差異と共通項

酔っ払うと10回に1回くらいめちゃくちゃ真面目な話をする友達がいる。本人に恥ずかしいと言われたことがあるのでここでは名前を伏せる。
その子は今は時代をときめく有名人だけど、5年前は無名だった。
肩書きも不明なのに、たくさんの友達がいた。芸能人や有名な社長とも仲良しだった。
昔からめちゃくちゃ面白かったから、色んな人と仲良くなれるのは天性の才能なんだろうなって思ってたんだけど、
ある日酔っ払ったその子がこんなことを言った。

「だてちーん、仲良くなるにはねえー、差異と共通項だよー。」

「差異と共通項を1:1にすれば、どんな人とも仲良くなれるし狙った相手と付き合えるんだよー。」

差異と共通項…?
最初はまた酔っ払ってるなくらいにしか思わなかったけど、目の前にいるのは友達を作ることに関してトップクラスの実力を持つ友達だ。

ない頭で考えた結果、つまりこう言うことだと思う。

◯差異
良い差→自分より優れてる
良い異→自分と違うけどリスペクト出来る所
悪い差→自分より劣ってる
悪い異→自分と違う嫌な部分

◯共通項
共感出来る部分、ある分野で同じレベルにいる、共通のバックグラウンド、趣味など

この内、悪い差異はなるべく出さないように。
共通してないこともなるべく出さないように。

そして良い差異と良い共通項を程よい割合で相手に与えると、

「同類の人間だけど、尊敬出来るとこも沢山ある奴」

っていう相手にとって最高の理想像が出来上がる。ってことだと思う。

色んな人から好かれる子はすげえロジックを持ってるんだなあって感動した話です。

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