ファッションについて#12 ~黒の選択~

私たちが生きているこの世界でいったい色はどのくらいあるのだろう。
そして、数多くある色の中から黒を選択するというのはどういうことなのだろう。

私の好きな色の一つが黒だ。ブラック、ノアール。
すべてをかき消してくれそうな強さ、そして同時に併せ持つ儚さ。
私だけだろうか、黒がとても繊細で高い感度を備えている色だと感じるのは。

黒い服を選ぶ時には、まず方向性を決める。
普段着路線かお出かけ路線か。

普段着路線の場合、Tシャツとボトムが黒になることが多い。
Tシャツは専ら古着のミュージックTシャツ、ボトムはディッキーズの874でジャストレングス、これも古着だ。

お出かけ路線の場合は、普段着路線と異なる。
黒は一つのポイントとして、乱用はしない。
Tシャツが黒ならボトムはグレーのスタプレ、そして足元にはバスケットシューズを。
私の場合、黒銀のジョーダンⅤだ。

決め過ぎないようにするのが、お出かけ路線のキモである。

全体を鑑みてバランスをとることを忘れずに。


黒よ、永遠に。

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