セフレに彼女ができた話④

このnoteはセフレ(通称つごかん)に彼女ができて縁を切った後の気持ちを書き起こして整理することで次に進もうとしている私のただの体験談垂れ流し投稿です。

セフレなのに優しくしてくれて、本気なのかもと思わせるようなことを言ってくるつごかん。
最初の方はむしろちょっとだるいなっていう時もあった私ですが、
だんだんと自分から会いたいと連絡を取ったりもするようになりました。

彼は訳があって大学の友達が全くいなくて、同じ職場の人とばかり遊んでいました。
彼よりも自分の方がコミュニティが広いこと、基本的に彼が私の予定に合わせる形になっていたことなどから、なんとなく心に余裕があったのですが、
一度私から連絡を取った時に、彼が職場の人が家に来るからと言われて断られたことがありました。
その時に私は精神安定剤として、全然使わなくてアンインストールしていたマッチングアプリをいれました。

そうこうしながらも、私は彼のはっきりしない態度に飽きてきて、
そろそろはっきりさせよう、もう彼がその気じゃないなら、
セフレ関係も全部やめよう、と思うようになりました。

そのタイミングと見事に同じタイミングで、彼がそっけなくなりました。
決まっていた予定も適当な理由をつけて全てキャンセルされました。
2人で出かける予定だった予定も、他の同期を誘おう、と急に言ってきました。

絶対何かあるな、と思い、3つ目ぐらいのドタキャンの時に彼に聞きました。
すると、「ごめん、好きな人ができた」というLINEが届きました。

私は、彼のことが好きではないし彼もきっとそうと思っていましたが、
でも心のどこかで、もしかしたら彼の私への気持ちが本気で、私のことを幸せにしてくれるのかもしれない、それだったら一旦価値観の違いとか置いておいて、付き合ってみるのもありかも、と思っていたのです。

なので、
「好きな人ができた」
この文字を見た時、時が止まりました。

そして、滝のような涙が出てきました。

しかし、この彼の「好きな人」には当時、別の彼氏がいたのです。
私は、脈無しじゃん。と思いました。

脈無しの相手を好きになった段階で私との縁を切ろうとしているのだとしたら、「いい人だな。」と思いました。

しかし、一つ引っかかることがありました。
「一緒に(引っ越し先に)来る?」
繰り返し彼から発せられたこの言葉は、一体なんだったのだろう。

この謎を解明しないと、私は2日後に控えているつごかん含めた同期とのお出かけに笑顔で挑めないと思いました。

なので私は、好きな人ができたと告げられた次の日、彼と直接話すことにこじつけました。
そして、最後に聞きたかったこの質問をしました。

「どうして何回も、一緒に来る?って言ったの?」

彼からの答えは-----------
「え、ごめん何も考えてなかった。」

また時が止まりました。

泣き出す私を見て彼は、
「俺のことをそういう風に思ってるなんて全く思ってなかった。」
そう言いました。

むかついたので私は、「いや好きとかではない、ただ結局私はそちら側の女の子にはなれないんだなと思って悲しくなっただけ」と言ってやりました。

彼は、すごく恋愛体質で、すぐ人を好きになります。
めちゃめちゃ遊んでるというわけではないけど(セフレができたのも初めてと言っていた)、経験もそれなりにあると思います。
恋愛体質の人は、そんな冗談も簡単に言ってしまうのね、、と思いました。
だから恋愛チャンスがたくさん降ってくるのね、、なるほど、、と思いました。

もうこうなったら仕方がないので、めっちゃ号泣して相手には色々言いましたが、最後には「後悔はしてない。今までありがとう。付き合えたら教えてね」、と言って、バイバイしました。
彼は、「そうやって優しいの良くないよ」とか意味の分からないことを言っていました。今でもあの言葉の意味が全く分かりません。意図的じゃなかったとしてもこちらをその気にさせて、良くないのはそちらでしょう。謎です。まあ、何も考えてないんでしょうね。知らんけど。

そしてその次の日、同期数名でお出かけしました。
あまり話せないかも、と思っていたのに、むしろ私が一番喋るやん、
ぐらい元気に場を回していました。

あれ?元気じゃないですか。なんかすっきりしてるやん。

そう思いましたよね。

本当の地獄はここからです。
その話は次の記事で話しましょう。



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