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なぜ整体師がマルシェを企画するのか①

思うところあり、今週から毎週更新を再開しようと思います。
読んだ人に何かしらプラスが生まれる記事を書いていきたいと思います。
よろしくお願いします。

先日、さいたま市与野にある路地裏ガレージマーケットにて「夢みるめぐるマルシェ」というイベントを企画しました。

チラシ


路地裏ガレージマーケットには毎月出店させていただいており、不定期で色々なイベント主催もさせていただいていますが、めぐりやとしての企画は初めてでした。
午前・午後とオオタヴィン監督の「夢みる小学校」という映画を上映し、60人以上の方にお越しいただきました。
昼には私も関わる「さいたまこども選挙ワークショップ」を開催。
※こども選挙についてはぜひホームページをご覧ください!

「身近なおとなにこどもの声を届けよう」と題して親や学校の先生に手紙を書くワークをしました。
1日を通してとてもお奥の学びがありました。


「夢みる小学校」ではこどもファーストな学校のドキュメンタリーなんですが、その中の1つに「体験」が中心の小学校がありました。

夢みる小学校

「おいしいものをつくる」「工作する」「歴史を学ぶ」といったテーマから自由に選んで体験をする。
「おいしいもの〜」では麺をテーマにそばの実を畑に撒くところから始め、育った実でそばを打ち食べる。
おいしくできない→どうしたらおいしく作れるだろう、という疑問が湧き、本で調べたりお店に聞きに行ったりするわけです。
そうすると計量に算数が必要になり、畑では理科が必要になり、そばの歴史に興味が湧く。
その興味に沿って学びを深める…という授業でした。
これこそが勉強だよな…と心底思いました。
本来のこどもたちは好奇心でいっぱい。
それを失わせているのは大人たちなんだと思いました。
そして好奇心いっぱいで自由に過ごした子どもたちは学業の成績も良いそうです。

ヴィン監督は「どの学校もこうなったらいい、と思って映画を作ったわけではない」と語ります。
「学校よりも一人ひとりの大人が大事」なんだと。
心から共感しました。
学校が、先生が、政治が、世の中が…。
結局何かに責任転嫁しているうちは大きな変化は望めない。
一番大事なことは「自分が変わること」。
そんなメッセージを受け取りました。

とある校長先生が言います。
「『自分の学校がイヤなんですけどどうすればいいですか?』と若い教員によく聞かれるけど『早く校長になりなさい』って答えてます。校長にはかなり権限があるんですよ」と。
やりたいことがあるならできるようなポジションに立てばいい。
この言葉からかなりヒントをもらいました。

本当に素敵な映画でした。
ぜひお近くで上映会がありましたら行ってみてください。
https://www.mahoroba-mirai.com/schedule/school/

無ければ自分で上映会をすることをオススメします。
けっこうカンタンにできますよ。
(メッセージをいただければサポートします)

次回はこども選挙ワークショップのお話となぜ整体師がマルシェを企画するのか…について書きます。
おたのしみに。

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