滑り芸の難しさ

一時期ますだおかだの岡田さんやアンジャッシュの児嶋さんが有名どこだが滑り芸が流行った。そこから一歩先に進み、なんか俺が滑ってるみたいになってない?みたいな返しも生まれて滑ることも芸として面白くなるし、それを綺麗に返せるものさえできたというのは本当に衝撃的だった。

今回新店舗のスタッフになって只今開店に向けてひたすら準備をしてる真っ最中だ。かなり大型な店舗になる故スタッフ数も50人近いわけで、一応自己紹介なるイベントが発生した。自己紹介はしても良いと思うが、1人1分としても50分はかかる。個人的に名前とよろしくお願いしますくらいでサクサク行けばいいなと思った。だがトップバッターの店長からもう3分以上スピーチし出してコイツ…って思った。M-1の審査員然りだが最初の人が基準になる。おいおいおい…。自分のこれまで異動してきた部署を全て話出身趣味おいおいおい…。

その中に爪痕を残そうとする者もいた。大谷翔平と同い年同じ誕生日です!!って言い始めた。新潟県出身で新潟県民飲み会開きましょう!!と続く。ここはサークルの新歓なのか。若干滑ってる。周りもおおー…みたいな空気。滑り芸とは滑ることが芸なのだから、滑らない前提で話すとただの滑った事実が残る。直感でこの人とは仲良くなれないなと思った。僕がアメリカ人だったら、ガーバッハ!こりゃ特大なホームランだぜ!ビーアンビシャス!くらいに言えたかもしれないが。
その人はうっちーと呼ばれている。なるべく近寄らないようにしよう。

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