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何でもいいから勝つ、は違うと思う

試合に負けて勝負に勝つという話がある。

勝ち方が分かっている試合でテンプレとしてそのやり方を実行した場合、勝ったとしても何の面白味もない、というと言い過ぎになるんだろうか。

勝ちパターンがあったとして、それを再現したとしてもなんだか勝った気にはならない。悔しくさえ思うかもしれない。

スポーツでもなんでも常勝軍団とか勝ち続けている人にはアンチが多い。
いつも頑張ってるんだけどなかなか勝てないチームが何十年ぶりに優勝するぐらいの方がファンが付きやすい。

プロ野球で言えば読売ジャイアンツと阪神タイガースとか。

このあたりは応援シロとかいう話にもなるんだけど、例えば応援しなくても勝ってしまうところに人は応援に行かない。


そう、勝てばいいってもんじゃない。

松井秀喜氏の高校時代、5打席連続5敬遠はあまりにも有名な話。
高校野球でいくら怪物と呼ばれている選手であったとしても一度も勝負しないというのはどう考えても共感を得ない。

だったら潔く勝負して散ったほうがいい。
そう思う人が多数だと思う。

ただこの話は伝説化しているし、教訓ともなっているのでこの挑戦を決意した監督にしても勇気ある決断だったのかもしれない。


映画公開直後に狙ったかのような非常事態宣言。
どこまでも逆風にさらされる西野亮廣という人。
しかし逆風にさらされたとしても「ヨット理論」で前進してしまう人。

やっぱりこの人の動きからは目が離せない。



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