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イメコン結果を咀嚼する(色顔骨パリ流PD)

イントロ

イメコン診断の備忘録読むの好きなので、読むの好きな人用に書きました。

黎明(れいめい)・大学院生です。この情報要るかわかんないけど、一応我が身を構成する遺伝のルーツは日本ではないアジア系のMIXです。
注意※このアカウントは生粋のナルシストが運営しています。

正直言うと美容やオシャレそのものは私の目的ではありません。

私は絵を描くんですけど、色塗りが嫌いなんです。
それで色彩や光と影に関する本がいくつか家にあります。
その延長線上にパーソナルカラーがありました。

そして私は類型論が三度の飯と同じくらい大好きで、仮説と検証が大好きで、自分の考えは正しいのか?の答え合わせが大好きで、何よりあんまりオシャレ興味なかったけど分かりやすくバチッと似合うとやっぱり楽しい!
え?てか待って……私ってめっちゃメイク盛り耐性ない?色も鮮やかなのバンバン使える!!楽しい~~~~~~!!!!!!
気付いたら沼っていました。ここどこ?

診断サロン

Salon萠さま(萠さん):顔タイプ・3分割骨格タイプ・ラピス16タイプパーソナルカラー・スペクトルカラー・パリ流ファッションスタイル診断
オウカフルさま(イズミさん):4分割パーソナルカラー&パーソナルデザイン診断
このお二方以前に顔タイプと16TPCは別サロンでも受診しています💝

診断してくださり、ありがとうございました。
失礼かなとは思いつつ、本文ではサロン同士の結果を比較し食い違う部分への言及もしましたが、これはどちらが良いとか悪いとかではありません。

本来なら別々にレポートを書くべきでしょうが、あくまで私という一個人のなかですべてのイメコン結果を適切に統合して自分に落とし込むには両サロンを同時に論じ、なぜ食い違ったのかを詳らかにすることが必須であると考えたためこの形になります。

※本noteはSalon萠さま確認済みです。



結果まとめ

顔:エレガント
骨格:まったりストレート
SC外面:💜❤💗🧡💙💛💚
SC内面:💜(💙❤)💗💚💛🧡 ※()同列
16TPC:1stクールウィンター 2ndクールサマー ※他サロンで1stクリアウィンター 2ndブライトサマー 強いて言えば3rdブライトスプリング
パリ流:MセクシーSロマンティックAドラマティック
PD:春ロマンスファッショナブル


書き切れていないことも多いですが、あんまり詳細に書くと営業妨害なので、私はこうだった!体感と比べるとこう!私はこう思うかな!なぜなら~みたいな話がメインです。
冒頭の通り色彩理論に興味があってここにいるので、特に色についての文量が多くなりました。

骨格タイプ

まったりストレート
自己診断の時点で疑いようのない骨格ストレート。
要素別に見ていくと首はウェーブMIX、シームレスな肋骨はウェーブとのこと。肩にジャケット用の骨はない。骨ストらしいハリはあるが、バリカタではない。くびれが急でウエストマーク必須!

高校時代「黎明さんはさ~骨格ストレートだよね」とクラス内カースト最上位さまから突然言われるくらい見るからに骨格ストレートの上重心です。

顔タイプ

エレガント(度入り眼鏡なし)
アクティブキュート(度入り眼鏡あり)
大人子供中間、直線曲線MIXのマトリクス真ん中だけど目力でエレガントに飛んでいくタイプ。度入り眼鏡だとより遠心顔になるのでアクキュです。

顔タイプは萠さん以前にも一度受けたことがあり同様の理由でエレガントだったのですが、自己診断アクキュのイメコン初心者だったので「要素としては大人子供中間で、直線曲線もMIXで、マトリクスは真ん中……」(お、アクキュ来るかな?)「……ですが、目の印象とPCの結果を踏まえ、結果はエレガントです」「え?エレガント?(真ん中からソフエレ飛び越すことあるの?!)」「はいエレガントです」「あ、あの、じゃあどっち寄りとかはありませんか?」「う~~ん(カルテ見る)いや全部丁度同じくらいで……(困った表情)」「(困惑する私)」みたいな感じになってたんですが、今や目力と厚みのある唇がチャームポイントだと完全に理解しているので堂々と顔エレガントを名乗っていきます。
PD診断時は黒目が大きいともと言われたので、そもそも縦幅あって二重でぱっちりしてるだけじゃなくて黒目も大きいのか?黒目は澄んで明るく、白目は赤ちゃんみたいにうっすら青いらしい。バブ。

友人のトータル診断に同行したときそこの診断士さんに「あなたはアクキュ……?」みたいに確認されたのと、顔タイプ協会の自己診断用チェックを参考にした場合はアクキュだったのと、後述のPD診断において顔由来でキュートアバガリを捨てがたそうにさせてしまったので、顔に凹凸が少ないのもありパッと見におけるアクキュ感はそこそこ強く、涙袋ちゃんと描けばすぐアクキュに寄れます。

でも他のスペック鑑みると着地点は大人テイストになるのと、前髪は5歳以降作ったことがありません。笑
定期的にヘアドネーションしてるからボブみたいな長さの時期あるけどアクキュ寄せでギリなんとかできるものの正直キツい。でもまだ若いからギリなんとか……。

顔タイプは数値上は直線曲線MIXですが、私の顔のパーツの中で特に印象の強いまんまるおめめとぽってりくちびるが「顔が甘い」を主張していることや、暖色が得意なことから、実質的な着地点はパリ流もPDも曲線です。


Salon萠さまでの柄ドレープなど


柄ドレープ、延々とこの柄が似合わない理由を説明され続けてるなと思ったら残ったのが2枚でした。
でもこれらも明暗コントラスト強すぎるので私のベストではない。
あとできればもう少し大きい柄だと嬉しいよね。

眼鏡基本的に似合わなくてビビった。サングラスが一番良い。

アクセはデカいのドン!!って感じ。
ただデカく華やかならなんでもいいってわけではなく、キラキラジャランジャランのビジューに顔が負けて泣いた。くっ……。

パーソナルカラー

過去の診断:16TPCクリア冬ブライト夏 強いて言えば3rdブライト春
Salon萠さま:16TPCクール冬夏、外面SC💜❤💗🧡💙💛💚
オウカフルさま:PDの4分割PC春

細かく話を聞くと一貫性はあるもののタイプ名はごちゃつく結果に。
転生とはあえて言いません。本質は同じだからです。

イエベブルべの初心者向けの説明では「血色や黄みを足したいのがイエベ・引きたいのがブルべ」とされやすいですが、要は私は「黄みは引きたいけど血色は必須!!」というワガママスペックなんですね……。

過去のベストドレープ


Salon萠さまでのベストドレープ


過去のベストドレープがSalon萠さまでのベストドレープに内包されているのが分かりますね。

得意な色相について

まず外面スペクトルカラーから見ていきましょう。

Salon萠さまでの外面スペクトルカラー

クール族でありながら青や緑は下位であり、上位が暖色で固まっており血色感が必須です。
※ベストドレープは広く取ってほしいとお願いしたことと、そもそも高彩度が得意なので青や緑も入ってます。

マンセル色相環を思い浮かべてください。

赤(左):赤みを足す
緑(右):赤みを引く
黄(上):黄みを足す
青(下):黄みを引く

と考えたときに、私のベストは「黄みを引いて赤みを足す」なので赤×青=紫の左下のゾーンが大得意。左下に関しては濁っても薄くても無双です。
黄みも赤みも足す赤×黄=橙は足し過ぎなのでちょっと火照って見えます。

一番嫌なのが血色感を引かれることなので緑がドべ!何も良いことがない。「緑が乗って青髭みたいになってますね」「ほんとだ」「緑のアイシャドウ塗ってないのにアイシャドウが緑に見えますね」「ほんとだ…………」
青は明度が暗いのもあり顔に不要な影も入れてしまうし、私を青ざめさせることができるので、これもあんまり良くない。
黄みは引きたいけど別に青が欲しいわけではない。難儀~!

レッドベースがあればレドベを名乗りたいところです。

ベストオブベストが赤紫なんですが、赤紫ってブルべの赤でありつつイエベの紫という見方もできる色です。
そのため、PC春も流派によってはワンチャンあるんじゃないの~!?って思ってたので、別流派で春も引けて満足。

得意な明度について

中明度で肌が滑らかに見える。
高明度は頬が白抜けし輪郭もぼやける。
低明度では輪郭がシュッとするが口周りに不要な影が入る。

私を見てくださった3人の診断士さまのうち高明度(bright)をベターとされたのが2人、ベストはあくまで低明度(deep)としたのが1人ですが、これは診断環境に由来するものと考えています。

結果クリアウィンター(中高明度)のときは晴れの自然光、Salon萠さまのクール冬夏(中低明度)ではRa97の照明(Ra100で自然光と同等)、オウカフルさまの春(中高明度)では曇りの自然光を用いました。

最も明るく理想的な診断環境は照明を用いているのはSalon萠さまかと思います。
Ra97の照明により夜間・悪天候でも再現性の高い診断が可能です。
他は窓から入ってくる本物の自然光ですが、あくまで室内ですのでそれなりに暗くもなっているわけです。因みにLEDなどだとRa80~90程度です。

そのために、Salon萠さま以外では高明度による頬の白抜けを顔が明るくなり華やいだとポジティブに捉えられ、低明度で影が入りやすい悪影響が必要以上に悪く強調された結果、どちらに振れるかの診断結果が分かれたと推察できます。

面白いのが、SCで下位2位だったイエローで、PD診断時は「今のところこの冬の黄色がベスト……」となる瞬間があったこと。
私は黄色で輪郭が消え頬が白抜けし顔が明るくなるのですが、この「顔が明るくなること、顔に光が入ること」がPD診断時はとにかくポジティブに捉えられています。
でもね、Salon萠さまでは黄色は本当に笑ってしまうくらい酷かったんですよ。
コミュ障人見知りなのもあり私マジでマネキンみたいにじっと黙ってされるがままにドレープ当てられてたんですけど、黄色で顎がビッカビカに光るものだから思わず笑ってしまったんです。
でも、その黄色が、オウカフルさまでは「今のところベスト」になる。
どちらも私の目でも確認してるから間違いないんですけどね。

となると、考えられる主な違いはまずは照明環境です。
他に考えられる要因としては、どうやらイズミさん曰く……

「えっなんかツヤが欲しい頬や顎の高いところが最初から白くツヤがあって、影が欲しいところが最初から暗い……?え??本当はドレープを当てることでその効果があって欲しいのに~🥺ドレープ泣かせ🥺え?でもある……天然のコントゥアリング済(?)」

そう言えばあんまり気にしてなかったんですけど、私は頬下のシェーディング入れるべき部分がなんかピンポイントで肌トーン暗いので、頬はもしかしたら白抜けするというか最初から相対的に白いのかもしれない。
そして萠さんに「イエベカラーだとこの辺が茶色くなります」って言われた額~左頬側面がピンポイントで生まれつき肌トーンが暗い部分!
私が言わなきゃ分からないと思いますが、頬下で境界線がくっきり見えるくらい肌トーンが少し違う部分があります。
捉え方は違えどプロは初対面の人間の顔の色ムラがちゃんと見えてるんですね、すぎょい……。

――で、どう取り入れていくべきか?
高明度で輪郭が膨張するのは気になるならシェーディングでカバーできますし、頬が白抜けするのはチークなどで簡単にカバーできます。
一方で低明度由来の影をコンシーラーでカバーするのは限度があります。結局コンシーラーの上から影は乗るわけですし、対抗してそこだけめちゃくちゃ明るくするのはそもそも立体として不自然だし、私の顔は真顔だとただでさえ口角が下がっているので口周りの影は「なんか機嫌悪そう」さが増す……。

現実はいつもRa100でないので、うっかりすると色は本来より暗く見えている状況下の方が多い(そもそもRa100の天候のもとに降り立ちたくない)わけですが、brightトーンが少し暗く濁るのと、deepトーンが少し暗く濁るのでは、brightトーンを選んでおく方が着地点としてマシと自分では感じています。
実際、私は自己診断時点で高彩度が得意だと気付いていたので、bright~vividを主に、得意色相においてのみdeepも着ているんですが、基本的にはdeepとbrightだとbrightにお世話になることの方が多いです。
というか、PCの存在を知る以前の元々の嗜好では秋冬ディープ希望の暗色好きで、顔エレや性格の影響で暗色は暗色で評判はそれはそれで良いのですが、比較すると明るい方が顔が華やぐと気付いてから避けるようになりました……。

私の結論は、理想的な光環境ではSalon萠さまで提示して頂いた通りvivid~deepがベストオブベストトーンだが、現実にはいつも自然光が真に理想的な状態で私に降り注いでいるわけではないのでbright~vividトーンを選んでおくのが日常的には丸い。

色相を考慮すると、色相環の上側は少し暗くなった途端にオータムっぽさが増し、色相環の下側はその右半分(青~緑)が比較的苦手な色相な上に元々明度が低くパッとしないので、その意味でも明るくしといた方が色相は幅を広げやすそうです。
トップスはそれでいいけど、でも高明度が得意なわけじゃないので透明に光りすぎのビジューには明らかに負けてる。そんな感じ。

美術館デートなどRa97の状況に長時間滞在することが確定している場合やシックにカッコよくキメたい場合はぜひ大人っぽいdeepを着こなしたいですね。

得意な彩度について

高彩度が得意。
中低彩度は目元がぼんやりする。

オウカフルさまでPC春になったのは黄みが欲しいわけじゃないけど中明度高彩度が得意なためです。
ここの流派の冬のドレープに私が求めている高彩度が少なかったため、鮮やかな朱赤やオレンジがあり、SC下位で苦手な青や緑も使いやすい柔らかさになってくれているスプリングに着地。

ウィンターの全当て用のドレープをちらっと見せてもらったところ、私には暗すぎる……!!!!!
ここの4分割の中だったら絶対スプリング。納得のスプリングです。
もうPC説明の段階で、私が苦手そうな雰囲気の緑と青がめちゃくちゃ冬を占めてて鮮やかな赤み色相が少ない~~!得意な紫も冬のは私には青すぎる!これ冬終わったわ……と思いました。


頂いた春カラー手帳も体感として使いやすそうな色が詰まってる。
青ってただでさえ暗い色だけどスプリングのものは少し明るいながらも鮮やかで丁度良い。
私はスプリングメイク(オレンジメイク)したいときは必ず黄緑を着るのですが、黄緑が緑の中ではマシな感じで「せやろ??!?」と思いました。
あくまでベストではないのもの黄緑って要は私にとって「火照らず、青ざめない色」なんですよね。なのでフラットなんです。あとはメイクで華やかにすればOK。

じゃあ冬春ビビやクリア冬ブライト春じゃないのぉ?

と思うところですが、黄みはマ~ジで要らなくて最初の診断士さんに「どうしてもベージュを使いたい場合は~……(ドレープ比べ)……いえ、理由がなければやめましょう。スノーホワイトにしましょう」と言われ、16TPCの診断2回とも冬のレモンイエローすらポイされたこの身は、あくまでクール族。
萠さんにはSC診断が終わった時点で「高彩度が得意そうですね」と言われ、PC診断のまとめで「得意トーンはビビッド……と言いたいところですが」(言いたいところですが?!)「ビビッドの色相環の下側です」(ああ……)となりました。あくまでクール族ではあるんでしょう。

そしてビビッドが得意だけど私の肌はビビッドじゃなきゃ足りない!というわけではない。
ビビ族の方は色が少しでも濁ると得意色相でも顔が一瞬であからさまにくすむと思いますが、そういうわけではないんです。
そりゃ春にしろ冬にしろ基本は清色の方が良いけど、私は得意色相であれば濁色でも綺麗に見えます。黄みの色はくすんだ途端に即オータム行きなので私には厳しいですが、夏のくすみ青みピンクとかは私の味方です。

ただ、目元が華やかだから、それに対応する華やかさが欲しい!それゆえにビビッド!鮮やかさというより、とにかく華やかさが欲しいの!
外面SC(上位💜❤💗)で肌に良い影響しかないピンクよりも顎が赤くなる赤が上位に来たのだって、赤の方が顔の圧に対応できる華やかさがあるから。

それゆえに、「肌色の微妙な変化はまぁともかく、それよりも華やかに!そして血色をくださ~い!」という顔の要求に対して、何かを犠牲にすればスプリングで代替できる場面もあるってだけで、別に春冬ビビではないのです。くっ……。


知人たちをPC診断に強制連行するPC診断見学のセミプロなので(?)、春冬ビビや秋冬ディープの診断に同行したことがあるからこそ、私はイエベブルべ跨るタイプではないのだと分かります。
春冬ビビちゃんは2nd冬ドレープで透明感が増したし、秋冬ディープくんは2nd冬ディープでエレガントさが増した。
あんな、調和ド真ん中を少し外しつつ大得意は抑えてるからこその異なる良さの特別な際立ち方ってのがあんねん。

なので、あくまで自分は赤み必須のブルべ冬夏クールだと思います。
春は、あくまで少し火照ってる人だなぁと自分では感じる。

秋?秋はダメだね秋は……本当にダメ……。

無彩色について

ライトグレー>白・黒>>グレー~ダークグレー。

まず、無彩色は得意ではないです。
あくまで清色が得意なので下手なグレーを使うくらいだったら白や黒が良い。
けど高明度も低明度も苦手なので、ライトグレーくらいが丁度良いです。

というかアイシーグレーが良い。
グレーへの判定はシビアにいきたい。

生地感は絶対モヤモヤしてないやつね!

ゴールドとシルバーについて

ブルべさんがゴールドを得意に感じる場合、主な要因は
①赤み色相が得意である
②金属類が得意な大人スペックである

のどちらかかと思います。私はそのどちらもでした。

イメコン前から自分はゴールドが得意だと信じてやまないのに、初めてのパーソナルカラー診断初手でゴールドドレープがポイされたのを見てめちゃくちゃ動揺しました。
大丈夫かこの診断?え?私ってゴールドであるべきだろ(?)……。

と思いましたが、私はドブルべでありイエローゴールドはあくまで顔が黄色くなってるので別にその時の診断士さんが間違っているわけではありません。
Salon萠さまでは「前回の診断ではシルバーだけでしたか?」「はい(なんで分かるの?!)」「ゴールド使いますよね?ドレープだと黄みは乗りますが……大丈夫ですよ。ゴールドも入れておきますね」と言われ一安心。

赤み色相が得意な場合、同じく温かみのあるイエローゴールドの方が色相も近く相性が良いわけです。
そして私は金属類が得意な大人スペックでもある。

さらに言えば華やかなのも得意。
ブルべ×ゴールドは華やかさMAXですからね。
私がゴールドを身に着けないのは勿体ないと思います。

パリ流・パーソナルデザイン

パリ流:MセクシーSロマンティックAドラマティック
PD:ロマンスファッショナブル

要はどちらも『甘く色っぽく、そして大胆に。』
消え順はどちらも、運動してなさそう→小さいデコラティブは方向性が違う(やろうと思えばなんとかはできそうだけど私がやる必要ない)→ベーシックは足りない→華やかさがまだまだ足りてない→迫力・圧はあるけどあくまで甘さが先に出る!みたいな感じですね。

パリ流

MセクシーSロマンティックAドラマティック
消え順はスポーティ→ナチュラル→クリエイティブ→クラシック→トラディショナル→シック→Sロマンティック→Aドラマティック→エレガント→Mセクシー

Salon萠さまのパリ流はトータル診断の結果を踏まえて絞り込んでいくのですが、私の顔色骨のすべてが「セクシー、いってヨシ!!!!」でシンメトリー以外の得意要素をメインのセクシーだけですべて拾えてしまう結果に。

すべてがセクシーに収束してるから「結局どれになるんだろう?ドキドキ」みたいな緊張感がなかったよね。「なんだよこの出来レース……」と思ってた。
因みに事前予想はMセクシーSシックAドラマティックでした。くっ……。

サブ決めはメインで足りないものを補うのではなく、方向付けと考える感じで、消え順上位の3つと掛け合わせて行いました。

まずセクドラがさすがにマライアキャリーにはなれないということで脱落。くっ……。
私の嗜好なども踏まえつつ熟考して頂いた末、しっとり高貴なセクエレより甘ったるいセクロマということでサブロマンティックに。

そしてアクセントには大きさや迫力の表現としてドラマティックを検討し、内面点数は個性派が1位だったためそのままドラマティックに。

後日頂いた資料はこんな感じです。

Salon萠さまのパリ流資料

自ら孤独を好み強い自立性と創造性とを持ち合わせながらその存在は他者とともにあり己の能力を他者に還元することを厭わない女王様が出てきました。
なんか、うまく言えないんですけど、事前に送った内面アンケートなど諸々をうま~く世界観に落とし込んで短い文章で表現されてて想像越えとかそんなレベルじゃないです。
エグい。えっ……?どういう能力??

萠さんの他者理解へのたゆまぬ努力が強靭な基盤となっていることがひしひしと感じられてなんかもうそこに感動しました。
こうしてはいられない。私も頑張らなくてはいけない。


パーソナルデザイン

春ロマンスファッショナブル
消え順はナチュラル→キュート→グレース→フェミニン→ファッショナブル→ロマンス

パリ流の結果を踏まえて最終の事前本命予想はロマンスファッショナブル、次点はサブなしロマンスでした。
前述の秋冬ディープくんに事前にPDについて雑に説明して私のタイプを予想させたところロマンスでした。正解でしたね。

今までの診断の再確認のようになってしまったので、詳細な記憶はポロポロどころかボロボロ落として帰ってきてるんですが、自身の魅力の本質は完全に理解して帰宅したので許してください。

導入の説明で、「自分ロマンス分かってました!ウッフ~ンって方やファッショナブル分かってました!派手好き!な方がいらっしゃるんですが、はい、とてもお似合いになってますのでこれらも勝手に好きに派手にしてね、どうぞお帰りください、でも面接の時とかはちょっと待ってアフターフォローに来てください」みたいな話をされ、ロマファ予想というかほぼ確信して座ってる私、内心ひやひや。
最終的には「私ロマンスファッショナブル分かってました!ウッフ~~~~~~~~~~~~ン」で帰宅することになったので本当にあの……はい。

まず自分でナチュラルを消す。部屋着やでこんなん。すんなり通る。

次はとりあえずキュート。

イズミさん「え~🥺でも……キュートアバガリ~~🥺」

気持ちは分かります。
顔アクキュも近いし着ようと思えばアバガリならまだ着られると思います。でも小さい変化とか小さいのがいっぱいのデコラティブは私の方向性ではない。

「……うん、顔が可愛いけど、キュートなのは顔が可愛いだけね。精神面もキュートって感じじゃない。私たち(イズミさん&同席者さん)これだけ長い時間一緒にいるのに黎明さんにぶりっ子されてない。それに頭を撫でて良いような感じがしない。むしろこちらが撫でてほしい(?)」

という感じで消してもらいました。

ここからはイズミさんが消してくださいました。
次はグレース、そしてフェミニン。このへんは「これなら着れそうだよね?!でもこれはこの部分に華やかさがあるからだね。カジュアル着としてだね」と、要は圧や華やかさが足りてない。
キュートを消すときは熟考されましたがこのへんはさくさく消えました。

「圧はあるけどあくまで甘さが先に来るのでロマンスファッショナブルです!」

はい。なんの異論もございません。ウッフ~~~~ン。

襟ぐりなんかなんぼでも大胆に開けられます。
日本だと抵抗あるけどTPO的にセーフなら谷間ガン出しでもまだまだ全然上品に着こなせると思う。
ファッショナブルはパリ流の時と同様に「あくまで甘く大人っぽくゴージャスなロマンス方向に躊躇わず振り切っていいよ」くらいの意味合いで、シャープなカッコ良さが欲しいわけではありません。

消え順書いておきましたがPDの場合は体感としてもあんまり意味はないですね。
PDって他寄せの概念がなくて、私がグレースを着たらあくまで「グレースの装いをしたPDロマンス」が演出されるだけだし。

メイクアップはここではPC春なので久しぶりのオレンジメイク。

イズミさん「とりあえず盛ってちょ~」

はい。PDの結果が一旦保留になってメイクアップに進んだ同席者さんとイズミさんがメイクの濃さ薄さについて細かく調整してるのを横目に、私は普段通りにメイクを盛り盛りしました。
その後ファッショナブルあるあるエピソードとかを話しながら1時間半延長で終了。


イズミさんの言葉選びが面白いなと思ってイズミさんに会い来たわけですが、本当にずっとお話が面白い……。
ちょっと全然良さを伝えられないんですけど、もう喋り方がオモロい。

最終的に私に頂いたワードも「丁寧なお化粧の様子はまさに王女の風格である」「周りに恐れ多いと思わせるのは、王家に生まれたから致し方なしと思うしかない」「『あなたを緊張させてしまうのは私が高貴だからごめんね』『ああ!今日も目が覚めたら美人顔だった~!ごめ~~ん!』の精神で」てな感じでガチ草。

パリ流では女王様でしたがこちらでは王女になりました。

後日頂いた当日の写真を見て、「え~~私って私腹を肥やしているめちゃくちゃ強敵の黒幕系悪役ジジイ宰相の何不自由なく食べさせてもらい装飾品を買い与えられてきてお兄様が3人いる気の強いワガママ末っ子娘みたいな顔してるな!」と思いました。
どういうこと?

メイクアップ


実は自認が春冬ビビでスプリングメイクにハマってた時期があるのでオウカフルさまのメイクアップで最初に出していただいた春アイシャドウ、所持済み~。ウォーム族向けってくらいオレンジのリップも手元にある。
まずメイク盛り耐性がめちゃくちゃあり暖色が得意なんで、くすまないように気を付けてキラキラさせておけばいけます。

ベストオブベストではないけどそれなりにベスト(?)。
まぁ~比較すると一番バチバチにハマってるベストオブベストだと思うのはブルべの赤紫みのメイクですね。
ベースメイクなしにオレンジメイクするのは抵抗ありますが、赤紫みのメイクはベースメイクなしでもできちゃうし外も行けちゃいますね。
ベストオブベストのカラー使うと顔って勝手に明るく見えてベースメイクしたことになるんですよね。


実用上のコスメ選びとしては「イエベ春大優勝パレット」は許容範囲だけど、「ブルべ冬大優勝パレット」は赤みと明るさが足りなかった途端に顔が沈むなぁこれは無理だなぁと思うことが多い!
あとクール冬夏のコスメ死ぬほど少ない上に気軽に廃盤しやがる。帰ってこい。

オウカフルさまにて、「普段のチークはどれを?」「これです……エクセルのシャイガール、廃盤なんですけどw」「どれどれ……赤!!そう赤よ!どうするのこれが廃盤って、廃盤笑ってる場合じゃないよ(?)」
PDの2週間前に受診したSalon萠さまでチーク必須って言われてそうだよねって思ってチーク探したけどプチプラの良さげなのはなんか全部廃盤してるし勧められたDiorはまた値上げするし、どうしようなほんまに・・・???????
Salon萠さまでクール冬夏として貸して頂いたアイシャドウもリンメルの旧パッケージだったので見た瞬間に廃盤を察知。う~んこんなにわたくしに似合うというのに……。


Salon萠さまの診断はとても客観的かつ具体的で、「ここのこんな要素のためにあなたはこういうものが得意でこういうタイプになる」が基本な上に勤勉で知識量が多く理解の深い診断士さまのため着地点の情報量も非常に多く、「こ、これっぽっちの要素からそれだけの情報量が?!!?!」と毎秒驚けますしどれも納得度が高いです。
なんかもう満足したしこれ以上疑問とかないし……私の嗜好のせいなのか理屈は分かったけど体感的には納得いかないって部分は別に無視して好きにすればいいだけだし……これPD診断までやる必要あるか?と思いながらも、Twitter見ててイズミさんに興味があったため受診。

面白いことに、「私の嗜好のせいなのか理屈は分かったけど体感的には納得いかないって部分」がピンポイントで全部こちらで回収されました。そして理屈もおおよそ見当がつきました。

具体的に言うと、Salon萠さまからアドバイス頂いた「アイラインは黒のリキッドでOK」「ベースはセミマット」「ハイライトよりもシェーディング」の部分。
私は試行錯誤の末「アイラインはカシス色のペンシル」「ベースはツヤ!!全顔MACライトスカぺードでも全然耐えてる」「セミツヤ分類のはずのパウダーもマットに感じて仕方がない。ハイライトないと絶ッッ対足りない、ベースメイク完成しない」と確信を持っていたし、なんならPCに本格的に興味を持ちだしたのもマットベースよりツヤベースの方がバチバチにハマっていることに感動したから。
あの感動をきっかけにここにるのに「あれ~?でもまぁ理屈はしっかりしてるしな……とりあえず信じて試してみるか」と思いながら帰宅しました。

オウカフルさまでは、アイラインに関して「茶色のパウダーでアイライン引いてみてもらったけど足りないね……ボヤッとしてる……でもPDロマンスだから黒のリキッドでクロォ~!!ってしたくない。いつも何使ってるの?ちょっとそれで書いてみて」と言われ、持参したオペラアイカラーペンシルのカシスを召喚し、これでOKをもらう。
まぁ黒のリキッドアイラインも似合うと思いますが、私は冬だけど白も黒もベストではなく明暗コントラストMAXが苦手とSalon萠さまから言われているので、その意味でも明るい肌にパキッとした黒のアイラインは馴染み切らないのかなと思います。

ハイライトやツヤに関して、そもそもSalon萠さまではネガティブフィードバックだった高明度での頬の白抜けがオウカフルさまでは顔が明るくなるということでポジティブフィードバックであり、「(同席者さんも)今日のふたりとも明清色得意だからハイライトないと足りないね。はやくハイライト乗せさせたい、部屋が暗いのも嫌~!(照明を明るくする)」って感じで、私はいつも通り好きなだけハイライト乗せました。
因みに使用したのはMACダブルクリームです。

これに関しては前述の通り、Salon萠さまでは照明環境が理想的すぎることと現実とのギャップが主な乖離の原因だと考えています。
Ra100の環境に出ていったらさすがに顔面ギラギラすぎるかもしれん。すまん。
でもハイライトなしセミマットは顔がのっぺりして、本当に違う……。ハイライト入れたら許容範囲。

あとセミマットを勧められた由来の「骨格ストレートで肌にハリがあること」も骨スト並みのハリはあれどその中でも特別にめちゃくちゃ硬いってタイプではないことや、また目元が華やかで瞳も明るく光がよく入るので頬も光を入れて華やかにした方がバランスが取れそうなことや、顔の凹凸が少ないのでシェーディングよりハイライトを入れて立体感を出したいことなどが理由ではないかと仮説を立てています。


終わり


言われるまでもなく、「よく分かんないけど今日も私って美しいな……落ち込んでたけど鏡見たら元気が出てきた。美しすぎて(自己肯定感エベレスト)」と思って毎日生きてるけど、イメコンのおかげでどう美しいのか分かって良かったです(粉蜜柑)
骨格はまごうことなきストレート、顔タイプは可愛さもあるエレガント、色は赤み命の中明度ドブルべで、甘く色っぽく大胆に華やかに!


初めてのパーソナルカラー診断で紫ドレープで素人目にも顔が見違えるくらい華やかになった理由、赤ドレープは強すぎるものの得意そうに見えた理由、高彩度得意に感じて調子乗ってオレンジ着て自撮りしたら顔がほってほてになったのでさすがに控えるようになった理由、昔は好きだったのに似合うを意識するようになったら青や緑にときめきにくくなった理由、ハイライトが欲しい理由、チークが欲しい気がする理由、なんか知らんけど怖がられてしまう理由、冬な気がするけど冬ド真ん中コスメは外しがちで黒リキッドアイラインもハマりきれてないと感じて春コスメの方が結局使いやすいことが多い理由、Ýシャツが苦手な気がする理由、首元開けたい理由、手首マークした方が良い理由、ウエストマークしたい理由、前髪の分け目がド真ん中な理由、アクセサリーいくらでもデカくして良い気がする理由などその他諸々納得ができ、自分に関してはかなり理解できたかと思います。

もう服選びやコスメ選びで全く迷える気がしません。
正直骨格診断とかね、私って絶対骨ストだし受けなくてええやろと思ってたんですが、Salon萠さまでは些細な情報からの隙のない見事な論理展開と落とし込み方が半端なくて、逆にどうしたらここから迷子になれるんだろう?っていうくらい。

逆に(?)、パーソナルデザイン診断って、もちろん受診者の各要素を見ているんですけど、数値で具体的に見てどこがどうだからどうというよりも、主観的かつ直観的に抱く「こうあってほしい、こうしててほしい」という偏見が先んじて「だから、こんなメイクや装いでいてほしい」というところが面白い診断だと思います。
ざっくりした傾向の話として、例えばロマンスなら胸が大きい人が多い~みたいなのがありますけど、あくまで胸の大きさは絶対的な根拠にならずもっと抽象的にざっくり雰囲気を見てる。
先に雰囲気を見て、じゃあそれがどこから来るのかな?を根拠としてフィードバックしている。

「あなたは肩幅が頭2個分よりもあるので背が高く見られやすいです」ではなく、「身長いくつ?え~嘘ォ~?!もっとあると思った!ふむふむなるほどね……」なのがPD診断。

人によっては理論がガバいと感じることもあると思いますが、結局のところ、他者に偏見を抱くときって細かい要素を明確に意識してその偏見を抱くわけではなく、細かい要素を無意識に取り入れながらなんとなくそう思うものであり、人の装いを評価するのって自分にしろ他人にしろ誰かの主観なので、これくらいの抽象主観から見る視点も重要だろうと思います。


余談ですがイメコンにおける転生という言葉は良くないと思いますね。
自分の目でも見てプロの話に耳を傾けていれば本質は同等であり私は常に私であると分かります。
それが分かっていないと、「え~私って冬じゃなくて春だったんだ!じゃあ前のは誤診?!お金払ったのに最悪~!とりあえず髪染めなくちゃ!」みたいな振り回され方をしてしまうわけです。

違う違う違う、あなたの魅力があって、それをタイプ論で説明するとこのあたりに分類されるよってだけで、あなたがタイプ論に寄せていく必要はないのよ~。
タイプ名は情報収集の際に共通言語として便利に機能するだけのものなのよ~。ね~?泣

三度の飯と同じくらい類型論が大好きなので類型論リテラシーが低く振り回されている人を見るとキーーッ!!となってしまいます。
話が逸れました。


診断してくださったプロの皆様、読んでくださった皆様、ここまでありがとうございました。


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