PastorDavid K

この世を見渡して嘆息しつつ、永遠の希望を語る牧師。

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最近の記事

【現代文明のひずみ】

【現代文明のひずみ】 現代文明において、何事も指数関数的に成長するという特徴がある。技術革新もコンピューターによるAIも、ある時からものすごい速度で世界に普及し、それが世界中の文明を覆うようになる。 日常生活においては、利便性も著しく向上して、1台のスマホ(携帯PC)によって、人間は常にネット接続となり、写真もビデオもクリックするだけ、支払いも、鉄道の切符もすべてが集約されている。 ネット社会になって「ああ、便利になった!」と言いながら、実は、人間の五感、いや第六感まで

    • 陰謀論でもお花畑でもない生き方

      また、わたしたちは神から出た者であり、全世界は悪しき者の配下にあることを、知っている。【ヨハネの第一の手紙 5:19 JA1955】 これは、1955年改訳の新約聖書(口語訳)の言葉です。 私が「全世界」を理解するときの根拠はこの言葉にあります。つまり、今の目に見える世界、国家群というのは、すべからく「悪しき者」の支配下にあると、聖書では、すでに2000年前から指摘されているのです。 ゆえに、世界の王(王家や国家の閣僚)というものは、どんなに崇高な考えを持っていたにして

      • 創世記1章

        神の言葉、聖書の始まりの書 創世記では、天と地という二つの世界が描かれている。 ただし、地は形がなく、闇があり、神の霊が水の表面を覆うとある。 これは、不思議な情景である。 聖書の語る世界の始まりは、進化論の言うような宇宙空間の原始地球とは異なる。 天があり、すでに「地」はあるのだが、水の上に小さな島もなく、水だけの世界であり、そこには太陽も月もないので漆黒の闇であり、ただ神の霊だけがある。 現代の私たちは、ビックバン理論上の宇宙の開闢という物語を刷り込まれていて、1

        • 怒りについて

          先日都内で電車に乗っているときに、新刊本の広告を見ました。それは、いわゆる「怒りのマネジメント」本で、どうやって、「怒り」を抑えるかということのノウハウが書かれているものでした。 その中に、こういうやり方があるそうです。 「あいつは間違っている」のではなく、 「あいつは違っている」と考える。 つまり、「マヌケ=間抜け」の方法です。 「怒り」は、相手が「間違っている」と思うと、ふつふつと湧き出て来ますが、もし、「違っている」と納得するなら、怒りは沸かずに、もしかしたら「

        【現代文明のひずみ】

          暗闇の足音が聞こえる

          私は、2006年から二年ほど香港に住んでいた。当時の香港は活気があり、中国由来の雑然としたダイナミックさと、旧宗主であったイギリスの気高い雰囲気のミックスされた独特の雰囲気があった。香港市内のジャズライブハウスでは、本当の英語の発音で歌う香港人女性シンガーが、実にいい雰囲気を出していたものだ。 しかし、昨今の香港は北京中央政府の監視や行政管理が日に日に高まっていることだろう。この世界の「自由の光」は、確かに狭まってきていることを、遠くにいても感じることができる。 翻ってこ

          暗闇の足音が聞こえる

          マンボウ哀歌

          明日は家内の誕生日なので、家族で、近くのハンバーグレストランで食事ということになりました。大人3人子ども2人の5名で店に入ると、なんと、一つのテーブル席には4人しか座れないと言うのです。それじゃあ、家族なのに3人と2人で分けるの?子どもはどうするのか? 私が思わず「今日は誕生日の祝いなのに、家族で別れて座れって言うの?」というと、奥の3テーブル連続の席に案内してくれました。そこで、無事に5人で食事ができました。(店員さんのご配慮に感謝してます。) 家に帰って調べると、その

          マンボウ哀歌

          神の時間軸

          私がイエスを信じた1980年代後半のアメリカの教会では、終末論が盛んに語られていました。それは、20世紀の終わりを目前にしての、コンピューター2000年問題があり、激動の20世紀から未知の21世紀の移行という大きなイベントを控えていたからです。その時、私が学んだのは、ディスペンセーション神学でした。 ディスペンセーション神学の特徴は、聖書の時代を7つの契約の時代に分けて、今は恵みの時代であり、終末の大患難の直前に本物の教会は「携挙」されると教えるものです。ゆえに、大患難はこ

          神の時間軸

          目を覚ます時

          朝になると目が覚める。 それは、朝日が部屋を照らすからである。 2020年初頭から、日本も世界も偽りの中で闇に包まれている。 この闇の中で人々は圧迫され、その世界に「飼い慣らされて」いる。 しかし、どんなに暗い闇であっても、ろうそく一本の灯の放つ光に勝つことはできない。全体像を照らすまでの力はないかもしれないが、闇は光に打ち勝つことはできない。そして、その小さな灯が連結され増えてゆくなら、部屋全体を照らし、やがて灯台のような強力な光にもなることができる。 闇に慣れた目は

          目を覚ます時

          耳のある者は聞きなさい。

          カナダの病理学者、ロジャー・ホプキンソン医師の力強いメッセージ

          耳のある者は聞きなさい。

          神とは?

          神は全知全能偏在であるという定義がある。 全知とは: すべてを知っているということである。 それは、この世界のすべての出来事、背景、動機、そして、個々の動きをすべて知っており、またあらゆる自然現象、有機物無機物に関わらず、その組成、成分から、最もミクロ、最もマクロの部分まで知っているということである。神の知識が届かないものは何一つ存在しない。この世界は、すべて神の知識の下に存在しているということである。 全能とは: すべてのことができるということである。 ただし、神はやら

          私たちが普通に感じている光とは、太陽の光である。もちろん、部屋の中では蛍光灯やLED照明が発する光もあるが、それらは可視光線であり、本質的には太陽の光と同じである。 このように、普通に考える「光」があるのだが、聖書には、それ以前の光があると記されている。 天地創造第一日目に現された光とは、神が「光あれ」と語って生じた光である。それはまさに、神ご自身が光源である光である。つまり、創造物としての光ではなく、それは、神そのものの顕現でもあった。そして、天地創造においては、第三日

          ライオンと猫(今日的寓話)

          2019年の冬まで、人類は流行りの風邪をひいたら、家で素直に寝て、大汗をかいて、その後、徐々に体力を回復させていた。医者も、「風邪に特効薬はありません。」と、常識を語っていた。 しかしその同じ医者たちが、2020年初頭から現在に至るまで、人々を風邪でもないのに、ホテルに隔離したり、入院したりして、さらに、自動車事故で死んでしまっても、流行り風邪が原因で死亡したと記録するようにもなった。 これを例えで説明するなら、「裏通りにいる野良猫と凶暴なライオン」というものになる。まあ

          ライオンと猫(今日的寓話)

          新しい常識~その1

          現代に生きる日本人にとっての常識は、次のようなものだろう。 宇宙はビックバンから始まって130億年ほど。地球が生まれてからは45億年。人間はアメーバーからサルから進化したもの。世界は常に最先端の科学によって未知の領域へと進んでいるから、科学とはありがたいものだ。西洋医学の進歩によって、どんな病も克服できるだろう。ゆえに、西洋医学ほど頼りになるものはない。お金さえあれば幸せになれる。学校の先生から教わること、テレビニュースで語られる知見は正しい。政府が指導する方向性には従う。

          新しい常識~その1

          洗脳されていない人はいない

          最近見つけたサイトはこれ https://www.youtube.com/channel/UCWq4CAIXwhZ4mVJ2YnotjDg 内容は極めて「真面目」だが、装束が気持ち悪い。でも陰謀論をどのように見るかという点での訓練教材に非常に適している。 私たちの情報源である、ネット情報はすべて一次情報ではなく、2次以下であるから、結局、自分が見たいものを、AIによって「見せられ」それによって、各自が各自の洗脳を進めているのである。ゆえに、自分が偏った考え方をしているこ

          洗脳されていない人はいない

          何を信頼(信仰)しているのか?

          今、この世界は分断されている。 どんな事象を見ても、プロとコンつまり、賛成と反対に分かれる。 そんな社会を俯瞰的に見てみると、以下のことに気が付く。 それは、人々が何に信頼(信仰)しているかである。 たとえば、現代の科学技術を心底「信頼し、信仰している」ならば、原子力発電には賛成のはずである。つまり、原発をどんどん建設して、火力発電をやめてゆけば、夢のようなエネルギー供給が出来るという思想になる。 もちろん、2011年以降、そのような人はかなり減ったと思うが、今でも

          何を信頼(信仰)しているのか?

          今、絶対に読んでおくべき記事の紹介。

          ここまで、リンクを追ってくださった方にシェアします。 以下の記事は必読であると私は考えております。 参考までに、RNA学会のレポートも載せます。どうぞ、両者を比較してみてください。 https://www.rnaj.org/component/k2/item/883-furuichi-29

          今、絶対に読んでおくべき記事の紹介。