手!!

今回の分析のコードとデータはここにあります!(有料)

今回の分析のコード(jupyter notebook形式、python)は以下にあります。
※コードは汚いです

西勇輝選手のデータもcsv形式でダウンロードできますので、自分も分析してみたい、データが欲しい人はどうぞ!

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