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旅するくまさん251「大森貝塚」

くまさん一行は、平和島から大森駅方向に歩きます。到着したのは大森貝塚。実は羽田空港から本来とは逆方向の東京都心方向に大田区を北上。すでに品川区の境界線までくまさん達が歩いていたのは、この大森貝塚に行きたかったからなのです。ここは1877年(明治10年)6月17日に横浜に上陸したアメリカ人の動物学者・エドワード・S・モースが、6月19日に横浜から新橋へ向かう途中、大森駅を過ぎてから直ぐの崖に貝殻が積み重なっているのを列車の窓から発見したのをきっかけに、発掘調査をしてここが縄文時代後期の遺跡と判明したという経緯があります。考古学の事はよくわからないながらも気になりががら実際に貝塚の地に来てモース像を目の当たりにしたくまさん一行。歴史的に重要な意義がある 場所と分かりつつも、冷静に考えてみると、この発見は1877年の事。シーボルトの二男も参加した発掘作業も含め現代からすれば140年位前の話となるという事を考えると、この「発見という結果」その事象自体がもはや歴史的な「遺跡」ではないかと考えてしまったくまさんたちなのでした。
Bears came to Omori station.
Here was "Omori Kaiduka(Shell mound)" that Dr. Morse found in 1877.
It is an archaeological site in the late Jomon period.

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