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【デザイナー に必要なチカラ】その一

ここでは35歳の誕生日までに脱サラ・フリーランスになることを決意した、グラフィックデザイナーがいろいろなビジネス・副業にチャレンジしながら、奮闘していく様子をリアルにお届けしていければと思っています。

仕事が忙しくなってくると、
大体が深夜作業に及ぶのがデザイン業界の「あるある」です。
制作会社に約10年務めた自分としては、
それはそれはブラッ、、、グレーな時代もありました。

時間調整をしっかりしている、デザイン事務所があったり、
最近では事件をきっかけに広告業界全体の労働時間も見直されて
前よりは改善傾向にありますが、
忙しい時はいまだに朝方までかかることもあります。

そんなデザイナーにとって、大事な要素その一は、
「土俵際の粘り」です。

クライアントへプレゼンまでに、
決まった時間の中で作業しなくてはいけないんですが、
最後の最後まで
「本当にこれでいいかな?」
「もっと詰められることはないかな?」
「どうすればさらにカッコ良くなるかな?」
「これは逆にない方がいいか」
をいかに考えて、粘って粘れるデザイナーが強いです。

最初の企画通りに作って、
バッチリ決まることは
本当に本当に稀です。

企画の本筋は変わらなくとも、
大体は修正、検証、修正、検証、修正、検証で
いいデザインが出来ていきます。

若手や指示待ちのデザイナーがなかなかそこから抜け出せず、
一段階上のステージに行けないのは、
「土俵際の粘り」をどれだけ経験しているか、
だと感じています。

世の中の良い広告・良い作品には
いつも作った方の血と汗と涙の跡が
職業病的に見えてきます。


と、「土俵際の粘り」のない今日のnoteでした。

脱サラ・フリーランスまであと335日

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